広島へやってきて12日目の朝、少し落ち着いてくるだけは片付きましたが、
すぐそばを走る山陽本線の貨物列車の轟音はなかなかのものです。
夜の涼しさがまだ少し残っているその朝の晴れた空にサイレンが響き渡りました。
「8時16分、おう、8・6ヒロシマのサイレンだね。」と気が付きました。
長く続いたサイレンでした。たぶん1分間でしょうね。
長崎では11時2分に鳴るサイレン、こんなに長くは鳴らなかったと思うので、
ちょっと新鮮で、その分ちょっとしんみりしたでしょうか。
学生時代にはあまり聞いた覚えもないなぁ~ということもありましたが。
若いときは頭の中も外も忙しくしているから、耳にする余裕もなかったのか
と思っていたら、
「旧市内ではサイレンは鳴らない。廿日市の有線放送がある地域が鳴らすんじゃ。」
「それも10年前ぐらいからね。」
「このサイレン、なべさん、今頃聞いとるじゃろと朝思っとったよ。」
夕方会った友人がそう話してくれました。
広島へきて、ようやく市の中心部への午後のお出かけでしたよ。
(電車賃、220円ね。この安さは大助かりです!)
平和公園周辺は午前に式典が済んだでしょうが、まだ賑わった人出でありました。
8・6ヒロシマー平和の夕べーに参加いたしました。
ここで在広島の友人、京都からやってきた友人と会合、そして夜の宴会となって、
広島移住の挨拶ともなり旧交を温める次第ともなったわけであります。
(久々に、ちょっと飲みすぎたでしょうか。それほどの量ではないのですが。)