1日、曇り空の植物公園。 オオルリはいないかと探しながら、桜の木の葉の繁みの中に 見つけ出したのはムシクイです。
葉の裏の虫を探しています。「虫食い」ですね。 ↓
東南アジア辺りで越冬して、春・秋に渡りを行います。夏鳥です。 渡りの一時期、通過時に平地でも見られたりしますからその意味では貴重。
ムシクイはセンダイムシクイ、メボソムシクイ、エゾムシクイなどがあって よく似ていてなかなか判別が出来ません。やっかいです。
でも春には盛んに鳴いたりしますから、鳴き声で区別がつくようです。 そしてこのムシクイ、「チヨチヨ、ギーィ」と鳴いておりましたから たぶん、センダイムシクイでよろしいかと。
スズメより小さく、高い枝の繁みの中を飛び回るので、いつもちらっと見るのみでした。 そしてすばやくどこかへ去っていなくなります。 しかも広島へ来てからの3年近く、ムシクイを見かけたのは一度だけ。 ですので久々なのでありました。
今回はよく飛び回ってくれました。いなくなったと思っていたらまた現われてくれたり。
センダイムシクイにこんなに愛想よく遊ばせてもらったのは初めてでしたよ。
オオルリには出会えませんでしたけど、まあ、よろしゅうございましたね。