散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

晴天の日、周防大島・上関をめぐる

2017-10-06 22:03:31 | 旅行

ひょんなことから、山口県湯田温泉ホテルの優待宿泊券が手に入りまして
先日、お出かけしてきました。天気晴れやかな日でありました。秋晴れですな。


せっかくですから、行きがけに周防大島・上関へお立ち寄りです。
なべ嫁さんの母方のゆかりの地でありますが、
その実なべ嫁さんはあまり行った事がないと言いますので。


周防大島大橋です。 ↓

 

 

 

大島へ渡ると、車窓から地名の標識を眺めるなべ嫁さんは
「あ、これは何、あれは何、」
と母から聞いていた郷里の話を色々想いだして興味深そうでありました。


周防大島は民俗学者宮本常一の出身地。記念館があるはずと訪ねてみました。↓

 

                                                

 

 

 

何だか膨大な展示物でありました。丁寧に見ていると時間がかかりそう。

著作も膨大ですが、私が現役教師の頃は生徒にも勧めていた本が「忘れられた日本人」。
なかなかの名著です。

ですので、また帰って著作をひも解くことに致しまして、
さっと展示の様子だけを眺めて、敬意を払いつつ、先を急がせていただきました。


記念館敷地から見える瀬戸内の海。↓

 

 

 

そして今度は上関・室津の方に回ります。こちらが母方の本拠地だったようです。


上関海峡の上関大橋です。↓

 

 


海峡の室津港近くに明治の洋風建築物があります。四階楼。↓

 

 


元汽船会社の接待用の施設だったようです。
無料でしたから入館すると、受付の方が親切に案内してくれました。

 

こちらは海峡の砲台跡からの海の眺め。↓

 

 

 

まあ、母方の故郷は大体こんな感じね、ということで
記念に室津の「いりこ味噌」を買って、湯田温泉に向かったのでありましたよ。

 

 


 

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15日の長崎は、精霊流しでした

2017-08-19 22:06:52 | 旅行

 

 

お盆の15日は旧友と再会しての飲み会。


およそ半年に一回の4人の会合ですが、お互いこの歳ですから

「おう、何とかまだ生きておりましたか。」

と、お互いの生存を確かめる風であります。
そして今回は私を含めて3人なのであります。


欠席のM君は食道がんで闘病のさなかであります。
少し酒がたたってもうひとつ元気のなかったM君でありますが、
リハビリの元気を出して、早々の退院を祈っておきましょう。


そしていつもであれば、参加のO君には施設での義母の介護という日課があるため
会合は昼間であったのですが、今回は夕方からの居酒屋会合であります。

聞いてみれば、義母がついこの間亡くなられたとのこと。
今までの欠かさなかった介護の時間帯がぽっかり開いてしまったらしいO君、
この夕方から夜の時間帯をもてあましているようでありました。


というわけで、わたしらの半年という時間はいつ、どんな変事があっても
おかしくない時間でありますから、毎度貴重な会合ということになります。


と、そんなあれこれを話している最中から居酒屋の壁越しに
爆竹の音が次第に激しくなってきておりました。
15日の長崎の夜は精霊流しであります。往来では大小の精霊舟がさかんに
繰り出されているのでありました。

 

思案橋付近ね。↓

 

 


友人らと散会したあと、もう終盤に近づいた精霊流しを見学してみました。
交通規制がありますから、規制から外れたバス停を探しつつであります。

 

 

爆竹を派手に鳴らしますから、鼓膜が破れるのではないかと思うぐらいうるさいです。

 

 

 

爆竹の煙で道路全体が煙っております。

 

 

 

あまりにうるさいですから、長くは付き合いきれません。
規制から外れたバス路線にようようたどり着いて帰途につかせてもらいましたよ。


精霊流し。かくして爆竹にうるさいと耳を押さえながらも、やはりどこか
こころのなかには、あのしんみりした旋律が流れていて、
身近な人、遠い人の生死をあれこれと思っているのでありますね。

喧騒の中の静寂な祈り、ということでありましょうか。(合掌。)

今回帰省の最後の夜でありました。

 

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中島川のカワセミくん、久々です、長崎ね

2017-08-17 23:54:33 | 旅行

 


先達ては信州でしたが、今度は帰省での長崎です。


お盆の混雑時をいつもでしたら避けるのでありますが、
今回は母親の初盆ですから、行事をはずすわけにも行かず、
混雑時の12日帰省でありました。
(新幹線は用心してこだまに乗ると楽チンで座れて帰れましたけど。)

 

でもって行事の隙間をぬって、13日早速の中島川訪問。↓

               

 


近頃は広島のご近所でもなかなか見られなくなってご無沙汰のカワセミくんです。
この暑い時分に、さて飛んでいますかどうか、無理ですかね、と思っておりましたが、

いましたよ!カワセミくん!  久々のご対面です。↓

 

 

                             

 

 


一度目の遭遇で、すぐにいなくなってしまいましたが、
昼食をとって、再び川筋を歩いてみると、もう一度登場してくれました。↓

 

                             

 

 

結構遊んでいただきましたね。捕食の飛び込みも見せてくれました。お魚ゲットね。↓

 

                            

 

 

 

 

 

ということで、久々の出会いを果たせてやれやれでありました。
このあとのお墓参りにはちょっと遅れそうでありましたけど。


浦上天主堂前の道を回りこんで、坂道をずっとずっと上がりこんだところに
お墓があります。  ↓

             

 

何とか遅れることはありませんでしたけど、
周りのお墓にはお参りも少なく、提げられている提灯も数組でありました。
我が家ともども、お参り方々花火をして過ごすという風景もありませんですな。
今日日のご時勢でありましょう。

お墓を取り巻く樹木にはメジロやイソヒヨドリなどが飛んでおりましたよ。

(合掌。)

 

 

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信州4日目、ホシガラスです、麦草峠の苔の森

2017-08-09 20:33:48 | 旅行

 

 

3日は信州最後の日です。これまでの鳥さん、平地の山でも見られる鳥さんです。
高原で見るとすがすがしさがやはり違うのですが、
それでもせっかくですから高原ならではの鳥さんも拝みたいものであります。
なかなか思い通りにいきませんですね。


あそこだったら、うまくいけばホシガラスに出会えるかもしれない、
と思ったのが麦草峠であります。


ということで、出かけてみることにしました。標高2100メートルあたりの峠です。
八ヶ岳への北からの縦走登山口になっています。
峠から、白駒池へ抜けて行く森の中の道は、苔が鬱蒼としておりまして、
独特の森の雰囲気は八ヶ岳登山者にはよく知られているところです。  ↓

 

 


ところが、近年「苔ブーム」であるらしく、「苔女子」なるものも出現しているとのこと。
にわかにこの森が観光地化しているようでありました。

 

 

峠の入り口は、登山客に混じって、たくさんの観光客で賑わっておりました。


さて、ホシガラスさん、苔の森のはずれの松林の中で、
うまいこと出会うことができました!ラッキーです。  ↓

 

 

 

 


松ぼっくりの実を餌にしています。その実を土中へ埋めて、冬に備えた保存食にするといいます。
この麦草峠の針葉樹の森は生息地のようでありますね。

 

 

こちらは、キセキレイですけど。↓

 

 

 

さてさて、ラッキーなことにホシガラスも拝むことができまして、
あとは暑い暑い平地の方へ下りまして、一路遠い帰宅への道をたどることとなりました。
ともあれ、少し雨に降られたことはあってもまずまずのお天気。
涼しい信州の4日間を過ごさせていただきましたよ。感謝でありますね。

 

(広島までさすがに遠いですので、琵琶湖の畔で、しばし休憩でありましたけど。                                      何とも広島・信州は遠い道のりであります。)


 

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リスがいます、蓼科高原、森の中

2017-08-09 00:00:33 | 旅行

 

 

8月1日、安曇野でお蕎麦を食べて、大王わさび園にちらっと立ち寄りまして、
松本、諏訪湖を経て、蓼科高原の森の中のお宿へ入りました。


例によって、夕食には苦労しながら、翌日早朝のお散歩であります。

ウグイスが盛んにさえずっておりましたが、こちらはコガラさん。↓

 

 


そして、よくわからない鳥さん。↓

 

 


もしかすると、ノジコあたりでしょうか?よくわかりません。

こちらも、キジバトかと思ったら、嘴が長い!?  ↓

 

 


ヤマドリのメスだったり?これもよくわかりませんね。


宿へ戻ると、朝食の前に、お宿のご主人がテラスにひまわりの種を
あちこちにばらまいておりました。鳥寄せの餌場でありますな。


朝食をとっていると、まず飛んできたのはゴジュウカラでした。↓

 

 


そして、リスさんが森の木の枝をすばやく滑るようにしてやってきました。↓

 

 


朝食のテーブルについていた同宿の子どもさんたちは大喜びです。
(もちろん、大のおとなたちもですけど。)

 

 


宿のご主人によると、今年の夏はなぜか、やってくる小鳥が非常に少ないとか。

「いつもの年はこんなんではないのですが。よくわかりませんね。」

いや残念なことです。せめてウソぐらいはお目にかかれるかと期待しておったのですが。

まあそれでもリスさんを間近に拝めましたから良しということでしょうか。

 

昼間は、霧が峰へ上がって、八島湿原へ回ってみました。ノビタキが目当てでした。
一度飛んでいるのを見かけましたが、シャッターは切れませんでしたね。

こちらは、ノビタキかと思ったら、どうやらアオジさんでしょうか。↓

 

 

 

夏の真っ盛りのこの時期、高原といえどやはり鳥さんは少ないようですね。
なかなか思い通りには行きません。


あまり移動するのも疲れますので、この日は蓼科高原にそのままもう一泊でありました。
(お宿は変わりましたけど。)

 

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モズにアカゲラ、カケスなど、乗鞍高原の朝

2017-08-08 11:24:13 | 旅行

 

 

さて、旅行の話の続きです。
31日、上高地のあとは乗鞍高原。前夜から寝ておりませんから、
何だか意識朦朧。早めにお宿入りでありました。


何度かお世話になっているお馴染みのお宿であります。


手術で胃が3分の1になっている私は、旅行中の食事が難儀であります。
普段食べ慣れない物はどうしても変調をきたしやすいので、
慎重にしようとするのですが、目先の美味しそうなものを眼にすると
なかなかコントロールがしずらくて、
ついには失敗して、そのはてダウンしてしまうのであります。

 

 

サーモンのバルサミコーソース。これは美味しいねと全部食べてしまいました。↓

                         

牛の香草パン粉焼。これは一切れだけね。美味しそうでしたけど。↓

            

 


でもって、せっかくの料理も半分も食べ切れなかったり致しますです。

 

さて、高原の鳥さんは早朝が勝負。宿の周辺の森からは
普段は聞き慣れない鳥さんの鳴き声が聞こえてきます。
8月1日の早朝散歩です。


高い梢からカケスさんの鳴き声。写真には遠すぎてシルエットにしかなりませんが。↓

 

 

カケスさんのそばの枝に、アカゲラさんです。↓

 

 


ちょっと大柄ですから、オオアカゲラかもしれません。


近くの小枝に止まってくれたのはホオジロさんにモズのカップルでした。↓

 

 

 

 


そしてこちらも高い梢のシルエットですが、アオゲラさんのようでした。↓

 

                       

 


そうこうあっち行ったりこっち行ったりしてますと、
道路の遠い先にカケスさんが降り立ってくれたのですが、カメラを向けると
さっと飛び去ってしまいました。やれやれでしたね。

 

            

 

 

とりあえず、雨にも会わず、涼しい天気であります。
この日は安曇野でお蕎麦を食べて、蓼科へ向かうことにしております。
珍しい鳥さんに出会えるとよろしいのですが。


 

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アオジ、コサメビタキなど、早朝の上高地です

2017-08-05 17:42:08 | 旅行

 

 


暑い広島を抜け出して、信州上高地まで一気に向かいました。


30日夜8時に出立して、翌日早朝5時10分ごろ平湯温泉あかんだな駐車場到着。
シャトルバスにて上高地到着が6時20分頃だったでしょうか。
さすがに徹夜の運転、少々お疲れでありましたな。

 

早朝ですから、梓川の川面に霧が立っておりました。

バスターミナルの職員らしき方が、
「今日は良い天気で良かったですぅ。ずっと天気悪かったですから。」
と、うれしそうに声をかけてくれました。

どうやら雨は避けられそうな天気で、
時折り穂高連峰も雲がぬけて顔を出してくれたりしましたね。


早速聞こえた鳴き声はウグイス。
高原のウグイスの鳴き声は高らかで清らかです。
どうしてこうも平地と違うのかいつも不思議に思います。↓

 

       

 

 


そしてアオジの囀りもよく響きます。これもまた平地とは見違えてしまいますね。↓

 

 

 

 

コサメビタキがよく飛んでおりました。幼鳥のようです。↓

 

 


よく見ると、親鳥がトンボをキャッチして、  ↓

 


子どものひな鳥へ給餌しております。↓

 

                       

 

大きなトンボをひな鳥はあっという間に丸吞みしましたよ!!  ↓

 

                       

 

こちらもコサメビタキの幼鳥のようです。↓

 

 


こちらはゴジュウカラ。これも幼鳥のようです。↓

 

 

 

日が高くなってくると、観光客も増えてきますし、こちらもお疲れですから
早々に上高地から退散します。

 

                      

 

 


平湯へ戻って、とりあえずお蕎麦でしたね。朴葉に盛り付けされています。↓

                           

 

 


そしてこの日のお宿は乗鞍高原でありました。
白濁の濁り湯ですよ。


 

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雨の中の杵築、武家屋敷界隈です

2017-05-11 20:29:31 | 旅行

8日の宿は別府、鉄輪温泉のはずれ。
ここでも料理のひとつは蒸し料理でありました。

宿の中庭に地獄蒸しのかまど。↓

                                 


エビとキャベツとサツマイモね。↓

 


9日はまったくの雨であります。気温も一気に下がりました。ですので、
別府を早々に引き上げ、国東半島を回りながら帰途につくことに致しました。


雨ですけど、杵築の城下町に立ち寄り、武家屋敷界隈を散策です。

 

 


二つの高台にはさまれた谷間に商人、職人の町。両側の高台が武家屋敷になっています。
サンドイッチ型の城下町といっているようです。
坂が二つの高台と職人町を結んでいます。坂道の城下町です。なかなか風情があります。  ↓

 

 

                                                        

 

坂道を下ったところに、商店街。↓

 


高台のはずれから、杵築城を展望。↓

 

 


武家屋敷のひとつを見学してみました。当時の家老宅、大原邸です。↓

                                                        

 

 

 


時代劇のロケにも使われたようです。(「陽炎の辻」ね。)

 

                                               

 

 


さて、このあとはとりあえず、半島を一周しようと車を進めたのですが、
途中、遠浅の干潟が広がったところがあって、思わず車を停めました。

真玉海岸です。  ↓

 

 


干潟の遠くの方にぱらぱらと人影も見えます。
雨風の強い中、どうやら潮干狩りをやっているようでした。


一周して、自動車道に乗ろうとしたのですが、ナビの案内はいつまでも
下道でありました。ハッと気が付いたのは
古いナビではまだ東九州道が開通しておりません!
あらっ、これはあかんと、あわてて、うろうろしながら自力で
自動車道の入り口にたどり着いたのは中津あたりでした。やれやれでしたね。

 

旅行のお疲れからの回復は年々遅れがちであります。
お散歩も足が重くて控えめであります。
今回は鳥見の成果がさっぱりでありましたので少し鳥さんが恋しくなっておりますが、
もう少しご休憩ということでしょうか。明日の天気は雨のようでもありますし。

 

 

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杖立温泉からはげの湯温泉、そして長者原へ

2017-05-10 23:09:50 | 旅行

 

 

GWの人混みを避けて、その最終日から九州へのお出かけでした。


高速を日田ICで下りて、まずは杖立温泉まで。いつか来た道です。


杖立温泉の例年のイベント、大量の鯉のぼり。 ↓

 

 


GW最終日ですから、人混みもほどほど。大変だったはずの人混みは避けられました。


小国のゆうステーションを経て、湧蓋山山麓のはげの湯温泉まで行きます。
湧蓋山の南にかの黒川温泉がありますが、その山の西北奥深くのあるのが
わいた温泉郷、その一角にはげの湯があります。
以前から一度行ってみたかった所であります。   ↓

 

 


あちこちで湯の蒸気が吹き出しています。小ぶりの地熱発電もやっているようです。                   ひなびた山奥の集落であちこちから湯の蒸気が立ち上っているのが、なかなか風情があります。

 

 

この日のお宿はこちらね。↓

 

玄関先に、地獄蒸しのかまどですね。↓

                 

 

                               

 

 


そして地獄蒸しのお料理のひとつ、蒸し鶏のあんかけです。↓

                        

 

 

翌8日は久住高原へのドライブ。
黄砂のせいで阿蘇五岳はかすんで見えません。天気は良いのですが。

ガンジー牧場から仰ぎ見る久住連山。↓

 

 


そしてやまなみハイウェイをくだって長者原へ。
たで原湿原で、鳥見を試みたのですが、ススキやアシの繁みは消えていて、
新芽の草が少し伸びているところでした。
どうやら春先に野焼きをやっているようです。(たぶん)
これでは鳥さんの隠れ場所もないですな~と思って、やれやれでありましたよ。

 

 

しょうがないので、木道の真ん中でお弁当を広げました。暑い日です。

 

 

 

そうすると時折りセッカが草むらからヒッ、ヒッ、と鳴きながら舞い上がっておりましたね。
アシが繁っていればその枝先に止まってくれたりするのですが、
草むらの中に舞い下りて見えなくなってしまいます。残念でありました。


どうやら今回、鳥見の方はうまくいかないようでありますな。

 

 

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ようやく中島川のカワセミくんです、長崎

2017-02-04 15:06:24 | 旅行

 

 

このところ再三に渉っての長崎行きでありました。
そして例によって用事の傍ら中島川への寄り道なのですが、
カワセミくんについてはこれまで2度の空振りでありましたね。残念ですけど。


今回の29日は3度目でしたが、3度目の正直ということで
ようやく、カワセミくん、出会うことができました。少しだけでしたけど。


眼鏡橋付近はランタン祭りの飾り付けで、観光客も沢山。
でも少し上手へ行くと、段々静かな趣きになってきます。
この橋のもう少し上のほうにカワセミくん、止まっておりましたよ。↓

 

 

流れの中の石の上。↓

 

 


川沿いの石垣から出た小枝に。そして石土手の上。↓

 

 

                           

 

少し接近しようとしたら、たちまち飛び去ってしまい、見失ってしまいました。

代わりに飛んできたのはジョウビタキ♀です。↓

 

 


こちらは、まあまあ愛想も良いのですが。↓

 

 

 


そして、いつも同じところを飛び回るキセキレイです。↓

 

 

広げかけた羽根がきれいです。この一瞬ののち飛び去りました。


そうして川筋を2度目の往復に差し掛かったところで、
もう一度登場してくれたのですが…。わずかの間だけでありましたね。↓

 

 

 

眼鏡橋を含む中心街は長崎ランタン祭りで大賑わいでありました。
私らの子供のころはこんなお祭りはなかったような気がします。
たぶん中華街新地の祭りが近年長崎の中心街に大規模に広げられたのでしょう。

 

31日には風邪を引き引き、広島へ戻ってまいりましたが、
帰るなりそのまま3日ほど寝込んでしまいました。

以前なら1日寝ていれば治まっていた風邪も年寄りになると
どうもいやおうなく長引いてしまうようであります。気を付けないとね。

 

 

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長崎へ行ってきました、とんぼ返りです

2017-01-21 22:56:32 | 旅行

(21日朝の自宅前、極楽寺山の雪 ↑ )

 


10日夜、母が「あぶない、今夜かもしれない。」と連絡があり、
  そのあと、「持ち直した。」と再度連絡がありました。
11日、長崎へ立ち、施設のホームを訪れると、元気そうに見えたものの、
  「時間の問題です。」と、医者の通告を受け、
  ホームでも「看取り介護」に入ることになりました。
13日からは寒波で、広島で数年ぶりの大雪でした。長崎も寒い日が続きました。
  母も車椅子に座ったりも出来、元気そうでいながらも、段々弱ってはいきました。
15日、スタッフの方が勤務外に小さいお子さん4人を連れてきて、
  お子さんたちは母と和やかに過ごしてくれました。普段から交流があるようです。
16日、「あぶないかなあ」と思いながらもいったん広島へ戻ることにしました。
  たぶんにとんぼ返りになるかもしれないと、覚悟の上でありましたが。
17日夜、「呼吸が荒くなった、あぶない。」と連絡を受け、電車もありませんから
  今度は車で広島から長崎へ向かう準備をしているうちに
  「呼吸が止まった。息を引き取った。」と、再度の連絡を受けました。


18日、お通夜。19日、告別式。


この3月で95歳になるところでした。
戦争が終わったときは現在北朝鮮の鉄原というところにいました。
着の身着のままソウルへ逃れ、それから釜山へたどり着き、
何日も貨物列車の中ですごした後、引き上げ船へ乗ることが出来たそうです。
23歳頃だったでしょうか。

以来、戦後の生活が苦労の連続だったのは、子ども達4人も充分承知のことであります。
それでも、母を好いてくれる多くの心ある人たちの支えで、
その、天然な率直さと人好きと、おじょうさんっぽい育ちの素質を失わずに来ました。
晩年は孫やひ孫を可愛がりつつ、慕われもして、その素質を発揮したようです。
最終の生活舞台であったホームのスタッフの方達も本当によくしてくれました。、
母の天然な素質を充分に引き出してくれ、仕事以上の好意もたくさん寄せてくれました。
感謝この上ないことです。

葬儀は、そういった好意ある人たちのしめやかにも賑わいのある集まりとなって、
私達家族は「ああ、母はこんなにもみんなに好かれていたのか。」と感激したのでした。


20日、道々時折りの雪やみぞれを突き抜けて夕方広島へ戻ってきました。
そして夜は雪が激しく降っていたようでありました。


しばらくは、また、長崎との往復が続くことになるようです。

(合掌)

 

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ウグイスがちょっと姿を見せました、長崎中島川

2017-01-17 15:55:22 | 旅行

                    


寒波の大雪でしたね。長崎帰省中で、
何年ぶりかという広島の大雪には遭遇いたしませんでしたが、
雪こそ降らないまでも、長崎も随分冷え込んで寒うございましたよ。


例によって、用事の合い間に中島川寄り道でカワセミくんを探してみました。
諏訪神社寄りの川筋から入ってみると、いきなりカワセミくんの飛ぶ姿を見かけました。
これは幸先が良いかな?と思っていましたら、その姿を見失ってしまったあとは、
まったく出会えずじまいでありました。残念至極ね。

 


代わりに見かけたのはウグイスさんね。↓

                    

 


川筋の繁みの中で「チッ、チッ、チッ、」と地鳴きをしながら、
時々姿を現してくれました。
繁みの中での笹鳴きはこのところよく聞いていましたが、
なかなか姿を捉え切れませんでしたから、久し振りであります。
こうして少し姿を見せるのは、春の準備なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

                          

 


沢筋へジョウビタキも下りてきましたよ。↓

 

 

 

 

 

 

 

大雪のあとの広島へ16日戻ってきましたが、午前中の雪の名残りがまだありました。

長崎での用事がまだ片付いておりませんから、また帰省の機会が近いうちにありそうです。
寄り道できる時間があるかどうかわかりませんが、チャンスがあれば、
やはりカワセミくんのほうにも是非出会いたいものだと思っていますよ。

 

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スズメさんにアオジ、アトリ、ツグミなど、淀川河川敷

2016-12-14 17:17:25 | 旅行


(スズメさんたちの群れね。↑)

 


12日も大阪でありました。夕方の用事を控えて、
充分な時間がありましたから、この日は淀川河川敷まで出かけてみました。

やはりお初のところです。枚方から牧野までの河川敷、駅二つ分を歩きましたよ。


鳥さんの鳴き声が随分するものの、葦原や林の繁みの中、姿を見せてくれません。
ヒヨドリやシジュウカラ、カラスばかりがふんだんに現われてくれますけど。

 

ちらっとホオジロさんね。↓

 


繁みの中からさっと現われてさっと逃げ去りました。アオジです。↓

 

 


よく現われてくれたのはこのツグミもそうです。↓

 


ツグミは今季、初見です。どうやら大阪ではもう珍しくないようですが、
広島では今までなかなかお目にかかれなかったですね。


高い梢にカワラヒワ、そしておなじみのエナガさんです。↓

                                                   

 


そして長い距離を歩いたその終わりごろ、アトリさんの登場でした。↓

 

 

 


牧野駅へ向かって引き上げていくとき現われたモズ君ね。おまけです。↓

                                                         

 

 

たとえば、ベニマシコとかルリビタキだとか、出会えたらよかったのですが、
やっぱり一見さんではうまくいきませんでしたね。

 

随分歩いて疲れていたのですが、まだ時間がありましたから、
用事先の近くの大阪城公園にも軽くお立ち寄りいたしました。


ニシオジロビタキが現れるという情報がありましたが、案の定
それらしき場所に2,3人のカメラマンの方が三脚を構えておりました。
朝方であればもっと多かったでしょうが、
残念ながら少しの待ち時間では現われませんでしたね。


やっぱりツグミがあちこちに。↓

 

 


お堀の方にまわると、たくさんのカモさんたちとユリカモメでありました。
そして、カモさんたちのなかに一羽だけヨシガモが混じっておりました。↓

 

 


緑の頭が、通称ナポレオンハット。まあ少し珍しい部類に入るでしょうか。


お堀の対岸遠くにカワセミくんがいましたけど、ちょっと遠すぎましたね。↓

 

 

 

この日はよく歩きました。万歩計28000歩です。ちょっとお疲れ。
夕方の用事を簡単に済ませると、新大阪へ向かって帰途であります。

 

新大阪の駅では、新しく「リクローおじさんのケーキ」が店構えをしておりました。
懐かしいので、買って帰りましたよ。焼きたてですね。

 

 

 

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久々の大阪へお出かけ、鶴見緑地公園など

2016-12-14 12:51:21 | 旅行

 

 

11日、所用があって5ヶ月ぶりの大阪へお出かけしました。
ついでですから、用事の合い間を縫って鳥見フィールドはないものかと探し、
とりあえず便利の良い鶴見緑地公園へお立ち寄り致しました。お初のところです。


大阪の緑地公園はとにかくどこでも広いです。探せばいろんな鳥さんに出会えそうなんですが、
初めての人にとっては広すぎてポイントがわからず、なかなか難しいですね。


でもって、わかりやすい大池の周りをまわって、とりあえず水鳥さんばっかりでありましたが。


カモさんたちに混じって、たくさんのユリカモメが飛び交っておりました。↓

                                                         

 

 


そしてもうひとつの小さい池のほうに、アオサギ・コサギです。↓

 

 

 


この池のはずれにカワセミくんがいましたよ!!  ↓

 

 

 


そしてモズさんね。↓

 

 

 

それから、姪っ子のお家をお訪ねして、産後ひと月の赤ちゃんと
ご対面いたしましたです。

 

                                          

 


抱っこさせてもらいました。4500グラムほどだとか。
安らぎの表情でおねむのままでありましたが、まっこと赤ん坊は天使の表情。

 

そうして、それから夜は、大阪の懐かしのお仲間達との会合でありました。

 

 


皆さんお互いに久々の再会でありましたから、大変楽しい会となったのであります。
ありがとうございます。またいつか、そのうちに、でありますね。

 

こうして数ヶ月前は住民であった大阪を久し振りに旅行者として訪れていると、
何だか微妙な浮遊感がありまして、少々不思議な感じもいたしました。
天王寺界隈を歩くと、もう年末なのね、ということに気が付いたりもしましたね。

 

ところで、この日のお宿に帰りついたとき、はたと気が付いてしまったのは、
姪っ子のお家で、「お祝い」を渡すのを忘れていることでありましたよ。
何のために訪れたのやら、やれやれオオボケでしたね。

 

 

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湯布院・大分川のカワセミくんです

2016-10-25 00:01:58 | 旅行

由布岳はいつも眺めるばかりでまだ登ったことがありませんね。↑

 


由布院でおなじみのところにお宿をとると、
その日の夕と翌日の朝、近くの川筋を散策することにしています。
大分川です。以前カワセミが飛んでいるのを見つけたからです。

 

 

 


そして、夕べの散策は空振りでしたが、翌21日の朝は見かけることが出来ましたよ。

 

 

                             

 

 

カモやダイサギ、コサギも飛んでおりましたが、
懸命にカワセミくんのほうを追いかけまして御座います。
もうちょっと接近できたらよかったのですが、短時間で見失ってしまいましたね。


もう何度か訪れている由布院ですが、
一応は中心の通りをこのあと散策いたしました。金鱗湖あたりまでね。


亀の井別荘のところの紅葉です。↓

 

 

金鱗湖付近で、ガチョウさんね。(たぶん)↓

 

そしてグレゴリア聖歌の流れる古風な茶店、「天井桟敷」で珈琲タイム。↓

 

 


さてここらあたりで、この旅行も終わりとなる頃なのですが、
最後に別府の鉄輪温泉に立ち寄り、路地に湧き出す湯煙りを味わって、
広島への帰途となった次第であります。


今回、車での乗り入れが案外近いと思いましたので、
この先もまた機会があることでしょう。(きっと)


そして由布岳も久住山も今度は登山ということで
やってきたいものだとも思っております。いつの日にかですね。

 

 

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