散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

信州のお山は遠かったです、発熱で中断撤退、上高地

2018-08-29 21:59:02 | 山歩き

(河童橋附近からの穂高連峰。雲がなかなか抜けません。  ↑ )

 


26日、新幹線、電車、バスを乗り継いで午後上高地に着きました。
ここまでは普通の調子だったのですが、歩き始めるにつれて、
段々と熱がでてくるような感じで、体調不良。ついに動けなくなってしまいました。

予定と違う近くのお宿に投宿してスケジュール変更です。
体調をいったん戻した後、一晩眠ったら大丈夫かとも思ったのですが、
夜中に悪寒と発熱がひどくなり、これはやばいねと、
今回の涸沢登山を入口まで来ながら、断念することに致しました。残念至極ね。


翌日、日程を二日も早く切り上げて、とぼとぼ帰路についたのでありますが、
食事がほとんどできない体調でしたから、よろよろ歩行の撤退戦でしたな。

熱が出たり引っ込んだりでしたので、ロキソニンと抗菌薬を飲みました。


せっかくのお山も上高地から眺める穂高連峰のみ。↓

 

 (岳沢からの吊尾根。)

 


森の中を歩いても鳥さんを追いかける気力もありませんでしたが、
これはどうやらゴジュウカラ。↓

 

 

そして岳沢の下を流れる森のなかの沢。↓

 

 


次第に観光客が増えてくる河童橋です。↓

 

                     

 


バスの切符を予約したあと、時間までせっかくですから近くの森を
もう一度散策。青息吐息のよろよろ歩行ですけど。

高い木の上にカケスさんがいました。↓

 

 

 

 

                             

 

 

カケスさんを撮っていると、上品なおばあさんが、足元の林床の花をさして、

「ちょっと、お尋ねしますけど、この花、何だかご存じないですか?」

と、お聞きになります。近くの帝国ホテルのお客さんのようです。

「よくわかりませんけど、もしかするとトラノオというかもしれませんね。
あまり詳しくないんですが。」

こちらに元気があれば、せっかく話しかけられたのですから、
もうすこし話に花を咲かせることもできたはずですけど、
なんせ、充分食べてもいない青息吐息なものですから、その元気もありません。

「あ~良い匂いがしますよ。」とおばあさんはそのまま歩いていかれました。

 


そうして、バス、電車、新幹線を乗り継いで、広島に帰着したのが
夜の10時過ぎであります。何とか無事に帰られたという有様でしたよ。
まったく残念至極のやれやれでありました。


ということで、どうやら間の悪いことに風邪菌なんぞにつかまったのではないか
思うのですが、只今自宅療養中。


(またリベンジするときがあるのやら、もう歳ですからね。)


 

コメント (4)
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