kenharuの日記

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暴風雨・花火

2011-08-06 | 旅行記
道の駅「しほろ温泉」の朝。
天気予報によれば、今日の士幌は最高気温32度で、道内で一番の高温になっている。
女満別から長距離を走って、暑いところに来てしまったようだ。

午前中は、カミさんとパークゴルフ。
陽射しは暑かったが、樹木の多いコースだったので、日陰を伝い歩きしながら遊ぶことが出来た。

本別まで30キロほど戻り、グランドホテルのバイキングで昼食。
食後に、ホテル付近の林で小鳥を見つけたので、にわかに野鳥撮影で遊んだ。
これはアカゲラ(キツツキ)。


上士幌町の花火大会を見物しようと、再び士幌方面に向かった。
行ったり来たりの、ムダ走りである。
上士幌の手前の牧草地帯で、前方から真っ黒な積乱雲が迫り、突然、猛烈な豪雨と暴風に襲われた。

黒雲に覆われて夜のように暗くなり、滝のような雨で前方が見えない。
強い横風にクルマが大きく揺れる。
激しすぎる雨に、排水が追いつかず、道路はたちまち洪水状態。
クルマが横倒しになる危険を感じ、道路わきに風除けの樹木がある場所を見つけ、緊急停車をした。

激しい雨に混じる雹が、クルマの屋根をやかましく叩く。
やや左下がりの路肩に停車したので、右からの強風に横倒しになるのではないかと、肝が冷えた。
まもなく、同じ場所に数十台のクルマがたまった。
普通車でも走れないほどの強風なのだ。
積乱雲のダウンバーストだろう。

15分ほどで嵐が去り、周りが明るくなった。
慎重に走り出すと、間もなく、道路わきの大きな樹木が倒れていて、道の半分を塞いでいた。
ここには、どれほどの突風が吹いたのだろうかと、ぞっとした。
3分ほど走ると上空が晴れ上がり、10分も走ると、もう路面が乾いていた。

上士幌の花火大会は小規模である。
人口5000人の町の、昨年の観客数は500人。
今日の打ち上げ花火数は1500発だ。
有料の見物席などは無く、誰でも座れるように、広場には長いすが並べられている。
キャンピングカーで見物するには、恰好な規模である。
打ち上げ場所から100メートルの位置に駐車し、クルマの前にテーブルと椅子を出し、模擬店で買った生ビールを飲みながら、1500発を堪能した。








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