たぶん抱卵期だから見られないだろうと思いつつ、再び大峯山麓へ。
例によってブッポウソウの様子見であります。
案の定、飛んでいる姿はあまり見られず、遠くの枝に止まっている姿を
ちらっと見るばかりでありました。
通りかかった軽トラのおじちゃんがわざわざ車を停めて話しかけてくれました。
「ブッポウソウじゃろ?このところあまり飛んでおらんのぅ。
朝か夕方は鳴いとるがなぁ。」
「アカショウビンがな、鳴いとるの聞いた。その川向うの森の中。
カミさんと、おー良い声で鳴いとると今朝も喋っとったよ。」
「何年か前はヤマセミもおったけどなぁ。
写真撮る人が撮ってくれた分を見せてくれたりしたよ。」
アカショウビン!お話を聞くだけでちょっとワクワクする感じですな。
どうやらこの集落のおじちゃんのようです。親切な方でありました。
ブッポウソウの抱卵期はおよそ25日ほど。雛が孵って親鳥が忙しく
飛び交うようになるのはもう少し先になるようです。
でもって、退散しようと車を動かしたところ、
道路に出現したのがキジさんね。
車を降りて追っかけてみると、後姿を見せて逃げていきます。
そして道脇の草むらの中に。
草むらにひそんでご本人は隠れたつもりになっています。
ちょっとひそんでは動き出します。
そして再び道路を超えて反対側の繁みの中に消えていきました。
山間部に入っていくとキジさんも特に珍しくはないのですが、
それでも久々間近での出会いでありました。
ちょっと遊ばせてもらいました。よろしゅうございましたね。
ブッポウソウは愛想無しでしたけど。
30度越えの真夏日。風も生暖かく、暑い日でありましたよ。