kenharuの日記

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愛嬌ある石仏

2010-04-08 | 旅行記
これは諏訪大社春宮近くにある、万治の石仏。
大きな丸い岩を仏の身体に見立てて、その上に頭を載せただけの、粗末というか、素朴な仏像だ。
愛嬌があり、眺めていると心が安らぐのが好ましい。

350年も前に作られたもので、一時は大社の鳥居の石材にされそうになったこともあるそうだが、岡本太郎が絶賛してから有名になったらしい。
太郎氏は自分の同類を褒めたんじゃないかな。

看板を読むと、願い事をつぶやきながら石仏のまわりを3回まわり、合掌して「よろず治めました」と唱えれば、願い事が叶うと書いてある。
「今年は運が悪いから」と、カミさんがグルグル回り始めた。
そういえば今年は、年初からツキが無い。
家族の健康面でも不安なことが続いたし、細かなことで「ツイてないな~」というのが随分と多い。
不信心なボクも、カミさんを追いかけるように歩きだして、3回まわってワン!とやった。


ところが・・・
夕方、すわっこランドに入浴しようとしたら休館日。
それなら「日本で唯一の、百貨店にある温泉」だという、「なごみの湯」に入ろうと行ってみたら、駐車場の高さ制限でキャンピングカーが入らない。どうしようかとマゴマゴしているうちに、入浴受付時間が終わってしまった。
あの石仏、愛嬌はあるが力不足だ。


この写真は諏訪大社に立ててある「御柱」。
諏訪は御柱祭りの真っ最中で、7年ぶりに新しい柱が切り出され、山から運び出されている。
明日はその「木落とし」を見物するつもりでいる。
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