ごっとさんのブログ

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炭水化物を摂らないダイエット 続

2014-12-08 11:10:40 | 健康・医療
昨日は急に用事ができて、出てしまい中途半端になってしまいました。今日はその続きですが、出たついでに期日前投票をやってきました。投票券に記載されていた期日前投票所が、家から比較的近い公民館でちょうど通り道に当たっていました。日曜日だったせいか、通常の投票所と同じくらいの係員や立会人らしき人もおり、実際に投票する人もかなり多く、この制度を利用する人は多いようです。

私の選挙区は、自民・共産・無所属であり、少しは選択の余地が広がったとはいえ、あまり面白くありません。特に今回は何のための選挙か、結局よくわかりませんので、かみさんと棄権しようかなどと言っていましたが、比例区ぐらい入れるつもりで行ってきました。

さて炭水化物を摂らないダイエットの話です。
著者は、穀類つまりご飯やパン類を全くとらないと、体調は非常によく体が糖質を受け付けなくなるといっています。また人類はもともと狩猟生活であり、穀類の生産はその後の生活で、タンパク質や脂質中心が人間本来の姿としています。しかし脳の活動エネルギーがブドウ糖であることは確かであり、たぶん人間だけではなく動物すべてがブドウ糖を必要としています。著者は必要な糖は、タンパク質や脂質から必要に応じて作られるので、糖類を摂取する必要はないといっています。

これを糖新生とよび、体の中にそのシステムがあることは確かですが、あまり効率が良いものではないと思います。私も糖新生の生合成経路を詳しく知っているわけではありませんが、ブドウ糖1個作るのに、多くのタンパク質とエネルギーが必要です。ですから必要な糖をすべて糖新生によって作ることは、ほとんど不可能なような気がします。
ご飯やパンといった糖類を全くとらない食事と言っても、ある程度の糖質が含まれているのかもしれません。実際問題として、タンパク質の消化はでんぷん類と比較してかなり早く、ある意味消化器にとって良いのかもしれませんが、そのぶんすぐに腹が減るということになるはずです。

人間が生命を維持するのに必要なカロリーを、糖質抜きでとるというのは、先に述べた糖新生分まで含めると相当な量になり、あまり現実的でないような気がします。やはり何といっても糖質は人間の生存にとって必須なものである以上、わざわざ抜くメリットがあるとは思われません。
年末の忘年会でこのダイエットをやっているという友人に会いますので、その後の経過を聞いてみますので、その結果面白ければまた書きます。