【経営コンサルタントの独り言】 「土用」は、年に何回あるかご存知ですか? 719
二兎を追うブログ
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■ 「土用」は、年に何回あるかご存知ですか? 719
「土用(どよう)」というとウナギを連想する人が多いと思います。
ところが、ウナギと関係のない「土用」があるのですね。
それも土用は、一年の内に何度かあります。
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土用とは、五行に由来する暦の雑節の一つです。土用というのは、「ウナギを食べる習慣のある日」と思い込んでいる人が多いですね。
土用というのは、年に4回巡ってきます。立春・立夏・立秋・立冬という「四立」の直前にくる18日間の期間です。しかし、起算日により日数が変動することがあります。
変動する理由は、「土用の入り」の定義が、平気法と定気法で異なるためです。それぞれ節気と同様に、平気法では冬至からの経過日で、定気法では太陽黄経で定められていますので、誤差が出てきてしまうのです。
その間を、昔の暦で、干支(ひのえ)で数えていましたが、土用の期間中にくる丑の日を「土用丑の日」と呼びました。
夏の土用は、立秋直前の期間を指し、その期間の丑の日に鰻を食べるのが慣習として定着しています。
あるうなぎ屋が、夏にウナギが売れないことから平賀源内に相談したところ、土用の丑の日にウナギを大々的に売り出せば良いとアドバイスをし、この慣習を創り出したと言われています。
ちなみには、各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶと記述をしましたが、最後の日は「節分」です。すなわち、節分も年に4回あるのです。
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近年、「土用」と「土曜」の発音の区別ができない人が多いですね。
土用 _ _ /
ど よ う
土曜 _ / \
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天気予報士が、ときどき「熱い雲」と言っています。
予報士だけではなく、アナウンサーですら「厚い」と「熱い」の発音を正しく区別できない人が多いですね。
アナウンサーは、言葉のプロですので、標準語で話して欲しいです。
偉そうなことを申し上げて失礼しました。 m(_ _)m
(ドアノブ)
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