遠くの高いところの梢から、澄んだ鳴き声が聞こえてきます。 何の鳥だろうかと思ってしまうのですが、 探し回って、葉の繁みの隙間からようやく鳥影を見つけて、 「あぁ、そうかイカルさんだったね、」と気が付くのであります。
1日、植物公園の続き。 センダイムシクイを追っかけていると桜の木に2羽のイカルさんが飛んでいました。 「キキイー、コキイー」と時折り高い鳴き声を出しております。イカルさんの鳴き声ね。
その澄んだ高い鳴き声を知っていながら、しばらくご無沙汰していると すぐに忘れてしまっています。
大阪在住の頃は自宅裏の近くの公園によく飛んでおりました。 高い木の梢に群れていて、時折り、木立から木立へ群れで飛び移っていきます。 時には地面へ降りてきて、たむろし、採餌をしたりしておりました。
留鳥、もしくは漂鳥と言っていいでしょうか。
木の実をそのごっつい嘴で採っておりますね。
木立の繁みの中にはビンズイも飛んでいました。↓
そしてキビタキくんも。さえずってはおりませんでしたけど。↓
五月の新緑の季節です。一番さわやかな時期でしょうか。 私のようなご隠居さんのお年寄りにとってはありがたいことでありますよ。