8日の日曜日は元同僚らの面々での山歩き。
旧友達にも久々会って、一堂に会するとまさにご老人グループ。
皆、相応に老け顔になっておりますが、
歩きはなかなかかくしゃくとしております。
それでも比良山の予定が少しひよっての賤ヶ岳コースでした。
湖北の余呉湖訪問は20年振りぐらいです。
雪深いイメージがあったのですが、雨がどこから雪に変わるか、
米原から長浜へ電車の窓を覗いていても、いつまでも雨でありましたね。
余呉湖へ着いてもあまり雪はありません。
温暖化でしょうか、この季節、もっと雪深いはずだったのですが。
余呉湖です。閑散としていて静かです。 ↓
そして山歩きはこんなグループね。↓
緩やかな山道です。天気が良ければ軽いハイキングコースでしょう。
雨が降ったりやんだりで、あまり景色も望めませんが、
風が穏やかだったのがまあ増しだったでしょうか。
期待の鳥さんはこんな天気では望むべくもなく、
一羽の大柄の鳥さんが森の中をすべるように飛んでいただけで、
他はまったく収穫ありませんでしたな。
(カケスさんだったかもしれません。)
頂上はさすがに相応に深い雪です。↓
ガスがかかった隙間から余呉湖が見下ろせます。↓
雪の頂上でお昼を取って下山ね。↓
少し降り込んでいた雨が岸辺まで下りてきた頃止んで、
そして、ちょうどその時、湖にきれいな虹がかかりました。↓
今まで見たこともないようなくっきりと弧を描いた「七色の虹」であります! ↓
虹は湖面にも映っています。↓
お年寄り一同大感激でした。 そういえば、余呉湖は羽衣伝説の地。 まさにさもありなんという「天の浮橋」であります。
でもそのあとまた雨が本降りになって、虹も消えてしまい、
横なぐりの雨の中を湖対岸の駅までウォーキングでありました。
鳥さんをキャッチしたのはこのトンビぐらいでした。↓
そして、余呉駅です。↓
ところで、遅めに帰宅すると思いがけず叔母の訃報が届いておりました。
もう90を越えていました。それほど親密であったわけではないですが、
かつて私が大学生の頃、五島を旅行し、泊めてもらったことがあり、
ビフテキの夕食で歓待されたことを思い出しました。
あれが、私めがビフテキなるものを味わった最初のことでありましたね。
(この日の虹は叔母さんの掲げた虹だったかもしれません。合掌。)