鳥友Aさんとキクイタダキを追っかけていた私らのところへ
先ほど談笑したばかりの鳥友Yさんが近づいてきました。
「さっき撮ったんじゃけど、これは何ですかね。」
とカメラのモニターを差し出して見せてくれます。
「おー、綺麗に撮られているウソ!」
今季は見たいと思いながらまだ見ていないウソであります。
まだいるかもしれないというその場所へ早速3人で戻りました。
ウソはサクラのつぼみが大好物。飛び去ってもきっとまた戻ってくると、
見晴らしの四阿で待機。そこへ鳥見の人2人もさらに加わって
都合5人の人数が遠めのサクラの木を見張ります。
待つことしばし。やって来ました。4羽ほどの雌雄。
頬から胸にかけて紅いのが雄。紅くなく地味色なのが雌です。
そしてどうやら亜種のアカウソのようですね。
遠めのままの望遠レンズ。ちょっと苦しいです。
一人だったら思いきって近づいたりするのですが、
逃げられたら他の方にご迷惑ですから、遠目のまま自制です。
1羽、2羽と飛び去りました。1羽がさらに遠くの枝に止まっております。
見たいと思っていたウソとの出会い。
導いてくれたYさんに感謝でありますよ。
この日はイスカにキクイタダキ(写真は不出来ですけど)、
そしてアカウソとなかなかの成果。
近頃は鳥さんも少ないねぇ、という日ごろの口癖が嘘みたいでありました。
また次回もそうだったら良いよねぇと思ったのであります。