【カシャリ!庭園めぐりの旅】 宮城県仙台市新寺地区松音寺 白砂の枯山水庭園
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県仙台市 五峰山松音寺 白砂の枯山水庭園 141201
五峰山松音寺は、仙台市にある曹洞宗の寺院です。
伊達藩主の菩提寺として、室町時代後期寛正年間(1460~1465)に福島県伊達市に建立されました。
その後16代伊達政宗の仙台開府により丸森町を経て連坊(現仙台市立連坊小路小学校用地)の地に移転しました。
仙台藩内の宗教行政を司る僧録司の役をうけ、曹洞伊達四大寺の一つとして格式と寺領を遇せられました。移転以来四度目の出火により焼失し、明治21年に松音寺末寺の長泉寺を合併し、現在地に移転しました。
明治維新により伊達家の庇護を失い、檀家の護持により曹洞の宗風を伝えています。
山 号 『五峰山』 常恒會格寺 寺領百四十石
仙台藩寺院格式にて御杯返上格のち一門格
(御杯返上格は御一門格十七ケ寺院に次ぐ十五ケ寺院)
山 容 『北山輪王寺 荒町昌傳庵 南鍛冶町泰心院』とともに城下曹洞四大寺の一つとして、領内曹洞宗僧録司を拝命。
末寺三十一ヶ寺院 (藩政時代三十六ヶ寺院)
寺 歴 福島県伊達市桑折町に寛正年間(西紀一四六〇~一四六五)に創建され、丸森町を経て仙台開府により連坊(現仙台市立連坊小路小学校用地)に移転。 明治三年九月二十三日、城下移転以来四度目の出火により焼失し、明治二十一年十二月に松音寺末寺の長泉寺を合併し現在地に移転。
本 尊 釈迦如来坐像(江戸中期の作と伝わる)
山 門 仙台藩主忠宗候より拝領の旧若林城門(切妻造医薬門)
本 堂 旧長泉寺の本堂で弘化四年(西紀一八四七)竣工した部分を礎として修理修繕を繰り返し現在に至る。
鎮 守 平成二十八年、境内地南西角地に『連坊鎮護須賀神社(本地牛頭天王・垂迹素戔嗚尊)』を鎮守として勧請。
招 来 平成二十三年、チベット仏教活佛アジャ・リンポチェ猊下の持佛である『多羅菩薩坐像(緑ターラ)』を同年の東日本大震災殉難者慰霊の為に招来、本堂に奉安。
多羅菩薩尊像
毎年三月十一日震災殉難者供養の為、殉難なされた方々の御位牌を奉安し、アジャ・リンポチェ猊下より招来した多羅菩薩様を御開帳しています。
本堂
放光堂
本堂前から見た、放光堂前にある石庭
本堂前から正面・山門方向を見る
本堂左前方
本堂左前方の石組みと灯籠
同上三門側から見る
通用門
二階は鐘楼になっています
放光堂前からみる通用門
春にはしだれ桜が見事なのではないでしょうか
山門右手にある八ツ橋池
円月堂
円月堂にある寺紋
円月堂から見る八ツ橋池
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています