経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月27日 ◇「3共」って何だろう??? ◇雑談を通して情報漏洩

2024-10-28 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月27日 ◇「3共」って何だろう??? ◇巧遅拙速 ◇宇宙軍? 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

10月27日

 自民党が総選挙で大敗しました。

 石破総理が、総理就任後8日で解散宣言をするなど、自己過信から来る小手先のことを労して、逆に自分の首を絞めることになってしまいました。

 総理就任前は、アベノミクスの見直しを声高に叫んでいたにもかかわらず、それを封印。

 野党は、なぜ、日本経済の低迷が起こったのか、その言及もなく、選挙の争点にもしていません。

 今の与党も野党も、政治を行える人達ではないようにさえ思えてきます。

 「今や日本は大国ではない」、「日本は三等国」などといわれる、この日本は、一体、どうなるのでしょうか。

 公園のザクロの実が、つい先日まで赤色をしていたのですが、赤黒く熟した色に変化をしてきました。

 多くのザクロが、赤みが濃くなると割れて中味が見えるようになります。栗などもそうですが、これを昔の人は、「笑む」と表現しています。

 たしかに、ザクロの笑顔を見るようです。

 この、赤黒く熟した色のザクロも笑むのでしょうか。

 明日が楽しみです。

 明後日かも知れません・・・

 経営コンサルタントを目指す人の集まりで、ミニセミナーを行いました。

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 ◆ 「3共」って何だろう???

 (特)日本経営士協会のサイトを見ると「3共」とか「共業・共用・共育」という言葉が出てきます。

 同協会には、質の高い会員が、「共育」といって相互研鑚し、「共業」と言って相互に強みを発揮できる協同業務を行っています。そこで蓄積された協会の共有財産を皆で使えるように「共用」を大切にしています。

 定期的に研究会や研修会を開催するだけではなく、メーリングリスト(インターネットを使ったグループ活動)を通じても共育と共業をしています。また、当協会にコンサルティングや講師依頼などがありますと、それを会員に紹介し、これらを通じて質の高い業務遂行を行っています。

 当協会では、経営コンサルタントだけが集まっているのではなく、これから経営コンサルタントを目指そう、経営コンサルタント的視点で経営を行おうという人たちにも仲間になって欲しいと考えていて、一般会員という制度も作っています。

 一方で、資格会員である経営士という実力を有する人たちの集まりである当協会においては、協会が会員に何かをしてやるというより、会員が協会で何ができるかがポイントと考えています。

 かつて、ケネディ大統領が「国が国民に何かをするというより、国民がアメリカ合衆国に対して何をすることができるかが重要だ」という言葉を思い出しました。別の言葉で言うと「会員の皆様にも汗を流していただきながら、会員とともに協会を育てていくという考えが浸透しているから「共業・共用・共育」が可能なのです。

  日本経営士協会とは? | 特定非営利活動法人 日本経営士協会 (jmca.or.jp)

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

  【知り得情報】 雑談にも事前準備をするビジネスパーソン

 ビジネスパーソンにとっては、雑談というのは無意味ではありません。

 雑談だと思って気を許しているうちに、相手の人は情報収集をしているのです。

 そのような「怖い」話をしています。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 若い部下に仕事を任せるときの巧遅拙速
 管理職にとって、若い部下を相手にする場合に「拙速巧遅」というジレンマに襲われることが多いです。部下に仕事を指示した場合に、自力で、期限までに、所定の仕上がりで、完成するのが基本です。
 一般的には、スピードを優先させますと「質」が悪くなり、質を重視すると時間がかかってしまいます。その両者を求め、時間と質に固執し、高い完成度を求めますと、部下が潰れてしまうこともあります。

 若手とベテランでは、時間と質の取組方が異なります。ここでは、私の経験から、経験が浅い若手の部下の場合についてお話します。若手には、「期限」を優先させるように指示してきました。お客様との約束を励行することの重要性を、身に滲みつけることを優先したからです。
 指示を出す場合には、目的と納期を明確にすることが基本です。若手の場合には、「How To」を重視した指示の出し方をします。やり方が解らない場合が多いですので、部下の資質によっては手取り足取りに近いやり方をしなければなりません。
 まずは、仕事を覚えさせ、納期までに完了させることを基本とします。完了した仕事の完成度が低い場合には、修正ややり直しなどが必要となりますので、最終期限までのゆとり時間が必要です。
 指示を出したら、できるだけ早期に着手させます。指示したときに、方法論だけではなく、ポイントなども話しますが、「ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線」にありますように、優秀な人材であっても、時間経過と共に、それが薄れ、忘れ去られてしまう可能性があるからです。
 指示を出す場合には、他の業務との優先度を予め管理職として確認しておく必要があります。そして、何を優先すべきかを考えさせ、その上で、管理職としての考えに基づいて、何を優先すべきかを、その理由も明確にして指示を出します。若手にとっては優先度の決め方が身についていないことが多いからです。

 管理職として、経験の浅い部下の行動パターンを知っておくことが重要です。
 経験が浅いために判断力が充分に備わっていないことが多いです。経験が浅いと仕事がスムーズに進まなくなることも多く、質を重視した指示を出しますと悩んでしまいます。悩みを抱え込んでしまって、他の人に質問したり、相談したりすることすら思いつかないこともあります。管理の一貫として、時々、中間チェックを入れることはいうまでもありません。
 中には、悩んだ末に、あきらめてしまう部下さえいます。その観点からも中間チェックは必要であり、それを怠ると精神的な病気になったり、退職したりということも起こりかねません。若手部下への配慮は、若手育成の基本であることを常に認識していることが必要です。

 若手の中には、「嫌な仕事を〃やらされている〃」という捉え方をするものもいます。そのような社員は、「上司のいじめ」と考えることもあります。その結果、上述のように代謝に繋がったりしてしまいかねません。
 目的・趣旨をキチンと理解させることにより、このような若手社員を少なくしていくことが肝要です。

【 注 】(【Wikipedia】)
 忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)は、記憶の中でも特に中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線。特に心理学者のヘルマン・エビングハウスによるものが有名です。

■ 宇宙戦争が現実のことに・・・

 と、いいましてもUFOの襲来というわけではありません。
 地球人同士の戦いです。

 アメリカは「宇宙軍」を創設。

 サイバー空間を利用した競争の激化、いさかい・・・

 お互いに、潰し合っていても、根本的な解決策にはならないと思います。
 無力な私にとっては、諍いのない世の中を願うくらいが関の山です。


■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■【今日は何の日】 10月28日 徳川慶喜生誕 ホームビデオ記念日 速記記念日

2024-10-28 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月28日 徳川慶喜生誕 ホームビデオ記念日 速記記念日

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ ホームビデオ記念日

 1969(昭和44)年10月28日、ソニー・松下電器・日本ビクターが世界初の家庭用ビデオのU規格を発表しました。これを記念して「ホームビデオ記念日」が制定されました。

 それまでは高価な業務用ビデオ機器か、メーカー各社の独自規格のビデオ機器が高所得者の家庭に置かれているいるだけでした。それだけに規格統一により各家庭に普及することが期待されました。

 しかし、期待に反して、当初は普及しませんでした。その原因は、機器の値段だけではなくカセットテープの価格や、それ自身の大きさなどから家庭には普及しませんでした。

 やがてビクターのVHSやソニーのベータ方式に小型化した規格が出て、普及し始めたのですが、かの有名なビデオ戦争、すなわちカセットテープの二大陣営争いが始まったのです。

 今日、VHSテープを使っている人は少ないのでしょうが、まだまだテープを持っている人は多いでしょう。早い段階でDVD・BDなどにデジタル化しておかないとテープが劣化してしまいます。

 私もM電機のVHS・DVDの装置が内蔵された機器を投じ購入したのですが、初期モデルのため異常動作ばかりが起こり、作業がはかどりませんでした。メーカーに直接その報告をしたのですが、こちらを「クレーマー」扱いして取り合ってくれませんでした。大手財閥系の殿様商売をするM電機の製品は以後一切買わないようにしています。

P.S.

 はじめて購入したビデオは、まだVHSなどの規格が統一される前のことで、筐体も大きく、重かったことを覚えています。
 サザエさんを録画したところ、同じものを子供達が繰り返し見ていました。
 テープも高額でしたので、重ね録りを繰り返しました。
 それでも、見たい番組を録画しておいて、時間のあるときに見られることのありがたさ、重要な情報源でした。

■ 速記記念日

 1882(明治15)年に、日本で最初の速記講習会を開催、1888(明治22)年に、講習会の7周年記念会を開いた時に、日本速記協会が制定しました。

 速記の歴史は予想以上に長いものです。その起源は古代ローマ以前に遡るといいます。紀元前400年代の古代ギリシャで速記碑文が発見されています。有名な速記記録としては紀元前63年のキケロによるカティリナ弾劾演説の記録で、当時の速記は知的奴隷が充てられていました。(Wikipedia参照作成)

■徳川慶喜生誕

 天保8年9月29日(1837年10月28日)に江戸幕府最後となる第15代征夷大将軍の徳川慶喜が誕生しました。子供の頃、大人達が「ケーキ」といっていたのを聞いて「おもしろい名前の人がいるものだ」と思ったことがあります。

 毎朝、運動不足解消のために散歩をしています。すぐ近くに国際仏教学大学院大学があります。そこは、徳川慶喜終焉の地として知られています。慶喜に関するものは何も残ってなく、碑だけが残っています。

 慶喜は、江戸幕府最後の将軍、で第15代征夷大将軍であったことは周知の通りです。

 毎朝、ここを通って散歩をします。文京区は、坂の多い街で、慶喜を偲ぶ銀杏かどうか分かりませんが、坂の途中に大きく枝を張っています。

【Wikipedia】 徳川 慶喜(とくがわよしのぶ)

 江戸幕府第15代征夷大将軍(在職:1867年 ‐ 1868年)。江戸幕府最後の将軍で征夷大将軍に任じられた最後の人物。  御三卿一橋徳川家の第9代当主として将軍後見職・禁裏御守衛総督など要職を務めた後に徳川宗家を相続、第15代将軍に就任。大政奉還や新政府軍への江戸城明け渡し(無血開城)を行なった。明治維新後に従一位勲一等公爵、貴族院議員。

 生誕:天保8年9月29日(1837年10月28日)  死没:大正2年(1913年)11月22日  墓所:谷中霊園  氏族:徳川氏(水戸家→一橋家→将軍家→慶喜家)  父母:父・徳川斉昭 母・吉子女王(有栖川宮織仁親王娘)

(ドアノブ)

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

 ◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得  ◇ 経営コンサルタントになろう  ◇ 経営コンサルタントQ&A  ◇ 独立・起業/転職

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【日本庭園を知って楽しむ】3-08 初心者のための知っておくべき分類 - 大名庭園 代表的な庭園

2024-10-27 17:03:00 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る


  【日本庭園を知って楽しむ】3-08 初心者のための知っておくべき分類 - 大名庭園 代表的な庭園  

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 *

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■3 日本庭園の分類
 日本庭園は、一律ではなくいくつかに分類することができます。しかし、その分類法は、どのような視点で見るかによって分類方法が異なります。
 ここではいくつかの視点に分けて分類をします。

3-08 初心者のための知っておくべき分類 - 大名庭園 代表的な庭園
 大名庭園は、江戸(東京)だけではなく、日本各地にこの形式が広まって行きましたので、その代表的な庭園を、【Wikipedia】をもとに紹介しておきます。
 現在、東京都心に残り、名称史跡に指定される日本庭園や新宿御苑や戸山公園、水戸徳川家下屋敷であった隅田公園内日本庭園や鍋島松涛公園などの公園のいくつかは、これら江戸期の大名庭園跡地が利用されています。また、明治期に称された三大公園(日本三名園)はいずれも地方都市に残る大名庭園跡です。
 また、各地の主な大名庭園として、以下をご紹介します。ただし、研究者により、異論のある庭園も含まれるかも知れませんが、あくまで、ご参考までとしていただき、その点につきましてはご容赦ください。

◇東北
秋田県秋田市(久保田藩)旧秋田藩主佐竹氏別邸(如斯亭)
岩手県盛岡市(盛岡藩)旧南部氏別邸庭園(現・盛岡市盛岡中央公民館)
福島県白河市(白河藩) 南湖公園
福島県会津若松市(会津藩) 御薬園
◇関東
· 茨城県水戸市(水戸藩) 偕楽園
· 群馬県甘楽町(小幡藩) 楽山園
· 東京都中央区(甲府徳川家下屋敷→将軍家別邸) 浜離宮恩賜庭園
· 東京都港区(小田原藩大久保家上屋敷→清水家下屋敷→紀州徳川家別邸) 旧芝離宮恩賜庭園
· 東京都港区(久松松平氏中屋敷) 駐日イタリア大使館
· 東京都文京区(水戸徳川家上屋敷) 小石川後楽園
· 東京都文京区(柳沢家下屋敷) 六義園
· 東京都文京区(細川家下屋敷) 肥後細川庭園
· 東京都江東区(久世家下屋敷) 清澄庭園
◇中部
· 新潟県新発田市(新発田藩) 清水園
· 石川県金沢市(加賀藩) 兼六園
· 福井県福井市(福井藩) 養浩館庭園
· 名古屋市東区(尾張藩) 徳川園
◇近畿
· 滋賀県彦根市(彦根藩) 玄宮園
· 和歌山県和歌山市(紀州藩) 養翠園
· 和歌山県和歌山市(紀州藩) 和歌山城西之丸庭園
· 兵庫県赤穂市(赤穂藩) 旧赤穂城庭園(本丸庭園、二の丸庭園)
◇中国
· 岡山市北区(岡山藩) 後楽園
· 岡山県津山市(津山藩) 衆楽園
· 広島市中区(広島藩) 縮景園
◇四国
· 香川県高松市(高松藩) 栗林公園
· 香川県丸亀市(丸亀藩) 中津万象園
· 愛媛県宇和島市(宇和島藩) 天赦園
◇九州
· 福岡県柳川市(柳河藩) 松涛園(御花)
· 熊本県熊本市(熊本藩) 水前寺成趣園
· 鹿児島県鹿児島市(薩摩藩) 仙巌園(磯庭園)

(【Wikipedia】、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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【経営コンサルタントへの道】 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質 2.お節介焼き精神

2024-10-27 12:03:00 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

  【経営コンサルタントへの道】 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質 2.お節介焼き精神    

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。

 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。

 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。

 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質

 前述のように、一口に経営コンサルタントといってもいろいろなタイプがあります。この種の人が経営コンサルタントに適していると言うことは断定できませんが、業務をこなすためには、最大公約数的に共通する資質というものがありそうです。
 もし、これらの資質の多くを持ち合わせていないと自覚できるようでしたら、きつい言い方ですが、経営コンサルタントになることは慎重に考えた方がよいでしょう。経営コンサルタント資格修得をしただけでは、有能な経営コンサルタントとは言えません。
 しかし、私自身が経営コンサルタントになる前は、これらの条件をあまり満たしていませんでした。ですから、この要件を満たさないからと言って、即諦めるのも如何かと存じます。
 1.人間性

お節介焼き精神   
 多くの人は自分の収入を高めたり、出世したりすることに努力します。
 自分がお金持ちになることより、人様の会社に儲けていただくことが、経営コンサルタントとしての役割のひとつです。
 顧問先の発展を通して社会に貢献することに喜びを感じる仕事なのです。
 多くの方が、コンサルタントとは、経営に関する、いろいろなことを「教える」、経営のあり方について「指導する」仕事と考えています。
 経営コンサルタントというのは、相手(クライアント)の経営、換言すると相手のお金儲け(それは結果としてのことですが)のために、知恵を出したり、多くのエネルギーを投入したりして、相手(クライアント)と共に働く職業です。
 自分の懐のことだけを考えているのでしたら、経営コンサルタントにならないで、自分で事業をするなど経営者になればよいのです。
 人に知恵を授けるほどの知識や経験をお持ちのはずですので、自分で事業をやれば、さぞかしうまくいくでしょう。
 人様の役に立とうというお節介な気持ちがなければ、自分の仕事に情熱が持てないでしょう。
 「情けは人のためならず」と言いますが、人様に協力した結果が良ければ評価され、他の顧客を紹介してくれます。その結果、仕事を通して自分自身の能力を磨くことができるのです。
 経営コンサルタントのお節介焼き精神は、お節介を押しつけるのではなく、「相手のため」にすることが、「自分のため」にするという「お節介」なのです。

■【経営コンサルタントへの道】 バックナンバー


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月26日 ◇元気な会社 漫画、カレー…地域の資源を活かして鳥取を元気に ◇経営四字熟語

2024-10-27 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月26日 ◇元気な会社 漫画、カレー…地域の資源を活かして鳥取を元気に ◇経営四字熟語 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。

 今回は、京都の会社ですが、新幹線で飛んでいくわけにはいかず、スマホで社内を案内していただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 漫画、カレー…地域の資源を活かして鳥取を元気に 2306-3a26
 コロナ感染者数が激減していた昨年11月、空路で鳥取市を訪れた。鳥取砂丘を眼下に見ながら到着したのは「鳥取砂丘コナン空港」。10年ほど前から全国各地の空港が愛称をつけるようになり、鳥取空港は、鳥取砂丘と、同県大栄町(現・北栄町)出身の漫画家、青山剛昌氏の代表作「名探偵コナン」とを合わせた名称となっている。県内には境港市にも空港があり、愛称は「米子鬼太郎空港」。同市出身の漫画家、水木しげる氏の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」から名付けたものだ。

 人気漫画家を輩出する鳥取県は、「まんが王国とっとり」と称して漫画・アニメを活かした地方創生に取り組んだ。その動きに賛同したのが、飲食・観光などを手掛けるブリリアントアソシエイツ(鳥取市)だ。同社は、ロココ調の華やかないでたちの4姉妹が登場する「華貴婦人(はなきふじん)」という漫画を活用している。「女性のキャラクターでブランドイメージを広げたい」と同社創業者、福嶋登美子氏が発案。女性を主人公にした漫画が見当たらなかったため、独自のキャラクターを設定したのだ。

 鳥取県はまた、カレーの世帯当たり消費量が全国トップレベルであることから、「カレー王国」としてもPR。同社はこれにも呼応したが、カレーの色合いは貴婦人のイメージに合わない。そこで誕生したのが「ピンク華麗(カレー)」だった。赤が特徴の野菜・ビーツの色素を使い、目にも鮮やかなピンクのルーを完成させた。植物由来の色付けで、見た目だけでなく、味も健康面でもしっかりとしており、今や人気のみやげ商品に。カレーに続き、わさびやマヨネーズ、酒など次々とピンクの商品を送り出し、アイテム数は20に上る。

 地元の海産物も活用している。鳥取空港にも近い鳥取港海鮮市場「かろいち」内に開設した「市場料理 賀露幸(かろこう)」では水揚げされたばかりの新鮮な海産物を提供。そのなかにハタハタを使った「華鰰鮨(はなはたずし)」という独自メニューがある。ハタハタというと秋田県が有名だが、実は漁獲量は鳥取県の方が多いのだ。

 漫画、カレー、ハタハタと地域の資源を活かした企画で鳥取を元気にしているが、それだけではない。ピンクの素となるビーツは元々、鳥取ではほとんど生産されていなかった。そこで鳥取市内の農家に依頼して生産を始めてもらったという。既存の資源だけでなく、新たな「特産物」まで生み出したのだ。その鳥取産ビーツを使ったピンクの商品をアメリカやロシアに売り込もうと準備中。鳥取発のブランドは世界に販路を広げていきそうだ。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第150段 能をつかんとする人 達人と接しながら感じ取る

 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて、戯言をつぶやいています。
 徒然草から、学び取ることがあるような気がして、高校生であった頃以来ですが、再び紐解いています。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 世界で一番安全といわれる日本で・・・

 天高く馬肥ゆる秋

 処々で、運動会を始め、各種の行事が行われています。

 孫息子が、地域住民コミュニティの活動の一環で、お芋掘り行事に参加しました。

 その状況を娘がムービーで撮影していたときに、娘は撮影に気をとられ、孫息子は芋掘りに夢中でした。

 その様な折、最初に孫息子が掘ったお芋が盗まれてしまいました。

 孫息子は多いに落胆したそうですが、当然のことです。

 ところが、盗まれる瞬間が偶然にも録画されていたのです。

 もちろん、孫息子のお芋を誰が盗ったのか、ばっちり写っていたそうです。

 それを見ますと、男の子がお芋を盗り、彼のお母さんが持って帰る瞬間だそうです。

 そのようなことが再発しないようにと、娘はコミュニティの役員さんに事情を説明したそうです。

 そうしましたら、その一家の行状は、その辺ではよく知られていて、すぐに六年生の某君であると判明しました。

 世界一安全な国といわれます日本での出来事です。

 その安全な国であるはずの日本は、中国の”侵略”ともいえる進出に手を焼いています。  その中国と手を結ぼうというフィリピンのデュテルテ大統領が、中国に続き、日本からも資金や経済協力を引き出すことに成功してきています。

 一旦は頓挫した高速鉄道や原発などで中国の支援を受けようとしているという情報もあります。

 原発は両刃の剣で、原発政策を推し進めている政府ですが、その舵取りは本当に大丈夫なのでしょうか。

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■【今日は何の日】 10月27日 読書週間 文字・活字文化の日

2024-10-27 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月27日 読書週間 文字・活字文化の日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

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今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 読書週間

 今日から読書週間が始まります。本離れ、出版不況などと言われる中、アマゾンが本格的に電子書籍の分野でのビジネスを開始します。アップルに充分対抗できるだけの電子書籍が集まるのでしょうか?

 日本の電子書籍の出版は、これまで漫画本・コミック誌をベースにしている物が多く、テレビドラマ化したりしてマルチメディア的に発表してきました。テレビドラマが面白くないのは、オリジナルの漫画の多くが表層的、受け狙いが中心で、質の低さが目立ってしまっているからであると思います。

 出版社に、電子書籍の出版の話を持ち込んでも、上記のような意識が強く、ビジネス書などへの関心の低い編集者が多いのです。

 すでにアメリカで成功しているアマゾンの電子書籍は英語などが中心で、これまで縦書きやルビなどの日本語独特の表記ができませんでした。それが可能となり、日本の電子書籍に携わってきたこれまでの人達は反省をせざるを得ないでしょうし、それなしには日本の書籍もアマゾンなど海外勢に牛耳られてしまうのではないでしょうか。

  経営コンサルタントの本棚 

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/90c4bd41c5f0c767b0a389f846a67f04

■ 文字・活字文化の日

 10月27日は、「文字・活字文化の日」でもあります。2005(平成17)年に制定された「文字・活字文化振興法」により、この記念日が制定されました。

 Wikipediaをベースに整理しましたので、参考にしてください。

 文字・活字文化振興法は、文字・活字文化の振興を総合的に推進するための国や自治体の基本的責務を定めた法律である。活字文化というと活版印刷のことかと考えられがちだが、要は出版のことを指している。

 活字文化議員連盟は「文字・活字文化振興法の施行に基づく施策の展開」として、地域における文字・活字文化の振興、学校教育に関する施策の他、出版活動への支援も推進するよう求めており、その具体的な内容として、文字・活字にかかわる著作物再販制度の維持著作者及び出版者の権利保護の充実を挙げている。

 読書週間の初日にあたる10月27日を文字・活字文化の日として定めている。

 「最近は本を読まなくなった」「活字離れが若者の知的レベルを低下させている」などと言われています。

 ところが、携帯電話やパソコンの普及は活字ではないものの、文字文化としては同じ範疇に入ります。またiPadに始まる電子書籍・出版は、再び文字文化のさらなる発展に繋がるのではないかと期待されています。

 電子出版は、いろいろなメリットがあり、経営コンサルタントには身近な販促ツールにもなると思います。

  http://www.glomaconj.com/ebook/ebookmitsumori.htm

出典: 公益社団法人 読書推進運動協議会

■ 【今日は何の日】その他
◇ 十三夜(年により日付が異なる)
◇ 蔵前浄念寺十夜会
◇ 弘法大師諡号(しごう)奉賛会

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【お節介焼き情報 健康】  「咳」を甘く見ずに、かかりつけの医師に

2024-10-26 12:03:00 | 健康・環境

■【お節介焼き情報 健康】  「咳」を甘く見ずに、かかりつけの医師に

 若いうちは、特別に健康に配慮しなくても、健康を維持し続けられてきたように思えます。しかし、近年、若くても成人病に悩んでいる人の比率が高くなってきているともお聞きしています。

  齢を重ね、体力も落ち、運動量も減ってくると寝たきり老人に一歩近づいてしまいます。

 一方で、経営コンサルタントを目指す若い人や、企業経営者・管理職からは、いろいろな問合せや相談が後を絶ちません。経営コンサルタント歴40年余の経験を求める人がいらっしゃる以上、床に伏しているわけにはいかず、お節介訳精神が湧き上がり、一念発起して、私の健康法の現状を皆様にお伝えし、一人でも多くの方の参考になればと、本シリーズを書き始めました。

 ご笑読くださると幸いです。

■ 「咳」を甘く見ずに、かかりつけの医師に
 最近、マイコプラズマ患者が増えているそうです。
 マイコプラズマは、細菌の一種で、正式名称は「マイコプラズマ ニューモニエ」というそうです。気管支に感染し、風邪、肺炎、気管支炎などを引き起こします。「ウイルス」とは異なり、「細菌」です。
 症状としては、咳の出る風邪の症状が続くようですが、発熱や頭痛をともなうことが多いようです。ひどくなると痰が多くでるようになり、のどや胸の痛みをともなうようになることもあります。希には、皮膚に発疹がでることもあるそうです。
 マイコプラズマは、子供の罹病が多いのですが、大人でも感染しますので、咳が続く場合には、医師に診てもらうのが良いでしょう。
 最近、寒暖差が大きく、それが刺激になって、気道過敏が起こりやすくなっています。そのために、咳が止まらないという人もいますので、咳が出るからといって、マイコプラズマとは限りませんね。酷暑が続きましたので、寒くなった時には、寒暖差が大きくなり、自律神経が疲労してしまいます。気道をコントロールする自律神経が十分に機能しなくなって、過敏になり、咳が止まらなくなることがあります。咳といって甘く考えず、医師に原因を確認してもらい、正しい治療を受けることが必要でしょう。

(ドアノブ)

■■健康・環境   真剣に取り組もう

 いろいろな記事を投稿しています。併せてご覧下さると幸いです。


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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー01 寸善尺魔  想定外と負け犬 世の中には良いことは少なく、悪いことばかりが多い

2024-10-26 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー01 寸善尺魔  想定外と負け犬 世の中には良いことは少なく、悪いことばかりが多い     


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

 第4章 判断力を養いベターな意思決定
 ビジネスだけではなく、日常生活におきましても、私たちから「判断」をするという作業を切り話すことはできません。同じ状況においても、人により判断結果は異なります。例え論理思考で現状や状況分析をキチンとできても、また例え思考力の高い人でも、判断の仕方次第でものごとがうまくいくこともあれば、うまくいかなかったり、さらには悪循環に陥ってしまったりすることもあります。
 四字熟語の中には、私たちが判断に迷わないように、また迷ったときのヒントを与えてくれたりもします。迷ったときに、答を教えてくれるわけではありませんが、解決の糸口が見つかりやすくなったり、解決の時間を短縮してくれたり、よりよい解決策を見出したり、現状が悪化するのを防いでくれたりと、ヒントを与えてくださる時にはそれにより助けられることもあるでしょう。
 4ー01 寸善尺魔  想定外と負け犬
         ~ 世の中には良いことは少なく、悪いことばかりが多い ~


 「寸善尺魔(すんぜんしゃくま)」の「寸」も「尺」も日本の昔の尺貫法に基づく長さを計測する単位です。一尺は約三十cm、一寸は、その十分の一の長さです。
 サラリーマン時代に、輸出入業務を担当していました。商品は当時船便で送ることが多く、運賃計算は、重量ではなく体積を基準に算定するのが一般的でした。輸出梱包は安価な商品ほど割高となり、そのコストは馬鹿にならないほど響いてきます。従いまして輸出価格を決めるのに梱包された状態での商品の体積がどのくらいなのかを算出する必要がありました。
 一尺は、約一フィートでしたので、尺貫法のメジャーを用いて、何尺何寸かを計測して、その単位をフィートに単純に置き換えるだけで、換算計算を省略しました。多少の誤差はありますが、それをもとに体積計算ができます。その数値に、単位当たりの運賃をかけ算して運賃や梱包料金を算出しました。基本単位が一キュービックフィートとなっていました。これを尺貫法では「一才(いっさい)」と呼んでいて、「○才なので××円の運賃が単価に加算される」などと計算していました。
 余談になりましたが、「寸善」とは、「”善”の大きさは一寸ほどでしかない」ということから「良いことは小さい」という意味で、「寸前」と表示されています。それに対して、「尺魔」、すなわち「魔」の大きさは「寸」より大きい「尺」という単位で表されていますので「寸善」が一寸であるのに対して、「尺魔」は一尺もあるとなります。
 すなわち「善は一寸ほどの大きさに過ぎず、魔(悪)は善の一寸に対して一尺ほどもある」という意味で、「世の中には良いことは少なく、悪いことばかりが多い」という意味で使われます。
 私の知人で、彼の知人の債務保証をしたがために、自分自身も自己破産宣告をせざるを得なくなりました。ところが、強い人で、雌伏十年、その間、自己充電期間として、「晴耕雨読(せいこううどく)」をしました。晴れた日には田はなたを耕し、雨が降ると読書を楽しむという、世間の煩わしさから離れ、心穏やかな生活を続けました。その結果、自分の生きる道として、自分と同じように債務保証で苦しむ人達に心の潤いを与えることははじめました。
「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」というのは、この人のためにあるような四字熟語です。中国の春秋時代に、呉の王である夫差(ふさ)が戦いで死んでしまった父親の仇討ちのために、牧野上に臥して、苦い肝を嘗めて、報復の志を忘れないようにしたという故事があります。(四字熟語辞典)このことから転じて「目的を達成するために、苦心惨憺してチャンスを待ち続ける」という意味で使われます。
「堅忍不抜(けんにんふばつ)」、すなわち「強固な意志を持って耐え、何があってもくじけて諦めない」でやってきた結果、雌伏が雄飛に変化する「捲土重来(けんどちょうらい)」をやり遂げたのです。「捲土」とは、土煙が巻き上がるような厳しさ、「重来」は「再来」と同じ意味です。すなわち「捲土重来」とは「一度は、敗者となった人が、再び勢力を盛り返して巻き返す」ことを指します。「堅忍」は「意志強固に耐える」、「不抜」は「」固くて抜けない」という意味です。類語に「志操堅固(しそうけんご)」という四字熟語があります。
 確かに世の中は、我々が思うようには行かないことが多いです。「こうありたい」と思っても、その実現には色々な障害や問題が立ちはだかります。これは企業経営においても同じことです。リスクマネジメントというのは、これから起こるだろう障害を予測して、事前に手を打つことの重要性が説かれています。
 福島第一原子力発電所問題で表面化しましたが、「想定外」という言葉はしばしば使われてきました。それだからといって「人知が及ばぬこと」と諦めてはならず、「自分の力が至らなかった」と解釈し、謙虚に受け止めるべきです。
 「想定外」で、世の人だけではなく、自分自身を納得させてしまっては、成長の原動力を失うことになります。
 想定のレベルが高ければ、その様な障害が訪れてくることを予測できるかも知れないのです。否、できるだけそれも含めて想定すべきです。これが経営であり、経営者や経営コンサルタントの為すべきことであり、その能力の高さということになります。
 口で言うは易しいですが、その実行は困難であることを私も認めますが、負け犬で終わりたくないですね。因みに、本来このような意味ですが、誤用されて「良いことには、とかく邪悪が入りやすい」という意味で使う人がいます。
 このように言葉の誤用は、近年目立ちます。例えば「悪循環」という言葉に対して「好循環」という言葉が使われていますが、私は「好循環」ではなく「善循環」という言葉を用います。
 「大小」とか「寒暖」など、反対の意味を表す表現を私たちはしばしば用います。「悪」という漢字の反対の意味を含む表現は何でしょうか?大半の人が「善悪」という熟語に思い当たるでしょう。従って、「悪循環」に対して「善循環」というべきだと考えます。
 ただし、「好悪(こうお)」とう言葉もありますので、「悪」の反対を表す漢字に「好」を充てることは間違いではありません。従って「好循環」という言葉は間違いではないのですが、上記の通り、正しい語感を持てば「善循環」の方がどちらかと言えば良いと言えると考えています。
 ある面では、これは感覚の問題ですが、近年、語感のずれが軽視されているように思えます。例えば、ストッキングをはいていない脚のことを「生足」というのを聞きます。「生爪を剥がす」や「生首」などの例に見れますように、人間の身体の一部に関する表現として「生」という字はあまり良いニュアンスを持っていません。それを「生野菜」などの「生」とう字の誤用から「生足」などいう言葉が生まれてしまうのでしょう。
「鳥肌が立つ」という言葉も、ゾッとするような恐ろしげな体験をしたときに用いる表現です。それが昨今では、良い意味の時にも「鳥肌が立つ」という表現が用いられることがあります。語感が正常であれば、それもおかしいと感じるはずです。
 語感というものさしからずれた感覚で、言葉を選択するからこのようなことが起こってしまいます。
 企業経営において、いくつかの選択肢がある場合に、どれを選ぶべきかを考えるとき、判断に困ったら、「原点は何か」「どちらが一般的か」などと判断基準を装幀した上で判断しますと、より良い選択ができることが多いです。
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月25日 ◇“真”の経営者は信念を持つ ◇竹根好助の経営コンサルタント起業

2024-10-26 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月25日 ◇“真”の経営者は信念を持つ ◇竹根好助の経営コンサルタント起業体験記 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 「世界一安全」といわれた日本が、昨今では大きく変化をしてしまっています。しかも凶悪化していますので、ますます怖い状況になってしまっています。
 万一、家の中などで強盗と鉢合わせをするなどしてしまったらどうしたらよいのでしょうか。

 集英社オンラインでは、事前対応策として、携行用の防犯ブザーはあまり効果がないといっています。最近は、「緊急非常警報装置」という、火災報知器のように、ボタンを押しますと、外で非常に大きな音が鳴り、ライトが点滅する装置が入手できるようになっているそうです。
 彼等は、警報音をひどく嫌うそうで、この機器が注目され始めています。

 コンサルタントを目指す人達の集まりで、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をしています。

 本日は、下記のようなテーマでお話しました。

◆ 1-10 “真”の経営者は信念を持つ Aa18-Bc27

 ある企業の管理職は、二言目には「うちの社長は、こんなことを言っています」と、社長の自慢話をしてくれます。会うたびに、言う内容が異なりますので、その社長さんは、朝礼や訓示などで、自分の考えをいろいろと話をしているのでしょう。

 しかも、主旨一貫していることとして、創業者精神やそれに端を発すると思われる死生観といいますか、世界観といいますか、人生観ともいえる一本筋が通っているように、私には聞こえます。

 その根底には、彼が持つ変わらない価値観があるのでしょう。その価値観が、仕事に対する姿勢として表れているようです。


 大企業ですら、経営者やそれに続く役員が、不祥事を起こす時代です。彼等の中には、私利私欲がベースになっている人もいますが、多くは、自分の会社のためと思ってやっているようです。

 ところが、それが変形して「自分や自分の会社にとって都合が良い」という視点に変質していることに気がついていないのではないかと思われることが散見されます。そこからの判断ですので、間違った意思決定がなされ、それが企業の不祥事に繋がってしまうのではないでしょうか。

 自分自身の中に潜む魔の誘いに乗らないようにするためには、トップは、信念を持ち、自分に厳しくなければなりません。自分の考え方の基礎が明確ですと、それをもとに意思決定が成されますので、判断にブレが出ないのです。

 一方で、経営環境は複雑になってきています。「ホンモノを見抜く力」とか「人を見る目」などと言われる力も必要です。しかし、人間というのは複雑な生き物ですので、自分の力だけの判断では及ばないことが多いのです。

 トップに限らず、ビジネスパーソンは、内外の情報にも強い関心を持ち、入ってくる情報を鵜呑みにせず、ウラを取るという習慣が求められます。事実が、「真の事実」であることを確認するような、工夫が不可欠です。

 教科書的な知識や情報は、必要でありますが、それは「ある条件下において」は正しいでしょうが、全てにおいて正しいわけではありません。有名人の言葉であるとか、教科書だからといって、全てを鵜呑みにすることは危険です。

 「十人十色」「百社百様」ですので、自分の会社、あるいは眼前の課題に対して、そのまま適用できるとは限らないのです。

 入ってきた情報を鵜呑みにしないだけではなく、自分の考えと異なるときには、徹底的に「なぜ異なるのだろう」と追求し安易な妥協や折衷案的な意思決定をしないことです。

 しかし、自分の考えが正しいのだろうかと、自分自身をクリティカル・シンキング的に見る「謙虚さ」も忘れてはなりません。自分の考え方や見方が、妥当なのだろうかと、判断に迷うことは多々あります。信頼できる第三者を身近に持つことの大切さを認識しましょう。


 別項で述べていますように【心 de 経営】の精神を持ち、信頼される経営者やビジネスパーソンであって欲しいです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 【日本庭園を知って楽しむ】3-07 初心者のための知っておくべき分類 - 大名庭園

 庭園めぐりを趣味にしてから数年が経過しています。
 しかし、庭園に関する知識が乏しいですと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。
 それをご紹介するといいますより、自分のために記述し、それをお裾分けします。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  6章 苦悩 1 切ない秋がやってきた
【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 初めての渡米は一ドル360円 a25

 私が初めてアメリカへ飛んだのは1970年でしたが、その頃の花形飛行機はDC-8でした。空を舞う美人の愛称で親しまれた、スリムな体型は飛行機ファンには今日でも人気が高いと聞いています。

 当時は、サンフランシスコまでしかフライトが認可されていなかったこともあり、そこで下ろされ、アメリカン航空機でケネディ空港まで飛んで行きました。初めての海外と言うことから、心細い思いをしました。

 1ドルが360円で、日本製品は「安かろう、悪かろう」という評価の時代でした。いわゆる「企業戦士」の最前線に飛ばされました。自分で言うのもおこがましいですが、当時、海外赴任を命じられる人間はエリート中のエリートと言われていました。今日では考えられないような感覚の時代だったのです。

 経営コンサルタントとして独立してからは、ヨーロッパを始め、海外をあちらこちらと飛び回り、1年の三分の二近くを海外で過ごす年もありました。訪問した国の数は30カ国程度ですので、数としては多い方ではないかも知れません。先進国が中心でしたが、南アフリカにも行ったことがあると言うと、驚かれるのです。

 私を主人公のモデルにした経営コンサルタント小説「竹根好助シリーズ」でも、海外での場面を描いた小説が幾つか出てきます。尚、当ブログでも掲載したシリーズもアメリカでの幸と竹根の出会いなどが登場します。

■ カーシェアリング利用者が増加中

 早朝ウォーキングの途中に駐車場があり、そこの一角がカーシェアリング用の車のためのスペースとなっています。

 この場所では、1台分のスペースから始まりました。

 1~2年してから2台になり、その期間が長く続きました。

 それが3台になり、4台、5台と短期間に増えました。

 それだけ需要があるのですね。

 わが家では、息子と私の車の2台分の駐車代が馬鹿になりません。

 都内では、車を持つよりも、カーシェアリングなどのサービスを利用する方が経済的なようです。

 でも、私は、私が気に入った車を乗りたい・・・

 それに固執していては、時代の動きに逆らうことになることが解っていながら・・・<笑い>

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■【今日は何の日】 10月26日 原子力の日 その賛否を再度考える日

2024-10-26 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月26日 原子力の日 その賛否を再度考える日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 西山忌(せいざんき)

 紅葉で名高い京都光明寺で、西山上人の法事があります。

 御詠歌が奉納され、賑やかな法要として、全国から大勢の参拝者が集まります。

 西山浄土宗の総本山光明寺は、長岡京市西山のふもと、粟生広谷という地にあります。

 宗祖は円光大師と呼ばれる法然上人で、法然43歳の時に、日本で最初に念仏の産声を上げ地でもあります。

  西山詳細

■ 原子力の日

 10月26日は「原子力の日」で、日本政府が1964(昭和39)年に制定しました。

 1963(昭和38)年に、茨城県東海村に日本で最初の原子力発電が行われました。当時は、原子力発電の怖さについては隠蔽され、記念切手まで発行されました。広島の原子爆弾の話を聞いたりしていたので、子供心に、原子力発電に危険性はないのか心配で、親に尋ねたことがありました。

 この日は「反原子力デー」でもあり、2011年3月11日の東日本大震災・福島第一原発の事故以来、この動きが活発になって来ています。日本の第一号機である上述の東海原子炉の廃炉問題がとりだたされていますが、人口密集地の南関東にも近く、50年にもなる今、使い続ける危険性は福島第一原発の比ではないでしょう。

■ 【今日は何の日】その他

◇ 両国西光寺お十夜

◇ 天理教本部秋季大祭

◇ 宮崎神宮例祭

◇ 光明寺西山上人忌

(ドアノブ)

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】 

 ◇ 心 de 経営                 

 ◇ 経営マガジン 

 ◇ 経営コンサルタントの独り言                 

 ◇ 経営四字熟語                 

 ◇ 経営コンサルタントの使い方                 

 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ 

 ◇ 経営トップ十五訓                 

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾                 

 ◇ ニュース・時代の読み方                 

 ◇ 時代の読み方・総集編                 

 ◇ 経営コンサルタントの本棚 

 ◇ 写真・旅行・趣味                 

 ◇ お節介焼き情報                 

 ◇ 知り得情報                 

 ◇ 健康・環境                 

 ◇ カシャリ!一人旅

 

 


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【日本庭園を知って楽しむ】3-07 初心者のための知っておくべき分類 - 大名庭園

2024-10-25 17:03:00 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る


  【日本庭園を知って楽しむ】3-07 初心者のための知っておくべき分類 - 大名庭園      

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 *

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■3 日本庭園の分類
 日本庭園は、一律ではなくいくつかに分類することができます。しかし、その分類法は、どのような視点で見るかによって分類方法が異なります。
 ここではいくつかの視点に分けて分類をします。

3-07 初心者のための知っておくべき分類 - 大名庭園
 大名庭園(だいみょうていえん)とは、江戸幕府政権下の江戸時代において、各藩の大名が江戸や地元で築造した庭園が中心です。
 17世紀も中期になると町人の文化が栄え,華やかな風潮が支配する時期を迎えたが,庭園も広い芝生をとった明るいものになりました。
 徳川家康が政権をとり、参勤交代制度が始まると、大名たちは江戸と領国の両方に庭園のある邸宅や別邸を構えるようになりました。各藩が、それぞれ競い合うようにしたことから、造園技術が発達し、その結果、江戸時代に日本庭園築造技術が大きく発展したといえます。

 江戸時代初期には、しばしば王朝風と呼ばれる平安時代以降の伝統的な、または安土桃山時代に発達した豪華絢爛な池庭や枯山水、あるいは禅院で発達した枯淡な枯山水や露地から出発し書院造に影響を与える茶庭など多くの様式が並存する時代でした。
 中世のように池泉にも石組みを多く使わず、石を使うときも、捨石といって要所に1個だけを捨てたかのように配することが行われました。まるみのある石が好んで使われたのは、このころです。
 18世紀初期、柳沢吉保がつくった江戸の六義園(りくぎえん)は,和歌趣味にあふれた明るい庭として有名です。岡山の茶屋屋敷の庭(現在、岡山後楽園という)も芝生を主とした庭です。四国の高松にある栗林荘(りつりんそう)もやはり大名の別荘です(栗林公園)。この栗林荘を造営した松平氏が水戸の徳川家を継いだとき、同家の後楽園(江戸)を当世風に大改造し中国風をやわらげたのも、この時代すなわち18世紀初期のころです。
 18世紀後半になりますと、二つの特徴があらわれました。
 一つは著しい園芸の流行で、江戸ではある地域一帯に植木屋が軒を並べて花園を開放し,江戸市民の名所になりました。これが大名の庭園にも入って,後楽園が再度改造され、庭園内に草花が植えられたのです。また,江戸の隅田川東岸の向島(むこうじま)に町人がつくった百花園(ひやつかえん)は草花ばかりの庭園であり、しかも営業として成立したのです。
 もう一つの特徴は、大名庭で庶民に開放されるものがでてきたことです。水戸の偕楽園や白河の南湖がそれにあたります。庶民といっても一般大衆すべてとはいきませんでしたが,近代の公園へ結びつくものとして重要なことです。

 やがて、これらの様式が集大成される回遊式庭園が誕生しました。大名庭園は、これらの庭園の総称であって、様式名ではありません。
 各藩は、大名庭園を遊興や、日本武術の馬術用馬場や弓術用の的場など、多様な使い方をしました。回遊形式を取り入れた庭園ができると、その構造から、散歩・散策などを楽しむ空間として利用されるようになったのです。また造園技術に関して各藩間で技術交流が行なわれ、園芸学や博物学などもそれに伴って発達してきました。
 池のまわりを回遊して観賞する回遊形式により、庭園内の景観として、自分の好む名勝地をモチーフとし、それに関するものが配されました。庭園が、自分達だけのものではなく、庶民の遊観所ともなり、その景観のアクセントもなるような、また利用上からも、休憩所としての茶屋や御堂、四阿を建てました。
 これらの建物と庭景観とをマッチングさせ、順路にそって回遊しやすくしました。その結果、時間とともに、つぎつぎと展開されていく変化の多い景観の庭園となって行きました。広々した池面に出る前に、うっそうと茂った木立を通り、山々を通りぬけるときも変化にとんだ建物や橋で訪れた人を楽しませてくれるのです。
 当時の江戸では、面積の約50パーセントが、このような大名庭園と大名屋敷で占められていたといわれています。これらの庭園は、明治期にいったんは下火になったものの、当時の上流層の大邸宅に、この形式が蘇ってきました。

(【Wikipedia】、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 1 切ない秋がやってきた

2024-10-25 12:03:00 | 【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 1 切ない秋がやってきた  

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれるのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりで、実務支援だけではなく、存在の有り難さに感謝を竹根です。

◆6章 苦悩
 商社マンは、商品を輸出すれば良い、というのが、それまでの商社の生き方でした。はたしてそれで良いのか、疑問に纏われながらの竹根好助でした。その竹根が、何とか現状で仕事をしながら活路を見いだそうと考えていました。
 しかし、問題は、そんなに簡単なものではなく、苦悩する竹根です。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

6-1 切ない秋がやってきた
 いつの間にか、東京に似た蒸し暑いニューヨークの夏は去り、短い秋に入っていた。東京では四季の移ろいを体感できるが、ニューヨークでは、夏と冬ははっきりしているが、春と秋はいつの間にか通り過ぎてしまう。
 竹根のアパートはアイビーのツタに絡まれているため、それが紅葉して燃えるような外壁である。近所のケセナパークは、赤や黄色の落ち葉の絨毯を踏む散策の人で賑わっていた。
 感傷的な雰囲気は、顕微鏡のことに追われていた竹根に、残酷にもかほりのことを思い出させた。本社便でのやりとりには、かおりからは結婚のことは一切触れられていないし、今も竹根のフォローを担当してくれている。先生方のミッションが来たときに国内営業を担当している海部の話では、すぐにも結婚するのではないかというように竹根には聞こえ、絶望のどん底に落とされたことを思い出した。
――かほりさんは、まだ結婚してないのだろうか。結婚しても、竹根に報告する義務もないので、そのまま竹根の担当を続けて夫婦共働きをしているのだろうか――
 かほりのことを考えまえとするが、またかほりのことを考えている。
――手に届かないところに行ってしまったかほりさんのことを考えるのはやめよう――
 そのように自分に言い聞かせると、かえってかほりのことを考えてしまう。
『卒業』という映画を観たことがある竹根は、あの映画にあるダスティン・ホフマンのように、教会の窓をドンドンとたたいて、花嫁を連れ去るようなまねは自分にはできないだろうと思ったりもした。
 『ある愛の詩』という映画も思い出した。
――その映画の中では、住む世界が異なる二人が結ばれたようには、自分がかほりさんと結ばれることはないだろう。かほりさんにとっては、自分より、今の彼と結婚する方が幸せなのかもしれない――
 ケセナパークを抜け、住宅街を歩き続けた。どこをどのように歩いたか、竹根にはわからない。ポプラ並木の広い通りに出てみて、自分の行くべき方向がようやくわかった。
――かほりさんのことは忘れ、彼女の幸せを考えれば、きっと彼女への思いを断ち切れるだろう――
  <続く>

■ バックナンバー
 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月24日 ◇カシャリひとり旅 函館・トラピスチヌ修道院で心が洗われる ◇侃々諤々

2024-10-25 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月24日 ◇カシャリひとり旅 函館・トラピスチヌ修道院で心が洗われる ◇侃々諤々 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

  私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

10月24日

 新型コロナウイルスが5類となったのが2023年5月で、24年4月までの1年間で、死者数が計3万人を超えたと、厚生労働省の発表で解りました。これは、季節性インフルエンザの約15倍にもなるそうです。しかも、65歳以上が約97%と、大部分が高齢者です。現在でも多くの人が脅威にさらされていることになります。
 「高齢者は自己防衛を、それ以外の人は他の人への思いやりを」という基本が第一のようですね。

 ちょっと空き時間ができましたので、写真集を開いてみました。庭園めぐりの旅を始めてからはまだ日が浅いですが、それ以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真は、全国各地の漫遊結果です。

 

「インスタ映え」という言葉が市井を走っていますが、何も飾らない、ひとり旅の旅先で感じて、見て、カシャリとした写真を、動画としてお届けしています

北海道  函館・トラピスチヌ修道院 

 https://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/04/post-49.html

 

 日本初の女子観想修道院として1898(明治31)年に「厳律シトー会天使の聖母トラピスチヌ修道院」として創立されました。

 この修道院は、真ん中に函館市街地を挟んで、函館山がその対極に位置しています。やや高台に、ひっそりとたたずまいをしています。

 発足当時は、1893(明治26)年にパリ外国宣教会のアンドレ・ベルリオーズ司教が70ヘクタールの土地を購入して建てた旧孤児院を使用していました。

 1903(明治36)年、大嵐で木造の修道院は崩壊し、その2年後に、レンガ造り2階建ての本館正面棟の一部が完成しました。1913(大正2)年までに竣工した本館正面棟と聖堂は、1925(大正14)年に発生した火災で焼失するという被害に遭っています。

 教皇ピオ11世から義援金や各修道院からの寄付金が寄せられ、1927(昭和2)年に再建された聖堂が現存しています。煉瓦の外壁、半円アーチの窓などゴシックとロマネスクの混在するデザインが印象的です。

 修道女らは祈り、労働、聖なる読書を日課の3本柱に共同生活を送っています。祈りは3時半の起床から、19時45分の就寝までに一日7回行われます。

 生計を立てる収益事業として製造するマダレナケーキやクッキーは、修道院を訪れた際の土産物として人気です。

 立ち入ることができるのは前庭のほか、売店併設の資料室の見学が可能で、院内での生活や修道院の歴史などを紹介しています。2016年以降、定休日なしにオープンされています。

 トラピスチヌ修道院の前に市民の森があり、そこの売店のソフトクリームは有名ですので、食べてみるのもよろしいでしょう。

 森には、白樺の木もあり、北海道に来たという感動を得られます。

 

 

カシャリ映像でお楽しみください

https://youtu.be/wD6QxQFAx48

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。 

■【今日のおすすめ】

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-07 侃侃諤諤 三人寄れば文殊の知恵 信ずることを遠慮せずに堂々と議論を闘わせる

  四字熟語には意味深長で、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名して紹介しています。

 「侃々諤々」はよく使われますが、異なる読み方で使う人が多いようです。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 国連の権威とは? a24

 10月24日は国連の日です。

 国連の前身である国際連盟から日本が脱退し、第二次大戦に突入してしまいました。

 不幸な出来事のスタートでした。

 しかし、その背景には、日本バッシングがあり、日本としてはやむにやまれぬ選択であったという一面もあります。

 だからといって、戦争をして良いという理由にはなりません。

 国際的な紛争が戦後地球上で絶えたことがないとう悲しい状況が続いています。

 子供の頃、「国際警察」という言葉を見つけたときに、かっこよさを感じました。

 しかし、安保理が有名無実化している今日こそ「国際警察」は必要だと、いまでも考えています。

 真の力を持ち、「国際司法裁判所」とともに、機能を発揮すれば、パレスチナ問題も、どこかの国のように海洋進出を我が物顔でしたり、他国に軍事脅迫をしたりするようなことも解決できます。

“真”の拘束力というのが前提ですが・・・

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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■【今日は何の日】 10月25日 日本のフラッグシップキャリアの誕生

2024-10-25 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月25日 日本のフラッグシップキャリアの誕生

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 民間航空記念日

 1951(昭和26)年10月25日に、戦後最初の国内民間航空会社として日本航空が設立され、それを記念して「民間航空記念日」が制定されました。一番機は「ど星号」で、当時は、東京・大阪・福岡の3空港間の運航でした。

 私の記憶では、DC-3だったと思うのですが、JAL最初の飛行機は、マーチン2-0-2であると記述されています。この飛行機は信頼性が高いということから、DC-4の時代になってもなおかつ運航が続けられました。

 それにしても、近年のJALパイロットが引き起こす不祥事は、いただけませんね。

■ 君が代の初演奏

 8月12日は「君が代記念日」であることをご紹介しました。

 その時に、作詞者・作曲者を紹介しました。

 1880年10月25日に、プロイセン(現ドイツ)の軍楽隊オーボエ奏者のフランツ・エッケルトが、原曲に手を入れ、編曲が完成し、試演が行われたのです。

 1879年に日本で音楽教師として任ぜられたエッケルトは、その後日本の洋楽教育機関のほとんどすべてにかかわったと言われています。

■ 【今日は何の日】その他

◇ 伊賀上野天神祭 (年により開催日が異なる)

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


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【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第150段 能をつかんとする人 達人と接しながら感じ取る

2024-10-24 12:03:00 | 【心 de 経営】 徒然なるままに
■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第150段 能をつかんとする人 達人と接しながら感じ取る 
  「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。
◆第150段 能をつかんとする人 達人と接しながら感じ取る
 芸能というのは、才能より努力が肝要というのが、兼好の考え方で、実践を通して実力を身に付けることの大切さを説いています。
【原文】 能をつかんとする人
 能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
 いまだ堅固(けんご)かたほなるより、上手の中にまじりて、毀(そし)り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨(こつ)なけれども、道になづまず、みだりにせずして年を送れば、堪能(かんのう)の嗜(たし)まざるよりは、終(つい)に上手の位にいたり、徳たけ、人に許されて、双(ならび)なき名を得る事なり。

 天下のものの上手といへども、始めは不堪(ふかん)の聞えもあり、無下の瑕瑾(かきん)もありき。
 されども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埓(ほうらつ)せざれば、世の博士にて、万人(ばんにん)の師となる事、諸道かはるべからず。
【用語】
 能: 芸能
 つく: 身につける
 なまじひに: なまじっか
 さし出でる: 人前に出る 「さし」は接頭語
 堅固(けんご): まったく、いっこうに
 かたほ: 不完全
 つれなく: 他を顧みない
 過ぎる: 押し通す
 嗜む: 熱心に行う、稽古する、励む
 骨: 器量、天分
 なづむ: 停滞する
 みだり: いい加減
 堪能(かんのう): 芸道に熟達すること(人)、素質
 嗜(たし)む: 稽古などに打ち込む
 上手の位: 名人の域・境地
 徳: 何かを身に付け他の人を敬服させるような力
 たける: 高く上がる、円熟する
 天下の: 天下第一の
 不堪(ふかん): 下手
 無下(むげ)の: 最低な、ひどい、無碍の
 瑕瑾(かきん): 美しい玉(ぎょく)の傷、欠点、不名誉
 掟: 規則、規律、きまりごと
 放埓(ほうらつ): わがまま勝手な行状・行い
 世の: 天下の
 博士: 大家、権威者、指導者
【要旨】
 芸能を身につけようとする人は、「上手にできないうちは、なまじっか他の人に知られて、恥ずかしい状態を見られないようにします。内々でよく練習して上手になって、人に見られてもあまり恥ずかしくない状態になってから人前に出るというふるまいは、大変奥ゆかしいことだろう」と、ほとんどの人が言うようですが、このようなことを言う人は、一つの芸すら身に付くことは難しいです。
 それに対して、未熟なうちから、その道の達人の中に交じって、やってゆきますと、けなされたり、笑われたりするでしょうが、それに負けず恥ずかしがらないで、意に介さないという顔を押し通して稽古する人が、生まれつきの才能が無くても、そのやりかたを続けて、いい加減にしないで、年を重ねてゆけば、才能があっても稽古をしない人よりは、最終的には上手な人のレベルまで達し、徳(他の人に認められるような力)も付き、世間の人に認められて、他に劣らぬような名声を獲得できるのです。

 天下の名だたる達人といいましても、最初は未熟であったという話もあり、ひどい欠点ももっていました。
 しかし、その人が、その専門におけます道の決まりごとを正しく守り、また、これを大切にして、勝手なことをしませんでしたので、いつしか世間のだれもが認めてくれる権威者として、万人の師となる事例があり、このようなことは、どのような道におきましても変わるはずはありません。
【 コメント 】
 「大企業も始めは、中小企業であった」という名言といっても良いことをビジネスの世界では耳にします。これと同じように、芸道にしろ、全てのことにおきましても、著名な人も始めから達人であったわけではありません。
 「芸能人の下積み時代」ということもよく耳にしますが、誰におきましても始めは素人なのです。世の中で知られるようになるには、一部の天才のような人や運に恵まれた人を除きますと、皆さんが血の出るような努力をしてきているのです。

 兼好は、ひとつの道を究めようと思えば、未熟なうちは、自分が何かをめざしているということを公言しないのではなく、有言実行をし、努力を尽くさなければ成功はほど遠いといっています。
 へたなうちでも、上手な人と接するうちに、次第と身についてくるといえます。ただ、その時に、漫然と見ているのではなく、「自分にプラスとなるようにするためには」という強い意識が必要でしょう。
 日本で最初に設立されました経営コンサルタント団体であります日本経営士協会には、「知修塾」というコンサルタントとしての修行の場があります。その目的は、その名称からも想像がつきますが、「知識を修める塾」ということで、コンサルタントして不可欠な知識を身に付けようという機会なのです。
 しかし、単に知識を身に付けるだけであれば、知修塾に参加しなくても、自分で勉強をすれば良いのです。
 この知修塾では、自分が学んだことを、パワーポイントや論文として表現をし、それを発表します。受講者もまた、自分と同じような初心者が多いのですが、ベテランもいます。発表が終わりますと、受講者から、いろいろな視点からのコメントや質問が出てきます。切磋琢磨する場なのですs。
 それだけではなく、ベテランから厳しい指摘を受けて、次のステップアップのヒントをえることができます。
 表現力を磨く場であるとともに、講師としての経験の場でもあるのです。このようにして、知識の習得だけではなく、コンサルタントとしてのスキルも身に付けてゆくのです。
 徒然草のこの段で、「上手の中にまじりて、毀(そし)り笑はるるにも恥ぢず・・・」といっていますが、人から厳しいことをいわれることは気分の良いモノではありません。上述の知修塾では、「仲間内での厳しい指摘は愛の鞭」といっています。兼好が言っていることに通じることだと思います。
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