(植物公園の桜 ↑ )
近場の植物公園や極楽寺山、夏鳥がやってくるにはまだ早いですし、
冬鳥はおおかた去ってしまっておりますし、残っていてもどこかさびしげであります。
ウグイスが春らしく勢いづいているぐらいで、あとは鳥さんもパッとしませんですね。
とまあそんな気分で、極楽寺山キャンプ場の林の中で、腰を下ろしておりますと、
通りかかった鳥見のお兄さんが、声をかけてくれました。
「ギフチョウがひらひら飛んでいますよ。ほらあそこ!こっちにも!」
お兄さん、鳥だけでなく昆虫類も追っかけているらしく、何だかうれしげに
このギフチョウのことを教えてくれました。きれいな蝶です。
どうやら珍しいらしく、春先一番に飛び回る蝶で、また飛んでいる期間も
1~2週間と短いようです。絶滅危惧種のようですね。
アゲハチョウの仲間のようですが、それよりずっと小さいチョウです。
さて、こちらは桃の花にヤマガラさん。↓(植物公園)
極楽寺山のアトリさん。↓
極楽寺山の桜はまだつぼみです。ウソが寄り付いていないかと期待したのですが、
寄り付いていたのはホオジロさんでした。 ↓
平地の桜はいずれも満開で、はや散り始めてさえしております。
何だか一斉に急ぎ足で花開き、急ぎ足で散り始めてせっかちな感じであります。
どうもこのところ、季節というものに落ち着きというのがありませんな。
春はとてもありがたいのですが、できれば、ゆっくり、ゆるゆるといきたいものですよ。
我が家の庭にも、藤袴が20株、育っています。今、10センチほどの丈です。ご近所に、たくさん藤袴を植えてるお家があって、昨秋、アサギマダラを見かけたので、ウチもあやかりたい! と、植えてみました。柑橘類や桑などの葉に卵がつきやすいとかで、桑の木も2本あります。
さて、どうなるでしようか。秋が楽しみです。