カープの初優勝は1975年。
「もう死んでもいいと思った!」
ファンのその瞬間の言葉として、新聞の大見出しか、小見出しにあったのを
印象深く、記憶しています。
当時大学は卒業したもの、広島で就職浪人のバイト生活でした。
何かの用事でたまたま親父が長崎からやってきていましたが、
親父とタクシーに乗ったとき、親父が運転手に
「いやぁ、広島やりましたねぇ。」
と言葉をかけると、運ちゃんは即座に運賃メーターをおろしてくれました。
皆が皆、本当に興奮しておりましたね。
その翌年の4月に大阪で就職。カープファンで郷土愛の強い
今のなべ嫁さんにも広島からついて来てもらいました。
そして大阪在住40年で、そのなべ嫁さんをようやく広島へ戻すことができたのであります。
期せずして、カープの25年ぶりの優勝!
「何とか間に合いましたね。」という感じですよ。
優勝が決まって二日目、中心街へ出かけてみました。
(直後の騒動にはこちらは元気が足りません。もう年寄りですから。)
紙屋町の銀行のビルに大きな幕が架かっています! ↓
アンデルセンの仮店舗によって見ました。2階の窓からも見えます! ↓
2階でランチして、ついでにパンを買います。↓
それから本通りに入ってみました。
広島名産店の混雑。↓
黒田の大ポスター。↓
こちらは金座街のアーケード。↓
もう一度本通に戻ると、改装工事中のアンデルセンの前に人だかりでした。↓
そごうの地下入り口で若い親子が記念写真。↓
決まって二日目ですから少し落ち着いていたようですが、
平日なのに人出は多く、優勝の余韻にみんなが浸っている様でありましたね。
今回は、いわば41年目の「2度目の初優勝」。
広島の地で立ち会うことが出来た奇妙なめぐり合わせに、
いちおう感慨めいたものもありますでしょうか。
41年前、私も広島にいて、赤ヘル旋風を身近に見たはずなのですが、何故か、今年の方が盛り上がっているように思います。
きっとカープファンが全国区になったからだと思います。
41年前は、有象無象の俄かカープファンだらけで、私はかなり白けてました。
でも今回は、あの東京ドームを埋め尽くした赤い軍団からも分かる通り、本物の、全国区のファンに支えられての優勝。新しい球場も素敵だし、あの下品な阪神ファン(もっとも広島ファンもかなり下品じゃが!)よりは洗練されてて、かつ、情熱的。いいチームとファンだと思います。羨ましい!
ま、この調子でCS頑張ってね。dnaに足元すくわれないように!
広島対日本ハムの日本シリーズで、大谷の勇姿を見たいですね。
「なんで、カープは、宮島に必勝祈願に来んのんじゃろう。
しゃもじの応援で、よけー、元気をもろうとるのに」と、たいそう不満そうです。
「そうゆうたら、ほうじゃね。護国神社ばっかりよね」と、私も広島弁であいづちをうちます。
YA先生の予想どおり、DNAが進出してきました。新人ピッチャーの今永にしてやられそうな...悪い予感がします。