散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

鳥名人案内でカンムリカイツブリとミコアイサ、三次

2019-01-06 11:40:59 | お出かけ

 

 

休園明けの植物公園に出かけていますと、友人ハタさんから電話。

「三次の馬洗川に珍しい鳥が来てるらしい。見に行こう!」

何やら中国新聞に「馬洗川に40年ぶりの鳥飛来」とあったらしく、
アカエリカイツブリという水鳥のようであります。


ということで、植物公園を切り上げ、ハタさんに三次まで連れて行ってもらいました。

 

高速を降りて馬洗川の畔まで来ると、なんとも川筋は広すぎて探しようもありません。
それらしい人だかりも見当たりません。そこでハタさん、
ちょっと知り合いの地元の鳥名人の方を訪ねることにしました。
(ハタさん、いろんな人に「ちょっと知り合いになる」ことの名人であります。」)

無事に在宅していた鳥名人Sさん、親切でありました。

「今朝の新聞? ありゃあね、もうおりませんよ。年末の3日間位のことで、
いなくなりましたの。見つけた人はもっと早うに新聞社に知らせとった筈じゃが。」

あらま、やれやれであります。


しょうがないので、江の川の川筋を、まちがってヤマセミでもいないかと、
車で走りながらうろうろいたしましたが、特に成果もありません。
「シャッターを一度も押すことないのぉ~」とぼやきながら
中国山地もさすがに空気が冷たいですから、あきらめて帰路につきました。


すると走る車中のスマホにコール音! 先ほどのSさんからの電話です。

「ミコアイサが○○の○○池におると情報が入りました。今どこですか?」
「引き返しんさい。そこから近いけん。○○の○○を左折してどうのこうの…」


Sさん、非常に親切で丁寧で、そして中々強引であります。電話で道案内をしてくれます。
地元に土地勘のないこちらは少々たじたじなのでありますが、
せっかくのお教えに従い、車を引き返させました。


目標の付近まで来ると、Sさんは親切にも軽バンで道案内すべく待ち構えておりました。
ついていきますと広くて大きいため池。たしかに白い水鳥が1羽いるのですが遠い。

「あとで近くへ寄って来るかも知れんから、
カンムリカイツブリを見に行きましょう。ついてきて!!」

と、Sさんそそくさと車に乗り込みます。なんだか強引+せっかちのようですな。


馬洗川の畔に着きました。橋の下に確かにカンムリカイツブリです。  ↓

 

 

Sさん、「あとはもと来た道を戻りんさい」と、
道案内はこれで済んだという様子でさーっと車で帰られました。


カンムリカイツブリはそれほど珍しくもなかったのですが、
それでも川の中で見るのは初めて、しかもまあまあの近接でありました。

 

 

 

 

 

それから元のため池に戻りますと、ミコアイサはやはり遠いままでありましたね。

せっかくですから遠いままの証拠写真です。↓

 

 

マガモとカルガモに混じって1羽泳いでいます。オスです。
ユーラシア大陸から渡って来る冬鳥。
オスは目の周りに特徴があって愛称「パンダガモ」です。

 

 

 

そしてこちらはずっと手前を泳ぐハシビロガモのカップル。↓

 

 

オカヨシガモもいます。↓

 

 

 


ミコアイサは初見の鳥さんでした。何とも遠すぎたのが残念でありましたけど。
それから、すっかり日が落ちて、暗くなった高速の道をようよう帰途についたのでありました。
ハタさん、運転ご苦労様でした。

 


 

コメント (4)
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