旅行者の出すゴミ

道の駅「メルヘンの丘・めまんべつ」の朝。
生ゴミ用の袋を買ってゴミ処理をした。
近頃はゴミを引き取ってくれる道の駅が増えた。


この生ゴミ袋は、ゴミ出しの前日から水気のあるゴミを入れておくと、袋が溶けて底が抜けてしまう。
袋ごと堆肥化するので、分解の早い素材で出来ているのである。
購入する時に、こんな説明などはないから要注意だ。

もうひとつ厄介なのは、腐らないモノを混ぜてはいけないことだ。
生ゴミとラップなどを一緒にしていたら、ゴミ出し時に再分別をしなければならない。
面倒ではあるが、燃やさずに堆肥化するのは良いことなので、仕方が無い。
とにかく、道の駅がゴミを引き取ってくれるというのは有難いことである。

未だに、ほとんどの道の駅には「ゴミはお持ち帰りください」という張り紙がある。
知床に行くと、「ここは世界遺産だからゴミ箱はありません」というニュアンスの表示が見られる。
道の駅のゴミ箱が生活ゴミであふれ出し、カラスがそれを食い散らかしている有り様を見れば、ゴミ箱撤去に走りたくなる気持ちは分からないでもない。分からないでもないが、間違っている。
マナーの問題だと言う人が居るが、マナーでは解決しないシステムの問題だろう。
マナーのせいにしていると、システムの責任者に知らん顔をさせてしまうだけだ。

夏の北海道は、短期長期の、車中泊旅行者が多い。
そのみんなが道内で買い物をするのだから、道内でゴミを出すのは当然のことだ。

今日は移動日。
女満別から士幌までの１６０キロ以上を、休み休み走った。
夕方、道の駅「士幌温泉」に到着。
１６０キロ走る間に、ルーフに載せたソーラー調理器で、温泉卵が出来た。