【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月4日 13 粗野な男と重厚な紳士の分岐点 A712
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
コロナが5類に分類変更されてから、セミナーもオンサイトで開催するところが増えてきました。
経営者・管理職の集まりに時々招かれますが、そこで、このような話をしました。
■ 13 粗野な男と重厚な紳士の分岐点 A712
「ぼろは着てても心は錦」という歌があります。
確かに、人は外見だけではわからないものです。外見だけで、「よい人」という審判が下されるのであれば、どんなに素晴らしい人でも、お金持ちには勝てないことになります。
では、同じ人が、粗野な態度をとった場合と、落ち着きのある、重厚感溢れる立ち振る舞いをするときでは、どちらの印象がよいでしょうか。
少々、落差の大きい比較ですが、現実には、人の立ち居振る舞いは、それほど大きく異なるわけではありません。ちょっとした仕草で、好印象を与えることもあり、悪い第一印象になってしまうこともあります。
たとえば、応接室に招じ入れられ、ソファーにどっかと座るより、ゆったりと座るのでは、印象は全然異なります。。
ソファーの前に置かれているサイドテーブルの端に少し手をかけたり、座面に掌をゆったりとした動作でおいてから座ったりするだけで、優雅さを演出することができます。
それには、腹筋を平素から鍛えておく必要があります。座っている場合も、背筋を伸ばした姿勢でいますと、見ていて気持ちがよいです。それには、背筋が鍛えられていませんと、すぐに崩れてしまいます。
コーヒーが出されたら、ほほえみ、軽く会釈をしながら、謝辞を発するだけで、給仕して下さった方の印象は大きく異なります。それどころか、謝辞によっては、その方のモチベーションアップにつながるかもしれません。
砂糖やクリームを入れ、それをかき混ぜながら、会話をするのではなく、ゆったりとかき混ぜ、とくに最後にスプーンを上げるときは、意識してゆっくりと行います。そして、スプーンをカップの向こう側に起きます。
カップの取っ手が、イギリス皇室のルールに従って左側にあるときには、そこに指を当ててカップの向こう側にしながら回して、取っ手を右側にします。この時に、指がだらしなく開いていないことが肝要です。
この動作だけで、マナーを心得た人であるということを無言のうちに示せます。
動作の最後は、特にゆっくりと行いますと、美しい動作に見えます。
この間、数十秒足らずでしょうから、話は、それから続けます。けっして、この様な動作を,話しながら行わないようにします。
私は、たったこれだけのことに注意をしているだけで、「あの先生は、紳士ですね」と言われることが多いようです。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【今日は何の日】 12月5日 「東京駅」という駅名が決まった日 バミューダトライアングルの日 生類憐れみの令
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ 外部ブレインを使いこなせない社長は引退せよ c04
技術革新は、ICT(IT)分野に限らず、あらゆる分野で行われています。
それも革新のスピードはますます速くなってきています。
その波に巧みに乗って成長している企業を見ますと、その視点の素晴らしさに感嘆します。
しかし、そのような企業は一握りに過ぎません。
多くの中小企業経営者・管理職とお話していますと、旧態依然としている人が多いのです。
「井の中の蛙」という言葉がありますが、企業内だけを見ている「内向き」な状態にいるようです。
一人の人間では限界があります。
社内だけの人材では充分に対応しきれません。
たとえ有能な人材がいても、人間関係の難しさから、その人の力が充分に発揮されていないために機会損失を起こしてしまっていることも多々あります。
外から風を入れてみましょう。
風を入れることは、投資をしただけの価値があります。
投資対効果の見合う風を入れることが契機となり、企業は、井の中の蛙ではいられなくなり、大きくジャンプすることができる可能性が出てきます。
あなたの会社も、外からあなたの会社に即した風を入れてみませんか?
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
◆【経営コンサルタントの独り言】 外部ブレインを使いこなせない社長は引退せよ c04
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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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