経営コンサルタントへの道

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◆【経営コンサルタントの独り言】 「3共」って何だろう??? c26

2023-12-26 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言12

 

  【経営コンサルタントの独り言】 「3共」って何だろう??? c26

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 「3共」って何だろう??? c26

 

 製薬会社のことではありません。
 共産主義賛同者というわけでもありません。

 経営士資格取得をしているコンサルタントなら、知らない方がおかしいくらい、そこではあたり前のことです。
 経営の高度化・専門化が進んで来ている今日、ひとりのコンサルタントだけでは、優れた支援サービス提供はできません。

 中小企業診断士や税理士をはじめとした士業・専門業の先生方の「異業種交流組織」としての活動理念です。
 「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という三銃士の名言があります。
 毛利元就の「三本の矢」という逸話があります。
 それとはちょっと異なりますが、複数の専門家が集まると大きな力となります。

 3共は、大きな力を作るための思想ですし、行動指針でもあります。

 

(特)日本経営士協会のサイトを見ると「3共」とか「共業・共用・共育」という言葉が出てきます。

 同協会には、質の高い会員が、「共育」と言って相互研鑚し、「共業」と言って相互に強みを発揮できる協同業務を行っています。そこで蓄積された協会の共有財産を皆で使えるように「共用」を大切にしています。

 定期的に研究会や研修会を開催するだけではなく、メーリングリスト(インターネットを使ったグループ活動)を通じても共育と共業をしています。また、当協会にコンサルティングや講師依頼などがありますと、それを会員に紹介し、これらを通じて質の高い業務遂行を行っています。

 当協会では、経営コンサルタントだけが集まっているのではなく、これから経営コンサルタントを目指そう、経営コンサルタント的視点で経営を行おうという人たちにも仲間になって欲しいと考えていて、一般会員という制度も作っています。

 一方で、資格会員である経営士という実力を有する人たちの集まりである当協会においては、協会が会員に何かをしてやるというより、会員が協会で何ができるかがポイントと考えています。かつて、ケネディ大統領が「国が国民に何かをするというより、国民がアメリカ合衆国に対して何をすることができるかが重要だ」という言葉を思い出しました。別の言葉で言うと「会員の皆様にも汗を流していただきながら、会員とともに協会を育てていくという考えが浸透しているから「共業・共用・共育」が可能なのです。

ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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【経営コンサルタントのお勧め図書】アニマルスピリッツを持とう CFO思考 2312

2023-12-26 13:33:53 | 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】アニマルスピリッツを持とう CFO思考 2312

経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

 

 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。

 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。

 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。

本

■    今日のおすすめ

『日本企業最大の欠落とその処方箋「SFO思考」』

                    (徳成旨亮著 ダイヤモンド社)

本

■ 「CFO思考」は非上場企業の経理・財務部門にも有益です(はじめに)

 紹介本の書名「CFO(Chief Financial Officer:最高財務責任者)思考」から何をイメージされますか。『「CFO」は上場会社の役職。非上場の我が社には関係ない。』でしょうか。
 そこで今日は、そのような一般的な考えを横に置いておいて、『非上場企業にも役立つ「CFO思考」』について考えてみたいと思います。
 私事になりますが、メガバンクの支店長⇒上場企業のCFO⇒メガバンク関係会社社長(非上場会社CEO)のキャリアをベースに紹介本を読み、「CFO思考」は非上場会社に於いても有益と痛感しました。つまり、CFOの知見が有ったが故に、非上場企業の社長としての、ガバナンス・企業価値向上などの責任を全う出来たと思います。
 著者は、上場企業における体験を通じ、CEOのビジネスパートナー(諫言も含め)としてのCFOの役割の重要性を説いていますが、非上場企業に於いてもCEOをサポートするCFOの役割は重要です。CFOが『経理・税務・財務に止まる「“金庫番思考”のCFO」』を脱却し、『CEOをサポートする「“企業成長をもたらすCFO思考”のCFO」』になることで企業の成長が促進されるのです。
 著者は、「上場企業に求められるCFO」について記していますが、著者の主張を非上場企業向けに読み直し、『非上場企業版「CFO思考」』について考えてみたいと思います。
 それでは、次項で『非上場企業に有益な『非上場企業版「CFO思考」』について触れてみたいと思います。

本

■ 非上場企業に有益な『非上場企業版「CFO思考」』とは

【アニマルスピリッツを持とう】
 著者は、海外投資家から繰り返し投げかけられたフレーズを紹介しています。『日本人・日本企業・日本経済には「アニマルスピリッツ」はないのか?』です。
 この「アニマルスピリッツ」は、ジョン・メイナード・ケインズが、「雇用、利子および貨幣の一般理論」の中で言及した言葉で、その意味は「実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱意」です(著者要約)。
 海外投資家の上記フレーズの言わんとすることは、次のことです。『日本の世界競争力(IMD2023〈注〉)のランキングが1980年の1位から2023年の35位まで下落し続けてる要因は、日本人・日本企業・日本経済に「アニマルスピリッツ」が無くなったからだ』。
〈注〉「IMD世界競争力ランキング2023」(下記URLを参照ください)

 

 

 著者は、日本企業最大の「欠落」は、『アニマルスピリッツ』の欠如であり、その症状の「処方箋」は『責任領域にアニマルスピリッツを持って走り回り、企業価値向上と企業成長の成果を上げる「CFO思考」』であると主張します。
 『アニマルスピリッツ』は、『人生・仕事の結果=考え方(「‟まねび”;真似を通じた学び」でもOK)×熱意×能力(実行力)~稲盛和夫~』の“熱意”を魂のレベルで持つこと、と言い換えることが出来ます。
 『アニマルスピリッツ的「CFO思考」』は、上場、非上場に関係なく重要な考えです。この様な熱意に基づく経営革新無くしては、日本経済・企業の再興はあり得ません。

【「CFOの10の責任領域」を、非上場企業版に置き直してみよう】
 著者が示す「CFOの10の責任領域」を『非上場企業版「CFO思考」』に書き直してみました(次表)。非上場企業の「CFO」は、企業成長をもたらす戦略・戦術実施の「火付け役」、戦略・戦術を実行する為の社内組織・アウトソーシング組織の「結節点」としての役割を果たすことが期待されます。

非上場企業版「CFO思考

鮮明画像(pdf)

http://glomaconj.com/joho/blog/sakai20231226-ver2cfo.pdf

(注)「説明を要する英語略記」の脚注
CSV:Creating Shared Value(共創価値;詳細は下記URL記事を参照下さい。)
https://ameblo.jp/keieishi17/entry-12147257165.html?frm=theme
ROIC逆ツリーによるKPI(詳細は下記URL pdfの3Pを参照下さい。)
http://www.glomaconj.com/joho/blog/sakaisensei20210928omron.pdf
CSA:Control Self-Assessment(社員自らが監査手続きに加わり、内部監査を行い、評価・課題発見・解決する監査方法。)

 

【その他の「CFO思考」について】
 以上の他、紹介本には貴社の「CFO思考」を刺激する素材が多くあります。是非、ご一読下さい。

本

■ 『非上場企業版「CFO思考」』で成長を(むすび)
 アニマルスピリッツに促された企業価値向上と企業成長を目指す「CSO思考」は非上場企業にとっても有益です。
 非上場企業におけるCFOの役割は、経理部門のDirectorが務めてもいいですし、Chairman・Presidentが兼務しても良いです。大事なことは『非上場企業版「CFO思考」』を実践することです。
 社員・社会を幸せにしたいという「アニマルスピリッツ」を持って、10の責任領域を、“自社流”の『非上場企業版「CFO思考」』で満たし、実践してみませんか。

本

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。
 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

  http://sakai-gm.jp/index.html

【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

本

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◆【お節介焼き情報】 13日の金曜日は縁起が悪いというのは誤り!?

2023-12-26 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 13日の金曜日は縁起が悪いというのは誤り!?


■ 13日の金曜日

「4」という数字は「死」を連想させるので縁起が悪い。

「9」という数字は「窮する」を連想させる。

 その様なことが昔から言い伝えられています。

 その結果、連番で番号を振るような場合、例えば駐車場の番号とか、マンションやビルの階層など、1から順に番号を振って行くのに、4や9をスキップしているところを多々見ます。

 しかし、昔ほどではなくなってきたように思えます。

 

 欧米人は、「13」という数字を忌み嫌うという都市伝説があります。

 とりわけ「13日の金曜日」を忌み嫌う人は多いと言われてています。

 キリストの受難の日が「13日の金曜日」とされている俗説からといわれています。

 しかし、キリスト教をキチンと理解している人の話によりますと、受難日は金曜日とされていますが、曜日の既述はなく、日付は定められていないとのことです。

 

 その観点からしますと13日の金曜日は縁起が悪いというのも、日本人の間では定説のようですが、誤りなのかもしれませんね。

 

 
 入会案内 ←クリック
 

【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
 
 
since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
 
 
 
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 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
 
 資格取得についてや入会の手続等
 
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 コンサルタントとして成功するための各種情報
 
 経営や管理などに関する各種有益情報
 
 経営コンサルタントによるセミナー
 
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月25日 11 部下のやる気を落とさないように注意やアドバイスをする

2023-12-26 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月25日 11 部下のやる気を落とさないように注意やアドバイスをする

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 例年、クリスマスには息子サンタがきてくれます。

 今年は、最新スマホを持ってきてくれました。

 PC派の私は、スマホやタブレットを長時間使うということはほとんどないので、古いスマホで充分なのです。

 とはいえ、新しいスマホは画面も多少大きくなり、対応SDも大きいし、今までとは異なった使い方ができそうです。

 

 竹根に経営を委ねた自社のクライアントの社長の友人が経営する企業で、社員に講話をお願いしたいと言われていました。

 これまでも、このようなことは何度も行ってきているので、出かけてゆきました。

 皆さんが、熱心に耳を傾けてくれました。

 

■ 11 部下のやる気を落とさないように注意やアドバイスをする

 

 このブログシリーズで、歩行喫煙をしている人に対する言い方について、相手に気づいていただく例をご紹介しました。

 それが、仕事上の部下であったり、目下の人であったりしますと、相手への配慮を欠いてしまうことがありがちです。

 「注意や叱ることにより、相手のやる気を削ぐことがないように」、できれば、「さらにやる気を高められるように」という視点になります。

 しかし、親にさえ叱られたことがないような人達が多い昨今ですので、上司だからといって、高圧的な言い方は厳禁です。「パワハラだ」と、訴えられてしまうかもしれないご時世です。

 一方で、ストレートに、相手の問題点を指摘し、論理的に話して納得させようというのも、「率直だ」という評価からうまく行く場合もあります。しかし、得てして、率直な物言いを、いきなりされても、逆ギレを買うことになりかねません。

 人によっては、自信を失い、せっかく、成長を意図しての行為ですのに、逆効果になってしまうこともあります。

 この様に、劣等感を抱かせたり、反感を買ったりしないためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

 人によっては、「本論から入らずに、相手を誉めるところから始めるのがよい」とアドバイスをする方もいます。

 この方法は、成功することが多いですので、いろいろな人が推奨しています。ところが、反面、「下心が、見え見え」とこちらの手立てを読まれてしまいますと、せっかくの配慮もうまく行きません。


 ありきたりのことではありますが、注意をしたり、叱ったりするときの基本は、自分が冷静であることが第一です。

 相手の性格に応じて、誉めることから始めるのか、率直に切り出すのか、適切な判断が必要です。

 これもよく知られていることですが、他の社員のいる前での、注意や叱責は厳禁です。

 私は、事前に、キチンとストーリーを整理し、メモにしておき、原則は、それに沿って、論理的に、ゆったりとした口調で話をするようにします。

 多くの場合には、これでうまく行きますが、こちらが構築したストーリー通りに進まないことがあたり前のように起こります。そのようなときも、一旦は横道にそれることも容認して、ストーリーを修正したり、状況判断によって補正をしたりします。

 けっして、いつも言っていることや、他の人に言っていることと異なる論旨にならないように、主旨一環が原則です。その場限りのやり方は、矛盾を請じかねません。

 八方美人的に、「嫌われたくない」という気持ちが先行しても、平素言っている論旨から外れてしまうこともあります。

 しかし、中には、論理的に理詰めで話されるのが不得意な人もいます。その様な人の多くは、情緒的な人です。「相手の情に訴える」という戦法も人によっては効果的です。

 要は、目的と手段の選択と、状況に応じた臨機応変性が求められるといえます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

お掃除ロボットは健気 C25

 

 ある年、息子サンタが、わが家に新しいお掃除ロボットを持ってきてくれました。

 初期のロボットは、何かにぶつかると方向転換をしてランダムにクリーニングをしていました。

 そのロボットは、掃除範囲をマス目に区切ってマス目毎にクリーニングをするアルゴリズムです。

 掃除機ですので音はうるさいですが、文句を言わず正方形の動きを繰り返して掃除をしてくれています。

 その様子を見ていて、妻が、「健気ネ~」と言って、感心していました。

 メーカーの名前をもじって、「ダイ君」という名前をロボットに付けました。ダイ君の働きに感謝!

 しかし、すぐに新しいアルゴリズムの機器が誕生するのでしょうね。

 比叡山延暦寺についてブログで紹介しました。

 比叡山を訪れた人の中には、「延暦寺はどこにあるのでしょうか?」と尋ねるそうです。

 延暦寺がどこにあるのかは、ブログでどうぞ。

 写真も掲載しています。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/fae353bf0ea843fcccfe515d755f8c47

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】
 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 
【最新号・バックナンバー】 毎週金曜日正午頃お届けしています。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

【過去のタイトル】

 1.人選
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス


■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■【きょうの人】 1226 ■ 藤沢周平 情感溢れる描写の小説家 ■ 徳川 家康 生誕

2023-12-26 06:33:00 | 【話材】 きょうの人12月

 

  【きょうの人】 1226 ■ 藤沢周平 情感溢れる描写の小説家 ■ 徳川 家康 生誕

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 藤沢周平 情感溢れる描写の小説家


 ふじさわ しゅうへい
 1927年(昭和2年)12月26日-1997年(平成9年)1月26日)


 山形県鶴岡市出身の小説家で、本名、小菅留治(こすげ とめじ)といいます。

 江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残しています。とくに、架空の藩「海坂藩(うなさかはん)」を舞台にした作品群が有名です。

 長女遠藤展子は、エッセイストで、2010年4月29日、出身地の鶴岡市に「鶴岡市立藤沢周平記念館」を開館しました。

  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/yamagata/yamagata-tsuruoka/yamagata-tsuruoka.htm

 実家は農家で、藤沢自身も幼少期から家の手伝いを通して農作業に関わり、この経験から後年農村を舞台にした小説や農業をめぐる随筆を多く発表することになります。郷里庄内と並んで農は、作家藤沢周平を考えるうえで欠くことのできない要素です。

 1946年に中学校を卒業後、山形師範学校(現在の山形大学)に進みます。一級上には無着成恭がいました。

 入学後はもっぱら文芸に親しみ、校内の同人雑誌『砕氷船』に参加しました。この時期の思いでは自伝『半生の記』に詳しく記されており、また小説作品にしばしば登場する剣術道場同門の友情などにも形を変えて描かれています。

 初期には自ら述べるように暗く重い作風であり、地味な作家でしたが、1976年刊行の『竹光始末』、同年連載の『用心棒日月抄』のあたりから作風が変わりました。綿密な描写と美しい抒情性のうえにユーモアの彩りが濃厚となってきたのです。

 藤沢は、これについて 「『用心棒日月抄』あたりからユーモアの要素が入り込んでき、北国風のユーモアが目覚めたといえます。

 1980年代前半、町人もので数多くの秀品をものする短篇集を書く一方で、大衆小説の本道ともいうべき娯楽色の強いシリーズもの(短篇連作)を次々と生みだします。

 1984年以降になりますと、こうしたシリーズもののほかに綿密な構成による長篇が登場し、物語性のつよい傑作を相次いで発表・刊行します。

 テレビドラマ化された「せみしぐれ」に見られるようなおふくと清四郎などを通して情感溢れる描写が私の心に響きます。

 

■ 徳川 家康 生誕


 とくがわ いえやす、旧字体:德川 家康
 天文11年12月26日(ユリウス暦1543年1月31日、遡及グレゴリオ暦1543年2月10日)- 元和2年4月17日(グレゴリオ暦1616年6月1日)
 主君 今川義元 → 今川氏真 → 足利義昭 →織田信長[2]→ 豊臣秀吉→豊臣秀頼


 戦国時代から江戸時代初期にかけての武将・戦国大名で、天下人と呼ばれます。安祥松平家9代当主で、徳川家や徳川将軍家、御三家の始祖です。

 家系は、三河国の国人土豪・松平氏、旧称は松平元康(まつだいら もとやす)で、戦国時代に終止符を打ち、朝廷より征夷大将軍に任ぜられ江戸幕府を開き、三英傑のひとりといわれます。

 幼名は、竹千代、通称は次郎三郎で、のちに蔵人佐とも呼ばれていたようです。諱は今川義元より元信(もとのぶ)を授かり、元康とも名乗っていましたが、今川氏から独立した際に「元」を返上して家康に改めました。

 本姓は、私的には源氏を称していましたが、徳川氏改姓と従五位の叙位に際し藤原氏と称し、豊臣政権では豊臣氏を称した形跡もあるほど、ブランディングを目的として苗字にはこだわりました。天正16年(1588年)以降に源氏を再び称しています。

 このことから、家康の出自は、それほど良いとは言えず、それを糊塗するための戦略でしょう。そこから読み取れることは、一般に知られるほどには肝が据わった男ではなく、小心な面を持っていたのではないかと、勝手に、独断と偏見でもって感じています。

 家康につきましては、多くを語る必要がないほど、よく知られています。
 

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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■【今日は何の日】 12月26日 プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日

2023-12-26 00:03:00 | 【今日は何の日12月】

 

  【今日は何の日】 12月26日 プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日 c26

 1934(昭和9)年12月26日に、大日本東京野球倶楽部(読売巨人軍の前身)が日本で最初のプロ野球チームとして誕生しました。

 アメリカのプロ野球チームが、日本を訪れており、その対戦のため急遽創立されたそうです。

 プロ野球の経営も難しいようで、今日では入場料だけではやって行けず、テレビ中継による放映権料が収入源としては大きいようです。したがって、読売ジャイアンツのような任期チームでは、放映回数も多く、収入も大きくなります。

 逆に人気のないチームの場合には、収入は少なく身売りをしなければならないことになります。今年は、DeNAが東京放送からベイスターズの経営権を取得しました。ソフトバンクや楽天に続く、三社目のIT関連企業です。

 前二社のように企業名を売ることができるのでしょうか。ファンクラブによる収入や球団の関連グッズの売上も期待ほどの収益を上げられるのでしょうか。

(ドアノブ)

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