kenharuの日記

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和琴から網走へ

2010-09-07 | 旅行記
和琴半島の朝は本降りの雨。
ここはキツツキが良く出る場所だ。
早朝のバードウォッチングを予定していたが、雨のためお流れ。
今日は洗濯の日にしよう。

半島の付け根に和琴キャンプ場がある。
ディキャンプが1人100円と安いので、毎年ゴミ捨てと給水に立ち寄っている。
傘を片手に給水とゴミ処理を済ませたが、幸か不幸か、管理人の出勤時間まで3時間もある。
勝手ながら、今日は無料サービスにさせてもらうことにして、雨の中を出発した。

なだらかな、熊笹の起伏が美しい美幌峠を越え、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」で休憩し、網走に到着。
コインランドリーで洗濯と布団乾燥をした。
あとは買い物やウィンドウショッピング。

今夜のP泊は道の駅「流氷街道網走」・・・なんで流氷街道なのか。
道の駅の名前には、わけの分からないのが多い。
一昨日泊まったのは「パパスランドさっつる」、その前の日は「ウトロ・シリエトク」。
判じ物の代表格は「風Wとままえ」かな。

夕方の激しい雷雨を最後に、雨が上がったので、カミさんと二人ほろ酔い気分で市内の銭湯へ。
誰も居ない、全店シャッターの下りた、長いアーケード街をブラブラと歩いた。
長袖シャツ1枚には寒過ぎる、秋の風が吹いていた。
家を出てから、明日で55日目になる。
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ウトロ→清里→養老牛→屈斜路湖

2010-09-06 | 旅行記
まずは昨日の話・・・
ウトロから清里町に移動し、日中は「ふるさと産業祭り」会場で遊んだ。


出店を運営しているのは、テキヤさんではなく、マジメな役所の人や町の人たちなので、面白いし、食べ物は美味しい。
特産のカボチャ、豪快な販売。

手前のデッカイのも200円?

素人が一生懸命作る様子を見て、食欲が湧き、昼食は焼きそばにした。


オカズに買った、清里和牛の霜降り肉(炭火串焼き800円)が最高に旨かった。
そういえば、この周辺は牧場地帯だ。
土地の牛が食べられて良かった。
持ち帰りぶんも買おうとしたが、もう売り切れだった。


お祭りの目玉として、野外ステージでマルシアが歌ったので、ファンのカミさんは大喜びでかぶりつき。
歌オンチ&芸能オンチのボクは「マルシアって誰?」。

その後、道の駅「パパスランドさっつる」に入り、隣接するパークゴルフ場で遊んで、温泉に入りP泊。


お次は今日の話・・・
道の駅周辺で、渓流釣りの場所を探したが、どこも気に入らない。
養老牛温泉までクルマを飛ばして、ヤマメ釣りをした。
夕食用に11匹を釣って終い。

昼食後、からまつの湯に立ち寄り、温泉で卵を茹でた。
先日は18分にしたが、今日はいろんな茹で時間を試してみた。
どれが旨いか、食べてみないと分からない。


養老牛周辺も牧場地帯だ。
遠くの山の斜面まで牛、牛、牛。


この山には巨大な「牛」。


夕刻、屈斜路湖のプリンスホテルに入浴してから、近くの和琴半島駐車場に入り、ヤマメの唐揚げで夕食にしてP泊。
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餌を食わないマス

2010-09-05 | 旅行記
道の駅「ウトロ・シリエトク」の早朝。
駅のすぐ脇にある川でマス釣り。
「川は禁漁」なのだが、ここは海と看做されているようで、釣っても構わないことになっている。

5時ごろ。
海の方から、ザワザワした海面の乱れが近づいてきた。
表層を泳ぐ、マスの群れだ。
射程距離に入ると、早速ウキ餌を投げ込む。
魚群の真ん中に命中すると、驚いた魚たちが周囲に散って、一瞬海面が乱れる。
魚の鼻先で、餌を小刻みに踊らせて誘うが、食わない。

遡上を始めたマスたちは、食欲よりも繁殖行動優先になっているのだろう。
ウキ餌をルアーに替えても食わない。
「食ってくれ」
「なんで食わない」
釣り人たちが口々にボヤく。

餌を無視して遡上したマスの群れが、川が浅くなる駆け上がり部分に密集して溜まると、違法な引っ掛け釣りが始まる。
川の両岸から、群れめがけてイカリ型の針が投げ込まれる。
餌釣りを無事にくぐり抜けたマスたちは、次々と引っ掛け針で釣り上げられる。
針に掛かれば、なんとか逃げおおせたとしても、深手のキズを負う。
痛々しい。

引っ掛けをやる人たちは、むろん違法承知だ。
十数本を上げると、「そろそろお散歩の時間だ」と言って、引っかけをやめた。
そこへ巡回のパトカーが現れる。
スピーカーから「針の種類を問わず、引っ掛け釣りは違法です。検挙されますので、絶対にやらないでください」と放送。

パトカーが去って10数分経過したころには、再び引っ掛け釣りが再開された。
いたちごっごだ。
露骨な引っ掛け、ルアーと紛らわしい引っ掛け、フライ釣りにように見える引っ掛け・・・いろいろあるが、どの針も魚の口にはかからない。
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マス釣り仕掛けのテスト

2010-09-04 | 旅行記
ウトロの早朝。
4時前に起きて、先日遊んだマス釣り場に行くと、もう10数人が並んでいる。
そうか、今日は土曜日だったか。
リタイヤしても、曜日を忘れてはいけない。

今日の主目的は、名人に教わった手作り仕掛けの実地テスト。
この釣り場専用の仕掛けなのだが、海の様子が変わっていた。
マスの定置網が引き揚げられたため、魚の居るポイントが沖合いに遠ざかってしまい、かなり遠投しないと届かなくなっていた。

手作り仕掛けは近距離用だから使えない。
手持ちの道具では、魚の居るところまで届かず、今朝は丸ボウズに終わった。
仕掛けのテストは、来年に持ち越し。

午後は、ウトロの岸壁にクルマを横付けして、サイドオーニングの下から海に竿を出し、釣れない釣りをのんびり楽しんだ。
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ウトロへ移動

2010-09-03 | 旅行記
開陽台観光の途中に通った、北海道特有の直線道路。
真っ直ぐに伸びて、遠くの森を割って空に消えている。



標津町のキャンプ場、「海の公園」の朝。
猛暑が続いたため、涼しい標津町に3連泊してしまった。
ようやく涼しくなったので、ウトロへ向かって出発。
中標津を経由して、まずは川湯温泉に寄り道。
「HO」掲載の「川湯ホテルプラザ」で硫黄泉に入浴した。

川湯温泉はPH1.6~1.9の強酸性の湯。
飲泉すると猛烈に酸っぱく、子供の頃に食べた「スグリ」を思い出した。
PH1.6~1.9というのは、レモン酢よりも酸性度が高い。
温泉気分満点の良い風呂だった。

小清水の道の駅で野菜を買ってから、斜里を通って、ウトロに到着した。
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いろいろな一日

2010-09-02 | 旅行記
標津町キャンプ場「海の公園」の朝。
電力不足の警告音で、夜明けごろに眼を覚ました。
冷蔵庫は止まっていて、赤ランプが点滅。
中にはサケマスが詰まっている。
釣りの早起き癖がついているので、そのまま起き出して空き地に移動し、発電機を回した。
カミさんはバンクで寝たまま。

朝飯前の散歩代りにと、サケ釣りの竿と餌のイカ2切れをぶら下げて、公園の突堤に行った。
今朝も8人ほどが、海面にウキルアーを放置したまま、おしゃべりをしている。
釣れそうもないのだろうが、ルアーを動かさなければ、ますます釣れない。
真面目に30分ほどリールを巻き続けたら、一度だけサケのアタリがあった。
ヒットしなかったのが惜しい。

そろそろやめようかと、突堤の足元までルアーを引き寄せたら、ソイが喰いついた。
サケの針でも吞める大口の魚。
朝食はコイツの煮付けだ。


朝食後、中標津を通り抜けて開陽台を観光。
なだらかな起伏のある牧草地帯にある、絶景の高台。
「地球が丸く見える」という展望台がある。
地球は丸くなかったが、展望台は丸かった。


養老牛温泉のダート道を走って、無料混浴露天風呂「からまつの湯」に到着。
腰にバスタオルを巻いたまま、クルマに乗っているオッサンが居た。
聞けば「一日中ここに居て、風呂に入ったり出たりしている」という。
それにしてもクルマをとめている場所が良くない。
運転席から風呂場が丸見えじゃないか。

「誰も居なかったら、カミさんも入れようと思って来た」と言ったら、「さっきまでライダーたちが居たけど、今は大丈夫」と言う。
「でも、アンタが居るからね」と笑ってみせたら、「いやいや、大丈夫ですよ」。
何が大丈夫だ。

水着禁止と書いてあるので、カミさんは脱衣所からバスタオル姿で出てきて、川辺の岩風呂場に入った。
テレビ番組で良く見る、美人女優の入浴シーンだ。

さっきのオッサンは遠慮したのか、腰にバスタオルの裸のまま、山の中へ歩いて消えた。
おいおい、アブに食われるぞ。

ボクは、カミさんが入浴している間に、オッサンから教わった方法で温泉卵を作った。
ついでに、半分残っていたキャベツをネットに入れて、源泉90度の中にぶら下げた。

風呂上りに裏摩周へ向かう。
途中、素晴らしい牧草地の眺めを車窓の借景に入れて昼食。
温泉で作った、柔らかなゆで卵が旨かった。
裏摩周の眺めは樹木の間から、僅かに摩周湖を覗くだけのお粗末。
以前にもここに来て、ガッカリしたことを思い出したが、もう遅い。

夕方「海の公園」に戻った。
いつでも発電機を回せるように、公園の奥にある空き地に駐車した。
暗くなると、近くの洗い場は真っ暗闇。
ここは誰も使わないから、消灯しているのだろうな。

「暗いからボクが洗うよ」と、ヘッドランプをつけて洗い場へ。
暗がりで食器を洗っていると、「電灯を点けなさいよ」という声。
近所の住民だというオバサンが現れ、スイッチを押して電灯を点けた
続けてアレコレと、親切ごかしの不審尋問。
「あんた一人じゃないの?」
「暗いのでボクが洗っているけど、クルマにカミさんが居ますよ」。

無罪放免になってクルマに戻ると、まもなく車外からノックがあって、オバサンの大声。
「はいはい、ちょっと待ってくださいよ!」
と声を張り上げたが、構わず強引にドアを開けられた。
手に持った、缶ジュース数本と凍らせた手作りカレーライスの入ったビニール袋を突き出して、「これ飲みなさいよ、食べなさいよ」。
聞く耳持たずにベラベラベラベラ。
その眼は車内を覗ってキョロキョロ。
どうやら、本当にカミさんが居るのかを確認に来たらしい。
頼むからもう帰ってよ・・・

オバサンが去ると、一日の疲れがどっと出た。
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猛暑

2010-09-01 | 旅行記
標津町のキャンプ場「海の公園」の朝。
この真新しいキャンプ場は施設も眺望もきれいだ。
広い芝生公園と釣り専用の突堤があり、水場にはサケをさばくのに好都合な台があって、ゴミも捨てられる。
駐車場泊なら、1人200円で1週間泊まれるから、キャンピングカーにはおあつらえ向きである。

今日も猛暑になりそうだ。
日光を遮るものの無い、キャンプ場の駐車場を9時ごろに脱出した。

天気予報によれば、今日の中標津は31度を超えるらしい。
しかし不思議なことに、たった20キロ海寄りにある標津町は27度の予想と涼しい。
標津町の、誰も居ない森林公園駐車場の日陰にクルマをとめ、発電機で充電しながら、木陰のテーブルで過ごした。
日中の気温は爽やかな26度で、風が吹けば半袖の肘が寒いほどだ。
午後には、車内で気持ちの良い昼寝も出来た。

カミさんは運動不足解消のためと、森林公園の遊歩道を奥に向かって2000歩ほどウォーキングしたが、「クマが出そうだから」と引き返してきた。
北海道の公園はどこもそうだが、広大なのに、きちんと芝生や下草が刈られていて、誰も居ない。

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