総選挙が終わりましたが、やはり投票率は戦後最低の52%程度になるようです。私は期日前投票に行きましたが、投票日前にこの期日前投票者がかなり増加したという記事を見て、思ったより関心は高いのかと思いましたが、やはり投票率は低く、有権者の半数程度というのはどこに責任があるのでしょうか。
私は選挙の開票速報を見るのが好きで、昨日も元ギター部の忘年会から早めに帰り、テレビのチャンネルをいろいろ変えながら見ていました。
忘年会はいろいろな都合から昼食会になりました。この中で選挙の話も出ましたが、やはり何のための選挙かわからず、意味がないという意見でした。
今回の開票速報ほど、面白味のないものは珍しかったです。ほとんどの結果が出口調査で決まり、予想外の展開など全くありませんでした。
何回か前の選挙の時、投票所の出口調査を受け、私は実際の投票とは全く異なる面白そうな回答をしました。後ろでかみさんが「真面目に答えなさい」とか言っていましたが、こういったユーモアがある投票者は少ないようです。
結果として与党が2/3を超え、新聞も大勝という見出しになっていますが、本当にそういう評価なのでしょうか。少なくとも自民党は、公示前勢力から若干であっても減らしたのですから、喜ぶような結果ではないと思います。これは小選挙区制という選挙制度の結果とみるべきです。第三極の政党が議席を減らし、その分が民主・共産に流れただけで、選挙前の勢力と何ら変わりないと思います。安倍首相が何を目的に解散総選挙を行ったかわかりませんが、これでは失敗と言えるのではないでしょうか。
衆議院選挙がいつからこの小選挙区になったかわかりませんが、このように投票数に比べて極端な結果になる制度は、政権党に有利なだけのような気がします。有権者の全体の意思は、比例区に出るように、それほど与党を信任したわけではありません。例えば5区ぐらいを一つにした中選挙区であれば、与党:野党は3:2ぐらいになるはずです。それが小選挙区では5:0になってしまいます。
つまり投票率が半分程度の今回のようなときは、有権者の1/4強の支持があると、2/3を与党が占めることになります。
個々の選挙区を見ると少しは面白いこともありましたが、結局はつまらない結果でした。これでは安倍内閣の組閣もほとんど留任になりそうで、選挙前と何も変わらない気がします。
私は選挙の開票速報を見るのが好きで、昨日も元ギター部の忘年会から早めに帰り、テレビのチャンネルをいろいろ変えながら見ていました。
忘年会はいろいろな都合から昼食会になりました。この中で選挙の話も出ましたが、やはり何のための選挙かわからず、意味がないという意見でした。
今回の開票速報ほど、面白味のないものは珍しかったです。ほとんどの結果が出口調査で決まり、予想外の展開など全くありませんでした。
何回か前の選挙の時、投票所の出口調査を受け、私は実際の投票とは全く異なる面白そうな回答をしました。後ろでかみさんが「真面目に答えなさい」とか言っていましたが、こういったユーモアがある投票者は少ないようです。
結果として与党が2/3を超え、新聞も大勝という見出しになっていますが、本当にそういう評価なのでしょうか。少なくとも自民党は、公示前勢力から若干であっても減らしたのですから、喜ぶような結果ではないと思います。これは小選挙区制という選挙制度の結果とみるべきです。第三極の政党が議席を減らし、その分が民主・共産に流れただけで、選挙前の勢力と何ら変わりないと思います。安倍首相が何を目的に解散総選挙を行ったかわかりませんが、これでは失敗と言えるのではないでしょうか。
衆議院選挙がいつからこの小選挙区になったかわかりませんが、このように投票数に比べて極端な結果になる制度は、政権党に有利なだけのような気がします。有権者の全体の意思は、比例区に出るように、それほど与党を信任したわけではありません。例えば5区ぐらいを一つにした中選挙区であれば、与党:野党は3:2ぐらいになるはずです。それが小選挙区では5:0になってしまいます。
つまり投票率が半分程度の今回のようなときは、有権者の1/4強の支持があると、2/3を与党が占めることになります。
個々の選挙区を見ると少しは面白いこともありましたが、結局はつまらない結果でした。これでは安倍内閣の組閣もほとんど留任になりそうで、選挙前と何も変わらない気がします。