信州から次いで長崎へ、と忙しくしておりましたから
極楽寺山にはご無沙汰しておりました。
なおこの暑さですから出かけてもこれといった鳥さんとの出会いも
ないでしょうと思いながら、それでも秋の気配もあるかもしれないですね、
とお出かけしたのは、19日の土曜日でありました。
蛇の池の水面いっぱいに睡蓮の葉が広がっています。 ↓
キャンプ場のテントの端っこにヒョコッと止まった鳥さん。↓
遠目にホオジロかと思ったら、オオルリの若鳥のようです。
お、これは珍しい、と近づく間もなく森の繁みの中へ入られてしまいました。残念。
展望台広場へ行くと、先ほどは見かけなかった鳥さんが
桜の木の枝周辺を飛び回っていました。
空中を飛翔して、またもとの枝に戻ってきます。
どうやら、昆虫のフライングキャッチでありますな。そう、コサメビタキね!!
どうやら幼鳥のようです。
コサメビタキは、私にとって秋告げ鳥さん。
平地に近いお山に登場するとなると、もう秋の渡りが始まっているのでしょう。
幼鳥でも親鳥に付いて渡りを果敢に行うということでしょうか。
平地はまだ夏の盛りの暑さですが、暦はしっかり先へ進んでいるようです。
こちらは、顔がよく見えませんが、コサメビタキではない、キビタキでしょうか。↓
そしてこちらも、コサメビタキかと思っていたらどうも違いますね。↓
キビタキの幼鳥かもしれません。↓
まだまだ暑いですけど、こうして少し秋の気配が感じられてきました。
秋の渡りの鳥さん達は、ほんとに一期一会ですから、見逃しがないようにしたいものです。
しばらく、極楽寺山から目が離せませんですな。
そうそう、この日の夜、マンションの3階の部屋にも
虫の鳴き声が聞こえてきました。たぶん鈴虫かと思うのですが。