経営コンサルタントへの道

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【経営コンサルタントのお勧め図書】 「真実」は何か 『SDGsエコバブルの終焉-「脱炭素」幻想は崩壊-』

2024-10-22 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】 「真実」は何か 『SDGsエコバブルの終焉-「脱炭素」幻想は崩壊-』  

経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。
 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。
 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。
 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。
 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。
【 注 】
 今月は、図版ファイルのページ数が多いためにリンク付きURLにて掲載しています。
本
■    今月のおすすめ

   『SDGsエコバブルの終焉-「脱炭素」幻想は崩壊-』

(杉山 大志編 川口マーン恵美+田中博+渡辺正ほか 宝島社)

出版社 ‏ : ‎ 宝島社 発売日 ‏ : ‎ 2024/6/14
言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 304ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4299055497
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4299055491
 

本

■  SDGsエコバブルは終焉する(はじめに)

 “SDGsエコバブル”の言葉を、誤解のないように筆者流に、読み解いてみます。

 SDGsの17の目標は“エコ(環境重視)”と“サスティナブル(社会の持続可能性重視)”の二つの領域にグループ分けされます。

 紹介本は、この“エコ”の政策である脱炭素政策が世界規模で破綻し、終わりを告げることを様々な事実を以って詳らかにしているのです。

 このことについて、紹介本の編者である杉山大志(IPCC報告書執筆責任者、経産省産業構造審議会の委員などを歴任し、現在はキヤノングローバル戦略研究所研究主幹を務める科学者)は、“はじめに”で、次の様に述べています。抜粋です。一部は編者のH・Pより引用。

 『1992年のリオに於ける「地球サミット」で気候変動問題が国際的に格上げされましたが、これは当初から(科学的根拠のない)幻想に過ぎなかった。つまり、1991年のソ連崩壊により、西側にいた共産主義者・社会主義者はソ連というロールモデルを失い、環境運動に転向した。この運動は、反資本主義運動にルーツがあり、科学的根拠は全くないのです。』

 『いまや、ウクライナと中東で戦争が勃発し、日本周辺では台湾有事のリスクも高まっている。この様な状況に及んで、自国経済の身銭を切って、高くつく脱炭素のために全ての国が協力することなどありえない。軍事力を増強する、ロシア、イラン、中国が、敵であるG7の説教に応じて、豊富に有する石炭、石油、ガスの使用を止めることなどありえない。ごく近い将来、脱炭素・気候変動はもはや国際的な「問題」ですらなくなるであろう。』

 『それで日本はどうするのか。ドイツなど欧州の一部と共に自滅的な脱炭素政策を続けるのか、中国を利するだけの愚かな脱炭素政策を止めるのか。それを決めるのは政治であり、政治は世論の反映である。ここにきて、再エネをめぐる一連の事件を受け脱炭素への疑問の声が高まってきた。読者諸賢の意見がやがて大きな力になり、SDGsエコバブルを終焉させるだろう。』

 ここまで、紹介本の編者の所見を紹介して来ましたが、次項では、編者の所見を裏付けする、12名の科学者、経済学者、アナリスト、ジャーナリストによる、「IPCCの温暖化説の崩壊」、「環境原理主義への反乱」、「なぜ学者もメディアも脱炭素の嘘をつくのか」等についての執筆の中から、注目記事を紹介します。

本

■  「脱炭素」の「真実は何か」

 

【化学は嘘をつかない。でも科学者は嘘をつく。IPCCの温暖化仮説は「完全崩壊」へ

 -田中博(大気科学者・筑波大学名誉教授)-】

 IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の提言を基に、2015年のCOP21(Conference of the Parties:締約国会議)の「パリ協定」で採択され、今や世界の定番となり、ドイツの緑の党や米民主党などの環境原理主義者が唱え、また、米バイデン大統領に追従した日本の菅政権が目指したポリシーは次の通りです。「地球の気候は危機に瀕しており、脱炭素化は最重要課題である。産業革命後の気温上昇は産業革命前の1.5℃以下に抑えねばならず、その為には温室効果ガス排出量を2030年に半減、2050年にはゼロにしなければならない。」

 この1.5℃の意味するところについて、執筆者の田中教授は次のように解説します。「気候システムにはティッピングポイント(閾値;反応を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの物理量)と呼ばれる温度上昇の臨界点があり、地球温暖化がその1.5℃という臨界点を超えると温暖化が暴走しはじめ、人間の力ではコントロールできない灼熱地獄が訪れる」という仮説です。

 執筆者の田中教授は、この様な気候危機説による脅しは次の2つの点から「完全崩壊」であると論説します。

 1つ目は、IPCC説の「産業革命後の気温上昇が、1.5℃という臨界点を超えると、温暖化が暴走し始める」というIPCCの仮説モデルの崩壊です。

 IPCCの仮説モデルは、IPCCの設立された1988年の前後の、温暖化が指数関数的に増大していた1970~2000年に測定された温暖化トレンドに、CO2の増加による放射強制力(正の放射強制力<CO₂>は温暖化を起こす)をモデルに組み込み、「1.5℃という臨界点を超えると、温暖化が暴走し始める」という結論を導いたのです。(負の放射強制力<植物、水蒸気など>は、気温を下げます。)

 EUの気象情報機関“コペルニクス気候変動サービス(C3S)”によれば、2024年6月の世界の平均気温は16.66℃で6月の気温としては観測史上過去最高でした。6月までの12か月間の年間ベースの平均気温は、産業革命前の同年間の気温に比べ1.64℃高く、5月に続いて2カ月連続、年間気温でパリ協定の「1.5℃」目標を超えたことになります。(環境金融機構2024.7.4記事より。)

 このC3Sの観測によれば、「IPCCの温暖化暴走モデル」の臨界点の1.5℃を超えましたが、IPCCモデル通り、灼熱地獄が到来するのでしょうか?それとも田中説の通り、気候変動の基本は自然変動(CO2の排出による影響も数%はあるが)であるとの前提で、数十年規模振動指数(1860-2000年:赤祖父線)に基づき、昇温が+1度/100年のモデルに近い気温の推移となるのでしょうか。

 筆者は、創り上げたIPCCモデルには無理があり、過去の気候変動をベースとした執筆者の田中説が正しい方向と思います。

 IPCCモデルと田中説の図示は下記URLの【図1】を参照ください。

  http://www.glomaconj.com/joho/keiei/sakai20241022ecobubble/sakai20241022ecobubble1-ver2.pdf

 

 二つ目は、太陽放射強度(地球の気候変化に影響する太陽活動変化)についての違いです。

 田中説は、太陽放射強度により、長期的に気候が大きく変動し、それによる気温の自然変動(0.7℃/100年のトレンド線)を主張します

 IPCCモデルでは、太陽放射強度については、太陽の黒点数の11年周期のみの太陽定数(長期的には殆ど横ばい)を使い、二酸化炭素(CO2)に焦点を合わせたモデルを使い「温暖化が暴走する要因は、太陽活動ではなく、CO2の排出による」との結論を導き、温暖化防止策として脱炭素一辺倒を主張します。

 田中説のポイントは、脱炭素を実現しても気候変動への影響は僅かであり、気候変動の要因の殆どは、太陽放射強度などの自然要因とするのです。

 太陽放射強度についてのIPCCモデルと田中説の図示は下記URLの【図2】を参照ください。データから判断すると、田中説が科学的に正しいのではないでしょうか。

  http://www.glomaconj.com/joho/keiei/sakai20241022ecobubble/sakai20241022ecobubble2-ver2.pdf

 上記から、田中教授は、『「完全崩壊」したIPCC仮説に基づく、意味のない脱炭素への多額の税金・投資の投入や(GX投資への2022年から10年間の官民投資150兆円、うち政府支援20兆円)、意味のないFIT(再エネの固定価格買取制度)による電気代の高騰(電気代の値上がり<2010~2022年>は+59%で、うちFIT分は+10%。)を止め、他の有意義なことに、国民のお金を活用すべき』と主張します。

(注)IPCCとは。

 IPCCとは「Intergovernmental Panel on Climate Change」の略で、「気候変動に関する政府間パネル」と呼ばれます。 1988年に世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)によって設立された政府間組織で、2024年3月時点における参加国と地域は195となっています。

【ついに農民の反乱が激化!岐路に立たされた欧州の気候変動

  -川口マーン恵美(ドイツ在住・作家)-】

 2022年、オランダで始まった農民デモは、ベルギー、ドイツ、ポーランドなどへ野火のように広がっていきます。農民デモの要因の共通項は、EUの押付けてくる理不尽な規則への不満ですが、抗議の重心は様々です。ここでオランダの農民デモの要因を見てみます。

 オランダの農民の抱えている問題は、温室効果ガスの一つである「窒素」です。オランダ政府は、EUの〝Fit For 55”(2019年メルケルが送り込んだ欧州委員会委員長のフォン・デア・ライエンが就任早々に打ち出した2030年までに「CO2の排出を55%削減する」を目標とする「欧州グリーンディール政策」)を背景に、2019年に、「2030年までに窒素の排出を50%削減」という過激な目標を打ち出しました。オランダで窒素が高い理由は、豚と牛が毎日排出するゲップです。

 この基準を守るには、違う場所に引っ越すか、廃業するしかない訳ですが、オランダ政府は農家を守る意思は見られず、4~50,000件ある農家の内、12,000件が廃業し、17,000件は規模が1/3から1/2になるとの試算を出し、農家を怒らせます。

 畜産をしていては守れないような厳しい基準に追い詰められた農民たちによる大規模デモが始まり、オランダ以外の国からも応援する農民がトラクターを繰り出し集まったのです。

 昔から存在する家畜由来の「窒素」の削減が、気候変動に影響を与えるのでしょうか?

 この様に、気候政策について、このオランダのケースの他、夢ばかり追うドイツ経済相や、権力志向の強い欧州委員長など、国民のイライラが急速に広がっており、今後の動向が注目されます。

本

■  「真実」を踏まえた経営を!(むすび)

 世の中、特に政治の世界では、利権やピアプレッシャー(同調圧力)など様々な力が働いており、必ずしも「真実」にもとづいて動いていません。その一つが脱炭素政策です。最近の温暖化は、CO2の排出が原因でしょうか。産業革命前の気温に比べ+1.5℃を既に超えており、温暖化が指数関数的に激化するのでしょうか。

 紹介本を読んで頂き、「真実」は何かを、突き詰めてみませんか。その上で「真実」を踏まえた経営をしませんか。

本

【酒井 闊プロフィール】
 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。  企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。
【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。
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【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  コンサルタント・士業の売り込み 事業計画策定が経営を見つめ直す機会に熱心な木更津商工会議所 3510-4a22

2024-10-22 12:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  コンサルタント・士業の売り込み 事業計画策定が経営を見つめ直す機会に熱心な木更津商工会議所 3510-4a22 

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■   事業計画策定が経営を見つめ直す機会に:木更津商工会議所 3510-4a22
 起業や創業を考えている人たちを支援しようと、「創業支援セミナー」が全国各地でさかんに開催されている。「ビジネスのアイデアはあるけれど、実現の方法が分からない」。そんな人を対象に創業の基礎から資金調達や販路開拓など事業必要なことを教えてくれる。数日にわたるセミナーを受けることで、さまざまな創業支援を受けられる制度もある。

 そんな創業セミナーの必須項目となっているのが「事業計画(ビジネスプラン)」の作成だ。起業のイメージを事業計画に落とし込むことで、より具体的なものに近づける。収益化に向けて、しっかりとした計画が立てられれば、創業資金の獲得にもつながり、成功の近道になる。事業を行うための「はじめの一歩」でもあり、「土台」でもある。

 そんな創業者向けの取り組みをみていると、すでに長く事業を展開している事業者は、さぞかし立派な事業計画を立てているのだろうと想像するが、そんなことはないのが現実だ。千葉県の木更津商工会議所経営指導員の担当係長は「事業計画を持っている事業者はおそらく2割くらいではないか。小規模事業者になると、そこまでいかないかもしれない」と、自らの経験を踏まえ、そんな見方をした。そんなことでは基礎を学んだ起業家たちに既存の事業者が追い抜かれてしまうのではないかと心配になってしまう。

 「資金繰りを改善したい」「会社を少しでもよくしたい」。木更津商工会議所には、そんな切実な悩みを抱えた地域の事業者が相談に訪れる。所長をはじめ5人の経営指導員がそれぞれ経営者に寄り添いながらサポート。事業計画を作成した経験のない事業者に作成を促すツールとして「経営力向上計画」を活用し、大きな成果を上げている。経営力向上計画の認定を受けるのに必要な項目は事業計画そのもの。コンパクトにまとめられ、事業者が取り組みやすいフォーマットになっている。

 自社の事業概要や自社製品・サービスの顧客・市場動向、売上高・営業利益の増加率や労働生産性の算出…。「経営力向上計画の作成することで、自社の現状に向き合い、自身の経営を見つめ直すきっかけになる。認定をきっかけに経営の意識が変わった事業者も少なくない」と法定経営指導員の遠藤係長は評価する。経験の浅い経営指導員の基礎的な支援スキルの習得にもつながっているそうだ。

 木更津商工会議所では5年間で約100件の経営力向上計画の申請を支援。関東経産局管内の支援機関の中でも傑出した数字だ。全国の支援機関でもこうした取り組みは注目されており、経営力向上計画を活用した経営支援が全国的に広がることも期待される。

 その利用ができるコンサルタント・士業自身が、【成功企業・元気な会社・頑張る社長】に相応しいのではないでしょうか。

【 コメント 】

 商工会議所は、日本全国にあり、コンサルタント・士業の先生方の多くが、講師を務めたりした経験がおありでしょう。

 セミナーなどにとりわけ力を入れている商工会議所を見つけたら、コンサルタント・士業の先生方には、是非ご自身の売り込みを図っていただきたいと思います。
 そのように積極的な商工会議所は、積極的で、ユニークなテーマを持っている講師を探していると思います。
 それだけに、売り込みを図ることによって、商工会議所側も、新しい講師の発掘につながり、メリットを感じてくれると思います。
 しかし、売り込みは、そう簡単ではありません。自分自身を正確に伝え、熱意を持って売り込む努力の継続が、遠くて近道だと思います。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月21日 ◇友達不適7種 ◇ウォーキングの方法1 歩き始めは標準歩行 ◇天才発明王

2024-10-22 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月21日 ◇友達不適7種 ◇ウォーキングの方法1 歩き始めは標準歩行 ◇天才発明王 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 朝が明け、陽が昇る時間がだいぶ遅くなってきました。

 早朝ウォーキングで、「冬が近づいてきたな」と思うきっかけは、いくつかありますが、その一つがセンサーライトです。

 夏などは、陽が昇り、周囲が明るいので、人感センサーライトのセンサーが働きません。

 ところが、あたりがまだ薄暗いとセンサーが働き、私が歩くと点灯するのです。

 冬が一歩一歩近づいてきていますね。

 今朝の早朝ウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

◆2章 ウォーキングの方法
 早朝ウォーキングといいましても、ただ漫然と歩いているのではもったいないです。効果的な歩き方で、結果として”一層”健康に結び付けることができると考えます。
 それをマーケティング・ミックスになぞらえて「ウォーキング・ミックス」という言葉を作りました。
 すなわち、いろいろな歩き方を組み合わせると効果が高まるという考え方です。
 ここでは、ウォーキングの種類といいますか、いろいろな歩き方を紹介します。
 それらを適切に組み合わせることにより、ウォーキングの効果を高めていただきたいです。
【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

◆1)歩き始めは標準歩行
 歩き始めは、普通に歩く速度で、歩幅はやや広め、できるだけ足裏全体で後ろに蹴るようにして歩きます。
 着地は、かかとから始め、体重を移しながら、親指を意識して着地します。その後体重を小指側にうつして、小指側の指を意識して蹴るようにします。結果的に、指が曲がって、靴の中ですが、土を掴むような状態になっているようです。
 腕は、後方に振り上げます。やや肘を折り曲げた状態で後方に上げますと、肩の筋肉が良く動いていることを実感します。PC操作による肩こりをほぐしてくれているように思えます。
 その腕は、重力を利用して、あまり力を入れずに下ろします。あまり前方に上げるのだという意識はしません。
 私はあまり意識していませんが、前方に腕を上げるときには、反動を付けるように振り上げるのではなく、腕を前方に上げるのだと、自分で意識しながら上げますと、二の腕の筋肉を鍛えることに繋がるということを聞いたことがあります。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

  【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第117段 友とするにわろき者、七つあり 友人の選択基準

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。

 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。

  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。

 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。

 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆  天才発明王への憧れ a21
 エジソンは、私の子供の頃憧れた人の一人です。担任の先生がエジソンの電球の発明の苦労話をしてくれました。そのときに、「日本の竹を使った」という件があったことがエジソンに憧れた契機と言えそうです。
 私の子供の頃の電気製品と言ったら電球が最も身近なものでしたので、その発明者と言えばあこがれの的となってもふしぎはありません。
 もちろん蛍光灯はまだない時代でした。今日では、法律でも白熱電球の生産を制限し、日本で最初に電球を商品化した東芝ですらその生産を止め、LED電球にシフトしてしまうほど白熱電球の存在感は薄れてしまいました。
 ニューヨーク市の西側にはハドソン川が流れています。すなわちマンハッタンの西はニュージャージー州ですが、そこにメンロパークというところがあります。
 エジソンはそこに研究室を設立し、優秀な人材を集めて知的集団というか、発明集団を作りました。彼の才能を活かして次々と発明を続けたのです。
 上述の撮影機の発明でもわかりますように、彼のアイデアとマネジメント力が発明王とよばれるまでにしたのです。
 伝記の中では「天才の集合」 (Collective Genius) と呼ばれていました。
 世界最大の電気総合企業であるGE(ゼネラル・エレクトリック社)の社長になったこともありますが、むしろ起業家という位置づけで見た方が良いと考えます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■【今日は何の日】 10月22日 京都平安神宮時代祭 運良く見られたときの思いで

2024-10-22 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月22日 京都平安神宮時代祭 運良く見られたときの思いで

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 京都平安神宮時代祭
                  
 10月22日は、時代祭(じだいまつり)が始まると、ラジオ深夜便で聞きました。京都三大祭りの一つと言われています。 
 
 平安神宮をバックに、華麗な風俗絵巻を見るがごとしといわれますが、テレビを通してではなく、直接見て頂きたいですね。 
 
 平安神宮も何度も行っていますが、大学卒業を前にして訪れたときのことが最も印象的です。ドライブ好きの私が西日本一周旅行の時に、京都で雪に遭いました。チェーンを付けないと雪で走れないかと懸念しましたが、予想より積雪が少なく無事平安神宮につきました。
 中庭を無料開放しているので、中に入ったところ、朝早いことと、雪の朝と言うこともあり、誰一人として見学をする人はいません。朱の拝殿が雪に覆われているのも見事でしたが、通称橋殿と言われる泰平閣の墨絵のような様は、言下に尽くせぬものでした。
 もとは京都御所あったいうだけに、さすが雅な建物ですね。 
   時代祭
 
■ 平安遷都の日
  794(延暦13)年11月8日に、桓武天皇が都を長岡京から山背国に遷都をし、「平安京」と命名しました。平安遷都1100年を記念して1895(明治28)年に神宮創建を祝って催されたのが時代祭です。時代祭は、京都の人だけではなく、日本全国広く知られているように、京都市の平安神宮の祭りで、その行列は当時を忍ばせるものです。葵祭や祇園祭とともに京都三大祭りに数えられます。
 その行列については、Wikipediaでは下記のように説明されています。
 行列は8つの時代、20の列でそれぞれに時代を再現した衣装や道具を身につけた人々で行われ、最初は明治維新、ついで江戸安土桃山室町吉野鎌倉藤原延暦と時代を遡って続く。参加人数は約2000人、長さは2kmに及び約3時間の行程となる。先頭の名誉奉行京都府知事京都市長らが務める。また時代行列の後には祭り本来の主役である神幸列などが続く。
 今日、遷都論は下火になったものの、東日本大震災から東京一極集中が見直されたり、「大阪都」構想が打ち出されたりと、今までとは違った動きが出てきました。
 遷都と言うことでは、若かりし頃である1956年に当時のブラジル大統領がブラジリア遷都を発表しました。日本人によ都市設計がなされ、整然とした都市が中部の標高約1,100mの高原地帯に出現しました。
 新首都建設により、ブラジルの奥深い内陸部の開発が進みましたが、一方で、建設費が莫大で国家財政が窮し、1970~1980年代に高インフレから経済不振を引き起こしたりもしました。
 過去の事例もあり、また時代の変化からそれらに固執することのない発想で、分都やバックアップ態勢を整えていく必要がルように考えます。
■ 【今日は何の日】その他
◇ 鞍馬寺火祭 
◇ 平安神宮時代祭(~23日) 

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