経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【日本庭園を知って楽しむ】5-02 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園 中島(なかじま)

2024-12-15 17:03:00 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る

  【日本庭園を知って楽しむ】5-02 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園 中島(なかじま)    

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 *

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■5 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園
 庭園を鑑賞するにあたり、庭園を構成するものが、どの様な意味合いを持つのかを知っているのと、そうでないのとでは、鑑賞の度合いが大きく異なります。
 ここでは、自然風景式庭園を構成するものについて、その鑑賞のための基本的な知識を持っておきたいと考えます。

5-02 中島(なかじま)
 池の項でご紹介していますように池には島を浮かべることが多いです。その理由の一つとして、日本は四方を海に囲まれた島国であることに起因していると考えられます。
 記録には、「海の様を学ぶ」「海の様を模す」という記述が多数見られます。海の風景を写すことが理想と考えられていました。
 また、仙人が住むといわれる中国の蓬莱山を池の中に作ることによって、庭園に神秘性を持たせるということにも通じるようです。
すなわち、「中島(なかじま)」は、池泉につくられた島のことで、半島を示す出島と区別するために用いられる名称といえます。
 浄土式庭園では、極楽浄土を表す三神山(さんしんざん)と呼ばれる3つの中島が作られます。三神山とは、中国の古伝説で、東方絶海の中にある三つの島のことで、そこには、仙人が住んでいるといいます。三つの山というのは、「蓬莱山」「方丈山」「瀛州山(えいしゅうざん)」のことです。
 ちなみに「作庭記」には、中島は盛り土によって作ってはならないと述べられています。あらかじめ、その部分を残して池を掘らないと侵食されて崩れてしまうことあるからだと説かれています。

(【Wikipedia】、宮元健次氏、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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【経営コンサルタントへの道】 5. 信頼できる経営コンサルタントとは 1 経営者の提灯持ちは反感を買う

2024-12-15 12:03:00 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

  【経営コンサルタントへの道】 5. 信頼できる経営コンサルタントとは 1 経営者の提灯持ちは反感を買う    

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。
■5. 信頼できる経営コンサルタントとは 
 たとえ経営コンサルタント資格取得ができたからといって、それで経営コンサルタントとして認められるわけではありません。経営コンサルタントは経営者から信頼されなければ仕事をいただくことができません。
 では、どのような経営コンサルタントが信頼され、仕事の依頼がくるのでしょうか?
経営者の提灯持ちは反感を買う   

 「経営コンサルタントが自分の会社に入ってきた」というときに、役員や上級管理職、時には組合などもある種の不安感を覚えるようです。「これから何が起こるのだろうか」「自分は外部の人にどのように評価をされるのだろうか。追い出されたり、降格になったりすることはないのだろうか。」「仕事がやりづらくはならないだろうか。」など否定的な感じを持ち、経営コンサルタントに対して警戒感を持つことがしばしばあります。
 新しい顧問先で初めて挨拶をするときに「経営コンサルタントは、社長のためだけにあるのではなく、皆様の会社を皆様と一緒によくしていくためにいるのです。」と言うようにしています。経営コンサルタントは、経営者におもね、経営者の提灯持ちに成り下がってはいけないのです。企業全体が良くなるためには、経営者の考え方を否定することも必要です。その時に経営者のプライドや人格を傷つけるようなことは当然のことながらしてはなりません。
 自分の考え方を押しつけるだけでは、経営者からだけではなく多くの管理職や社員からも反感を買いかねません。まず、経営者がなぜ経営コンサルタントに仕事を依頼してきたのか、目的と意図を十分に理解し、それをベースに仕事に取りかかります。また、経営判断の基本となる経営理念や社是・社訓などとその背景を十分理解する必要があります。
 どんなに業績の良い企業でも、必ず問題点を抱えています。それを明確にし、足りない部分をどのように補っていくかの方針を明確に立てます。短所だけで長所が全然ない企業もないでしょう。長所・強みをどちらの方向に、どのように伸ばしていったら良いのかを明確にし、それを実現していくお手伝いをするのです。
 経営コンサルタントとして何をしてあげられるかをはっきりしないと、経営コンサルタントとして自分自身の存在価値を失うことになります。
■【経営コンサルタントへの道】 バックナンバー

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月14日 ◇江戸っ子1号のその後 ◇元気な会社 外部環境変化に耐え得る企業体質 3c07-2420 ◇連載小説 竹根好助のコンサルタント起業体験記

2024-12-15 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月14日 ◇江戸っ子1号のその後 ◇元気な会社 外部環境変化に耐え得る企業体質 3c07-2420 ◇連載小説 竹根好助のコンサルタント起業体験記

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

12月14日

 泉岳寺近くには、ときどき行きますので、泉岳寺をお詣りすることもあります。

 今の時期は、四十七士信奉者の方々でにぎわいます。

 12月14日は赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日です。

 政治資金規正法問題で政界が大揺れです。

 悪いことは悪い、是々非々であるべきという声が大きいです。

 政治家のすべてが汚れているわけではないでしょうが、国民第一を押し通せる政治家にリーダーシップを執ってほしいですね。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 外部環境変化に耐え得る企業体質 3c07-2420
 70年代から90年代初頭にかけて、世界一の生産量を誇った日本の家電や半導体産業。しかし徐々に、大量生産拠点が日本国内から中国やASEAN(東南アジア諸国連合)地域に移行し、国内生産から撤退するメーカーも数多く出た。プリント基板の実装やカメラ用交換レンズ、レシーバー、アンプなどを製造し、完成品メーカーに供給するT社(福島県喜多方市)も、その影響を大きく受けた。

 「以前は作れば売れるという時代だった」と振り返るのは、K代表取締役。1963年の創業で、66年に現在地に工場を開設して、コンピューター用記憶装置の製造を始めた。その後、無線機、ラジカセ、カラオケ機器などの受注生産を次々と手がけ、81年にはカラオケ生産10万台達成を記念して、工場内に「カラオケ神社」を建立するほど盛況を極めた。ところが海外製品の台頭により生産量は減少。大口取引先の工場が閉鎖されたことで、安定した受注が見込めなくなった。

 そこで2014年に代表取締役に就任後、量産志向だった業態の転換に乗り出した。「多品種・小ロット・短納期」を強みに掲げて、自社の技術対応力・提案力を武器に取引先を開拓した。自身が入社以来、製造管理や品質管理、リペアー、営業、さらには協力企業への出向など、さまざまな現場で得た経験が役に立ったという。

 また中小機構東北本部の「専門家継続派遣事業」を活用し、PDCA(計画・実行・評価・改善)管理の仕組み化や、08年に完成・稼働した那須工場(栃木県那須塩原市)の実装ラインの生産効率向上に着手した。筋肉質な企業体質へと変わるための強力な後押しとなり、その結果、「人員削減を一切することなく黒字化を達成することができた」と語る。

 ところが2020年に入り、新型コロナウイルス感染症が直撃した。最も落ち込んだ20年5月の売上高は前年同月比で3割減少し、直近の21年6月期の年間売上高は伸び悩んだ。さらに世界的に半導体やモールドコネクタの生産量が低下し、必要量が供給されないという異常事態になった。受注した製品の部材納品に遅れが生じ、受注案件の生産計画が予定通りに進まなくなってしまった。

 この課題に対して、スケジュール管理と部材管理システムを導入。部材供給に伴う生産計画の急激な変更に耐えられる柔軟な運用が可能になった。また事前にシステム導入効果をシミュレーションした結果、月200万円程度のコスト削減が見込めることが分かったという。

 同社の強みは、半世紀にわたって蓄積した技術力と経験値に基づく対応力・提案力。「上流から品質を造りこむ」をコンセプトに掲げ、「かゆいところに手が届く」問題解決・提案型企業を標榜する。ただ、ここ最近は「外部環境の変化に耐え得る企業体質を目指す」ことに邁進している。

 

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 ■【お節介焼き情報】 江戸っ子1号の活動から学ぶ

 「コンサルタントは、独りではやって行けない時代」ということを痛感し、後進のコンサルタント・士業の先生にも、そのことをお話します。

 江戸っ子1号も、初期の動きは、この考えに共通するところからスタートしました。

 東京下町の中小企業が集まって、小型ながら、高性能の深海探査機の開発に着手しました。

 彼等の熱意も、継続と言うためのマネジメント力が心配でした。

 江戸っ子1号のその後は・・・

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ チーム力の重要性 c14

 私の知っているある企業では、社員が二言目には「うちの社長は・・・」「○○という言葉がうちの社長の口癖なのです」などと「社長」という言葉がしばしば出て来ます。社長を中心に結束していて、社員同士の連携がスムーズです。

 小さな会社ですので、外部から電話がかかってきても担当者が在籍しているとは限りません。ところが、担当外の社員でもある程度の対応ができるように、顧客データがデータベース化されています。大半の顧客はそれで用が済みますが、不充分な場合には担当者からコンタクトをさせるようになっています。

 一人一人の能力だけでは限界がありますが、連係プレーをすることにより1+1が2以上になります。企業経営だけではなく、野球などチームプレーにも共通しますね。

 赤穂浪士もチーム力の表れと言えます。

 四十七士の起こりである、兵庫県赤穂市にある大石神社・花岳寺や東京泉岳寺では12月14日に義士祭が開かれます。

 赤穂市では、大石神社から花岳寺までの間を四十七士行列が行われて義士たちを偲びます。

 泉岳寺では義士会が中心になつて義士供養の法会が行われます。泉岳寺には、君主浅野長矩公の墓と大石良雄ら四十七士の墓があり、ともに史跡として指定されています。今日においても多数の方が訪れます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  


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■【今日は何の日】 12月15日 春日若宮おん祭 年賀郵便特別扱い開始

2024-12-15 00:03:00 | 【今日は何の日12月】

 

  【今日は何の日】 12月15日 春日若宮おん祭 年賀郵便特別扱い開始

 

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

 年賀郵便特別扱い開始

  年の瀬も詰まってきました。半月もすると新年です。年賀状、まだ原案も考えていませんでした。

 今日12月15日は年賀郵便の特別扱い、すなわち元旦に確実に配達されるには25日までに投函しなければなりません。

 毎年、年賀状の図柄をどうするか悩まされますね。昔は版画を彫ることからやらなければならなかったのが、今日ではパソコンで簡単に印刷もできるので、ありがたいですね。 

 近年は、SNSなどの普及に伴い、年賀状からそちらに移行する人が増えてきています。

 年賀状の発行枚数は、最盛時の三分の一にまで減少しているそうです。

 時代の趨勢ですので、そのことをとやかく言うつもりはありませんが、なかなかお会いできない人に、少なくても年に一回は何らかのメッセージをお届けすることは良い風習と思います。

 

 春日若宮おん祭

  奈良県奈良市春部町の春日大社(かすがたいしゃ)の若宮神社は、春日大社の東隣、若草山のふもとにあります。八百余年の伝統を持つ春日若宮神社例祭が15日-18日に開催されます。

 15日夕刻に大宿所祭があり、16日は胃宮祭、17日は本祭殿があります。時代行列が繁華街を御旅所へと練り歩く様は京都のそれを彷彿とします。18日は、後宴の能で、金春一座の能の舞いがあります。

 この芸能神事は、国指定重要無形民族文化財になっています。

 

 春日大社は、奈良県奈良市の奈良公園内にある神社で、旧社格は官幣大社、全国にある春日神社の総本社です。

 藤原氏の守護神である武甕槌命と経津主命、祖神である天児屋根命と比売神が祀られています。四神をもって藤原氏の氏神とされ、春日神と総称されています。春日大社の神紋は「下がり藤」で、本殿の前にある年季の入った藤棚は、毎年花を咲かせているそうです。武甕槌命が白鹿に乗ってやってきたとされることから、鹿が神使とされていることはよく知られています。

 例祭である春日祭は、賀茂神社の葵祭、石清水八幡宮の石清水祭とともに三勅祭の一つとなっています。

 

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


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