kenharuの日記

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借家での避暑暮らし

2011-08-18 | 旅行記
稲里で借家暮らしをしている、友人宅の駐車場で朝を迎えた。

鵡川町の稲里は、道の駅「むかわ四季の館」から47キロほど内陸に入った、過疎の集落である。
友人宅というのは、2年前に廃校になった稲里小学校の旧校長住宅だ。

写真はきれいに見えるが、建物内部にはいろいろ問題があるようだ。

住宅の場所は、この閉鎖された小学校の前。


道を挟んだ向かい側には教頭住宅があり、


教頭住宅の後には、廃屋寸前になった教員住宅が並んでいる。


校庭には草が茂り、ぬかるんだグランドはエゾシカの足跡だらけだ。
校門を出るとすぐ前が道道74号線で、ここには横断歩道があり、学童のために設置された、押しボタン式の信号機がある。
集落にたったひとつだけの信号機だ。


道の人通りは皆無だし、車もめったに通らないから、この信号機が赤信号を灯すことはないだろう。
試しにボタンを押してみたら、ちゃんと赤信号になった。
たまたま、このタイミングにワゴン車が通りかかったが、赤信号を無視して猛スピードで通過していった。

学校側から横断歩道を渡った正面にある看板。

たぶん、この4人が最後の在校生だろう。

校門横には、卒業生全員の名前を刻んだ石板があった。

数えてみたら、稲里小学校104年間の卒業生数は、全部で1000人に満たない。

74号道を散歩してみたが、アブが多いので油断がならない。
この道は時々クマが横断するという。
74号線にある、友人宅への案内看板。

以上が、避暑暮らしをしている友人宅の状況である。

午後2時に、友人に見送られて出発し、濃霧の日勝峠を越えた。

今夜のP泊地である、士幌町の道の駅に夕方到着。

さて、いよいよ明後日からはボクの借家暮らしが始まる。
場所は稲里から東に300kmほど離れた津別町で、明日がその契約とカギの受け渡し日だ。
こちらは、どういうことになるのだろうか・・・
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