【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月15日 ◇あたり前とは ◇部下をどう育てるか ◇年賀状の季節
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
12月15日 年末年始9連休
この年末年始は、9連休になりますが、海外へ行くというよりも、国内旅行で済ませる傾向が強いそうです。
この時期は、航空料金が季節料金で、高くなっています。一方、新幹線の予約は、今からでは厳しいようです。ただし、こだまを利用すれば、今からでも間に合うというアナウンスもあります。
JRでは、予約が取りづらいことを少しでも解消しようと、JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」の自由席を、来春から現在の3両から2両に減らすと発表しました。予約を取りやすくするために年末年始など繁忙期には全席が指定となります。これが、どの程度の効果に繋がるかは解りませんが、努力は認めます。その反面、自由席があるからと予約をしていない人は要注意ですネ。
*
ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。
竹根の部下である、ある経営コンサルタントがSNSで相談をしてきました。
ある人のお話を例に、彼にアドバイスをしました。
*
■部下をどう育てるか
NHKのテレビ番組の中で、佐々木常夫氏が大変興味深いことをお話でしたので、そのダイジェストを紹介しました。
組織を預かるリーダーの役割は2つあります。
ひとつはその組織に期待されている目標を達成すること。つまり仕事を通じて部下を成長させることです。
自分の所属する組織を維持発展させていくためには、その組織を構成するメンバー全員の力を最大限に発揮させ、与えられた目標を達成しなくてはなりませんが、そのためにも日々部下を育てることが求められます。「優れたリーダーは事業を残すが、真のリーダーは人を残す」という言葉があります。
つまり、部下が自分の上司の優れた能力や人間性を見習おうとか、この人に付いて行けば間違いないとかいった気持ちにさせることが必要なのです。上司が部下にいろいろアドバイスや指導をしても部下の気持ちがこちらに向いていなければ、そうした教育の効果は少ないでしょう。
「人に会ったら挨拶する」「時間を守る」「相手を思いやる」「何かをしてもらったらお礼を言う」「間違ったことをしたらすぐ謝る」などといった人間としてなすべき基本動作をするよう日々指導することが大事です。
私は課長になってからはいつも、部下たちに「礼儀正しさは最大の攻撃力である」と言ってきましたし「礼儀正しさだけでこの会社の役員になれる」とまで言ってきましたが、ビジネスをしていく上でそういった礼儀正しさ、つまり「原理原則を実行すること」は相手から好感され信頼されることになり仕事がスムースに進みます。
その仕事に対する重要度の評価と段取りの差です。
私は課長をしていた時はいつも部下に「業務計画書」を出させていました。1週間でやる仕事を列挙しそれぞれの業務をどのくらい時間をかける予定かを書かせるのです、いわば「仕事の工程表」作りです。
つまり「タイムマネジメントというのは時間の管理ではなく仕事の管理」なのです。
管理職というのは部下の人生にコミットする、部下の人生に責任を持つ立場の人のことです。
そうした部下の教育に時間を取られるのですから管理職というのは時間的余裕を持たねばなりません。
■【今日のおすすめ】
■【あたりまえ経営のきょうか書】 ビジネスパーソン成功術 3-03 思考法で一段上のビジネスパーソンに
「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営のことです。
「あたり前」は、企業によって異なるのです。
ひとつの「あたり前」ができるようになったら、つぎの「あたり前」を創ります。
これが、「企業の成長」の証しなのです。
「あたり前」は、企業・組織のあるべき姿ですので、「あたり前」は企業が創るものなのです。
経営理念、経営計画、これがあたり前にでき、年度計画などの短期計画を達成できなければなりませんので、短期経営計画などが、自分達の「あたり前」なのです。
正しい「あたり前」を理解してほしいのです。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
*
■ 年賀状の準備をしなければ・・・ c15
12月15日から、年賀状の受付が始まりましたね。
毎年、「来年は何年だったかな?」と考えながら、どの様なデザインにしようか悩みます。
近年は、年を表す漢字を象形文字風に変形したデザインを用いることが多くなりました。
住所は、失礼とは思いながら、パソコンから打ち出しています。
正月になって受け取る年賀状の大半が私同様にパソコンで打ち出したものを利用したものです。
ところが、毛筆による自筆の方が時々いらっしゃいます。
達筆な人もいらっしゃいますが、そうでない人もいます。
いずれにせよ、相手の誠意を感じられます。
私も、そうしたいと思いつつも、年末になって慌てて印刷する始末。
夏休みの宿題を後送りする孫に意見をすることはできませんね。<笑い>
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
- 【日本庭園を知って楽しむ】5-02 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園 中島(なかじま)
- 【経営コンサルタントへの道】 5. 信頼できる経営コンサルタントとは 1 経営者の提灯持ちは反感を買う
- 【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月14日 ◇江戸っ子1号のその後 ◇元気な会社 外部環境変化に耐え得る企業体質 3c07-2420 ◇連載小説 竹根好助のコンサルタント起業体験記
- ■【今日は何の日】 12月15日 春日若宮おん祭 年賀郵便特別扱い開始
- 【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー08 実事求是 ウラを取る ~ 事実にも基づいて追求する ~
- 【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月13日 3-01 ◇健康維持の疲労回復 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 第三章 ビジネスパーソンとして成功する術
- ■【今日は何の日】 12月14日 鎌倉幕府はかくして消滅した 義士祭
- 【お節介焼き情報】 理髪店と美容院は、どう異なるのでしょうか
- 【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 8 あきらめるべきか、強行すべきか、それが問題だ
- 【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月12日 ◇「なせば成る」の名言の地 山形県米沢市でカシャリ ◇経験から語るお節介焼き情報
- ■【今日は何の日】 12月13日 ビタミンの日 もう始まる「正月事始め」
- 【日本庭園を知って楽しむ】5-01 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園池(池泉)
- 【心 de 経営】『書話力』を高める 7106 「書話」が上手にできない人に共通している点
- 【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月11日 ◇ユウ・アティテュードで独善を回避する ◇経営コンサルタントのお勧め図書 ◇日本の林業
- ■【カシャリ!一人旅】 京都・二条城
■バックナンバー
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db