6月11日のブログに、コアジサシのコロニー発見を書き、13日には、コロニーを保護してもらえるようになった経緯を書いた。
それから一週間たったので、今日は県土整備事務所の了解をもらって、コロニーのある丘に登ってきた。
可愛らしいヒナ鳥を撮ってやろうと、身を隠すためのブラインドテントを背負い、肩には500ミリの望遠レンズを担いで、工事現場のある丘に登った。
長雨のため、今日は工事が止まっている。
集団営巣地内に入ると、コアジサシ10数羽が空に舞い上がり、頭上を旋回しながら警戒鳴きを始めた。
先週は7ヶ所で卵を見ている。だから今日も同じあたりを探したが、1ヶ所しか見つからない。カラスが集まっていたというから、ほとんどが食べられてしまったようだ。
それでも、どこかにヒナがうずくまってはいないかと、さらに広い範囲を探してみたが見当たらなかった。
重機が動き回るエリアに入ってみると、2ヶ所に、四角形に組み立てた足場パイプが置いてあった。
いったい何だろうと良く見ると、足場の真ん中に、コアジサシの卵が3個見えた。
この足場は、重機で卵を踏み潰さないための、目印なのだろう。
作業の人たちの優しさである。
ヒナは居ないし、雨が降り始めたので、撮影を断念して撤退。
丘を下るボクとすれ違いに、一羽のカラスがコロニーの方へ飛んでいった。
この集団営巣地からは、1羽も巣立ち出来ないかもしれない。
コアジサシが絶滅危惧種に指定されている理由は、ここに見るような「繁殖地難」にある。
それから一週間たったので、今日は県土整備事務所の了解をもらって、コロニーのある丘に登ってきた。
可愛らしいヒナ鳥を撮ってやろうと、身を隠すためのブラインドテントを背負い、肩には500ミリの望遠レンズを担いで、工事現場のある丘に登った。
長雨のため、今日は工事が止まっている。
集団営巣地内に入ると、コアジサシ10数羽が空に舞い上がり、頭上を旋回しながら警戒鳴きを始めた。
先週は7ヶ所で卵を見ている。だから今日も同じあたりを探したが、1ヶ所しか見つからない。カラスが集まっていたというから、ほとんどが食べられてしまったようだ。
それでも、どこかにヒナがうずくまってはいないかと、さらに広い範囲を探してみたが見当たらなかった。
重機が動き回るエリアに入ってみると、2ヶ所に、四角形に組み立てた足場パイプが置いてあった。
いったい何だろうと良く見ると、足場の真ん中に、コアジサシの卵が3個見えた。
この足場は、重機で卵を踏み潰さないための、目印なのだろう。
作業の人たちの優しさである。
ヒナは居ないし、雨が降り始めたので、撮影を断念して撤退。
丘を下るボクとすれ違いに、一羽のカラスがコロニーの方へ飛んでいった。
この集団営巣地からは、1羽も巣立ち出来ないかもしれない。
コアジサシが絶滅危惧種に指定されている理由は、ここに見るような「繁殖地難」にある。