経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-58 【経営者分析】 ステークホルダーに対する関心度

2024-10-21 12:03:00 | 【心 de 経営】 あたりまえ経営のすすめ1 経営編

■【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-58 【経営者分析】 ステークホルダーに対する関心度

 

  多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

  世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

  ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

  それが露呈したのが、東日本大震災の福島原発事故ではないでしょうか。

  その対応においても、事後対応においても、専門家と言われる人達な何もできず、口を閉ざしてしまっだではないですか。

  ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

  一方で、エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

  「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

  では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

  「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

  あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

  半世紀の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 1-4章 【経営者編】 経営者の分析で経営に活かす

  「自分のことは、自分が一番よくわかっている」

  その様におっしゃる人は多いのですが、本当にそうでしょうか。

  「灯台もと暗し」という言葉がありますように、自分自身の足元というのは意外と見えないものです。

  謙虚に自分を見るためには、まず、自分自身を見直してみてはいかがでしょうか。

  ゼロベース思考で、自分自身を分析する方法をご紹介しています。

 *

■1-4-58 【経営者分析】 ステークホルダーに対する関心度

 ステークホルダー、すなわち企業の関係者といいましてもいろいろとあります。そのステークホルダーに対する重要度は、企業の経営理念や経営戦略などにより異なります。その様な状態の中で、最重視している企業が多いのが顧客でしょう。

 アメリカ的経営の発想では、株主を重視しますが、大手企業などの資本が入っている企業は別として、一般の中小企業では、同族経営や経営者と関係深い人、社員が株主であることも多く、ここでは省略させていただきます。

 顧客につきましては、すでに簡単ではありますが触れていますし、営業管理編で詳細に触れる予定でいます。ただ、直販一本の場合には、売上がある程度安定しますが、売上高の大幅な増加は望めません。代理店経由の場合には、代理店との関係の強さ、信頼度などの関係から経営者としても接触をとる必要があります。

 代理店の育成などの計画や、そのプログラムがどの様になっているのか、経営者として指示・命令を出す必要がないほど、充分なのかも判断できるようにしなければなりません。

 「利は元にあり」といいますように、経営者として、顧客と共に重視しなければならないのが、仕入れ先でしょう。仕入れ先の状況についてどの程度の知識や情報をお持ちかは、今後の商品戦略面からも重要です。

 下請け企業などでは、原材料や部品を支給される場合もありますので、自社調達との比率がどの程度あるのか、それが、仕入原価率にどの程度影響が出ているのかを把握していなければなりません。

 仕入の方法も計画発注ができる状態なのか、その比率を高めたり、大量仕入をしたりして原価率を下げることはできないか、逆に、大量発注によるロスは出ていないのか、売上総利益率との関係で、経営者は状況把握をしておくべきです。

 仕入れ先との信頼関係ができていませんと、経営環境の急変時に仕入が途絶えてしまうというリスクがあります。信頼関係を一部の社員に任せきりですと、その社員が転職したり、引き抜きにあったり、何か想定外のことが発生したりして、自社での業務を継続できなくなるリスクもあります。その様なことがないように平素から対処しておくと共に、経営者同士の信頼関係も強固にしておく必要があります。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月20日 トレンドをつかみ、時代を先読みする

2024-10-21 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月20日 ◇トレンドをつかみ、時代を先読みする ◇孤立無援 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

10月20日

 早朝ウォーキングの途中で寄る小公園のひとつに、やや大きめのキンモクセイが4本あります。

 公園に近づくと、かすかに香りが漂ってきます。

 ところが、ここ一両日、急に香りが弱くなりました。

 キンモクセイの香りは一週間ほどで、花が開くにつれ、失われていくのですね。

 この公園のように大きめの木ですと、花をつける枝が変化するので、薫る期間も長くなりますが、それでも、季節の移ろいにはかなわないのでしょうか。

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 ◆ トレンドをつかみ、時代を先読みする

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 昨今のように、時代の変化が激しく、多様性の時代には、これからどの様な時代が来るのかを予測することは大変困難です。

 一方で、それだからといって、なにもしないのでは、時代遅れになってしまいます。

 時代に取り残されないためには、現状をキチンと把握しておく必要があります。

 そのために、ブログやサイトで、時代の読み方という、独断と偏見で選んだテーマについてお届けしています。

 少しでも現状がどのような状況なのかを皆様にお届けしたくて、おせっかいやき精神が燃えています。

 現状を時系列的に把握してゆきますと、そのトレンドを予測できるようになります。

 予測ですので、外れることもあります。

 でも、外れても良いのではないですか!!

 中には、予測が当たり、それがビジネスに活かされることもあります。

 経営コンサルタントになりたての若き頃、予測が外れて失敗することが当然のような日々でした。

 まだ、パソコンがおもちゃといわれる時代の1970年代は、オフコン全盛の時代でした。

 中小企業にパソコンを使って頂こうとベーシック言語でアプリケーションを開発しはじめました。

 ところが漢字を使えず、カタカナとアルファベットの時代でした。

 少々時代を先走り、結局、どこの会社でも使ってくれませんでした。

 でも、これがソフトバンクに認められ、出版にまで繋がったのです。

 私のこの体験が【時代の読み方】というブログを書き続ける原点なのです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-06 孤立無援 一人の力には限界がある 他に頼れる助けてくれる人がいない

 自分の考え方をキチンと持っている人の中には、「孤立無援」になったこともあると思います。

 そのような辛い立場の時に、どう対処するか、難問をどの様に解決するか、悩ましいことですね。

 四字熟語には意味深長で、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名して紹介しています。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 天才発明王への憧れ a21

 エジソンは、私の子供の頃憧れた人の一人です。担任の先生がエジソンの電球の発明の苦労話をしてくれました。そのときに、「日本の竹を使った」という件があったことがエジソンに憧れた契機と言えそうです。

 私の子供の頃の電気製品と言ったら電球が最も身近なものでしたので、その発明者と言えばあこがれの的となってもふしぎはありません。

 もちろん蛍光灯はまだない時代でした。今日では、法律でも白熱電球の生産を制限し、日本で最初に電球を商品化した東芝ですらその生産を止め、LED電球にシフトしてしまうほど白熱電球の存在感は薄れてしまいました。

 ニューヨーク市の西側にはハドソン川が流れています。すなわちマンハッタンの西はニュージャージー州ですが、そこにメンロパークというところがあります。

 エジソンはそこに研究室を設立し、優秀な人材を集めて知的集団というか、発明集団を作りました。彼の才能を活かして次々と発明を続けたのです。

 上述の撮影機の発明でもわかりますように、彼のアイデアとマネジメント力が発明王とよばれるまでにしたのです。

 伝記の中では「天才の集合」 (Collective Genius) と呼ばれていました。

 世界最大の電気総合企業であるGE(ゼネラル・エレクトリック社)の社長になったこともありますが、むしろ起業家という位置づけで見た方が良いと考えます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 


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■【今日は何の日】 10月21日 唐招提寺釈迦念仏会 明かりの日

2024-10-21 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月21日 唐招提寺釈迦念仏会 明かりの日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

 唐招提寺釈迦念仏会

 10月21日~23日に釈迦念仏会が奈良・唐招提寺で行われます。

  http://www.toshodaiji.jp/

 鎌倉期に、貞慶(解脱上人)が始めた800年来の伝統行事です。

 早朝(午前4時)・昼(午後2時)・夜(午後6時)と、1日に三度の法要が礼堂で営まれます。

 特に21・22日の昼の法要後には、国宝の金亀舎利塔を間近に拝観することができるそうです。


■ 明かりの日                   
 1879年10月21日に、アメリカ人トーマス・アルバ・エジソン(Thomas Alva Edison、1847~1931)が、京都で採れた竹を使って白熱電球を完成さました。それを記念して、日本電気協会や日本電球工業会等が1981(昭和56)年に「明かりの日」を制定しました。                   
 
 エジソンは「発明王」として知られ、生涯に1,300もの発明を行ったと言われています。私が子供の頃の伝記本の中でも最も読まれていた本ではないでしょうか。                   
 
 蓄音機や映画の撮影機を発明したことでも知られています。実際には、撮影機は彼の発明ではなく、部下の発明であったことは遍く知られています。

(ドアノブ)

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】 

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