16日、下山後の
お宿は乗鞍高原でありました。
温泉のある民宿みたいなところ。
朴訥そうなご主人が作業着姿で受付。
お客は他に一組だけで
静かに過ごせそうであります。
何はともあれ、まずは温泉へ。
温泉宿山栄荘のにごり湯ね。↓
にごり湯ですよ。
でも内湯はちょっと暑すぎて
露天風呂のほうへ。
虫が浮いていて、
外へかき出すのに一苦労でしたが、
なかなか適温で、さすがに登山の後
心地よいものです。
夕食はきのこ鍋ね。 ↓
とっても食べ切れそうにありませんね。
なめこに~~~×△きのこやら色々、
ご主人が山で採ってきたもののようです。
夜中にもう一度、風呂に入ると、
ご主人が先客でありました。
意外と筋骨たくましく、山仕事に
慣れた方のように見えます。
「先だっての連休のときは
上高地からこの辺まで車が
いっぱいでパニックでしたね。」
「乗鞍の山頂はもう
紅葉は終わってるよ。
夜泣き峠が今はピークだね。」
「行って見るといいよ。車で入れますよ。」
何だか耳が遠そうなご主人なので、
大きな声で話をします。
言葉は少ないですが、
働き者の、気のよさそうな方です。
料理も何だか自慢げでありました。
でも女将さんらしき人の影が
終始、見えませんでしたので、
ひょっとしたらお一人で
切り盛りされているのかと思ってしまいますが。
ともあれ、翌日、ご主人お勧めの
「夜泣き峠」へ向かってみました。
(名前がいいですよね。)
さて、坂道の道路を上へ上へと登っていき、
やがて、入り口の標識は見つけたのですが、
車は進入禁止です。
近いのだろうと思って、歩いて入り込んでみると
林道を行けども行けども
峠らしきところに行き当たらず、
30分ぐらいであきらめてしまいました。
(どこかわき道があったのかもしれませんが。)
林道入り口に車を止めます。 ↓
林道の紅葉もきれいなのですが。 ↓
乗鞍山頂も眺望できました。 ↓
でも峠は見つからず残念ですけど、やれやれです。
というわけで、一の瀬遠地のほうへ回って、
しばし散策でした。
そうして、とうとう、 雨も降ってまいりましたので、
帰阪の途につくことにしたのでありますが、
やがて、大雨となったのでありました。
奈良の名阪国道は豪雨でしたね。
ともあれ、今回の秋山登山はこうして無事に終了。
登山中は天気がもって、 とにもかくにも、 ありがたいことでありましたね。