経営コンサルタントへの道

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■【心で経営】 歴史・宗教に学ぶ経営 特芳禅傑 妙心寺霊雲派の開祖

2019-11-19 12:03:00 | 歴史に学ぶ経営
■【心で経営】 歴史・宗教に学ぶ経営 特芳禅傑 妙心寺霊雲派の開祖
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心 de 経営】 歴史・宗教に学ぶ経営シリーズのコンセプト 

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

「心」を大切にしますと、人間関係が良くなるだけではなく、論理的な思考だけでは見えてこないものが見えてきます。

 歴史を紐解きますと、「なぜ、主人公は、あのような決断をしたのだろうか」「もし、あのようなことをせずに、このようにしたら歴史はどのように変わったのだろうか」などと「歴史に”もし”は禁物」にも触れたくなります。

 それが、ビジネスパーソンに想定外のヒントを与えてくれることがあります。

 歴史を理解するには、あるいはグローバル化の時代に海外の人を理解するには、宗教の特質も理解しなければならないことが多々あります。

 歴史や宗教、哲学など、私の専門外の分野で感じたことを経営やコンサルティングにも応用できないかと徒然に書いてまいります。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

(ドアノブ)

 

 
 特芳禅傑 9/10

 

 とくほうぜんけつ

 1419年(応永26年)- 1506年10月5日(永正3年9月10日)

 禅傑は、室町時代の臨済宗の僧で、妙心寺四派の一つである霊雲派の開祖です。後に大寂常照禅師と諡されました。

 尾張国熱田(現・愛知県)に生まれ、幼くして出家し、京都の東福寺で、瑞岩について修業しました。龍安寺で義天玄詔の下に参禅したり、行脚したりして龍安寺に戻ると雪江宗深により1473年(文明5年)に印可を受けることになりました。

 大徳寺や妙心寺の住持を務めました。

 その後、細川政元の庇護のもとで龍安寺の再建に取り組み、1488年(長享2年)に中興開山となりました。龍安寺の石庭はこの時に作庭されたとされたのです。

(ドアノブ)


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