平地はもう暑いので鳥さんもこれといったものは見つけがたく、
何より、暑い中のお散歩はへとへとになってしまいますから
もう日々よれよれでございますね。
でもって梅雨の合い間を縫って、11日大台ケ原まで出かけてみました。
山道をすれ違った鳥見のおじさんは
「オオルリを4,5羽見ました。ルリビタキも見ましたねぇ。」
と言っていましたけど、
こちらは残念なことになかなか出会うことが出来ませんでした。
そのかわり、ミソサザイの巣作り奔走の様子を見ることができましたよ。
ミソサザイは高い鳴き声を林間のあちこちで響かせていました。
そして、ようやく姿を見せてくれた場所で
こちらの枝あちらの切り株と頻繁に出没していました。
どうやら近くで営巣していそうです。
幹のコケをむしりとっています。巣材のようです。 ↓
運ぶところに巣があるはずです。↓
木の根元の空洞に入っていきました。
どうやらここに巣を作っている模様ね。 ↓
あとで自宅へ帰ってウィキペディアを見ると
「オスは森の中のがけ地や大木の根元に巣を作る。」
「巣材はコケや獣毛。巣の入り口と出口は別。」
「縄張りの中に2個巣を作って移動しながらさえずってメスを誘う。」
とあります。全くこの通りです。
このミソサザイ、お手本のような行動であったのでありました。
巣材のコケを加えながらもさかんにさえずっておりました。
忙しいことであります。懸命なのでしょう。可愛いですね。 ↓
オオルリ、キクイタダキ、コマドリなどお目にかかれませんで残念でしたけど
まあ良しとしておきましょうかね。さすがに涼しくもありましたし。