ごっとさんのブログ

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地球温暖化と炭酸ガス

2014-12-22 13:35:39 | 自然
このところ寒い日が続いていますが、先週夜のテニススクールへ行ったら、あまりにも気温が低くボールがほとんど跳ね返りませんでした。震えて車に乗り帰るとき外気温を見たら、なんと0℃になっていました。それでも吹雪に見舞われている北国に比べれば、昼は日差しがあるだけましかもしれません。

まだ12月というのに、これだけ寒いと本当に温暖化が進んでいるのか疑いたくなりますが、地球の気温は上昇しているようです。この原因は人間が排出する温暖化ガス、特に炭酸ガスとされていますが、私はかなり疑問に感じています。この分野はあまりわかりませんし、ICPPの報告書を読んでいるわけでもないので、単なる私の妄想かもしれません。
事実として、地球の気温が徐々に上昇していること、大気中の炭酸ガス濃度も上がっています。だからといって、炭酸ガスが原因で温暖化が進んでいるというのはあまりにも短絡的のような気がします。

具体的な数値はわかりませんが、炭酸ガスの大部分は海水中に溶けていると思われます。気体は温度が低いほど液体に良く溶けます。つまり海水温が上がれば、炭酸ガスの溶解度が低くなり、大気中に放出されます。ですから地球の温度が上がれば、当然炭酸ガス濃度も上がるわけで、どちらが先かという問題となります。
大気中の炭酸ガス濃度は、上がって400ppm程度、つまり0.04%と非常に少ない気がしますが、実際はかなり大量になるのです。

地球上には炭素の大循環という現象があります。これは大気中の炭酸ガスが、植物の光合成によって植物体となり、これが食物連鎖に従って動物の体になります。この動植物が死ぬと、微生物などによって分解され、また炭酸ガスに戻ります。現在は北半球では、常緑樹以外は葉を落とし冬枯れの木になっています。しかし春になれば一斉に芽吹き、鮮やかな新緑となります。この新緑はすべて大気中の炭酸ガスが、固定されることによってできています。これが世界規模で起きるわけですので、空気中の炭酸ガスが少なくなるはずですが、大気中濃度はほとんど変化がないようです。つまり炭素の大循環に影響されないぐらい、大量の炭酸ガスが存在しています。これに比べれば、人間が排出する量などたかがしれているような気がします。

温室効果ガスとしては、水蒸気がもっとも効果が高いとされていますが、水蒸気は無視されて炭酸ガスだけ議論されるのもおかしい気がします。
その他、地球は完全な閉鎖空間ですので、炭素の総量は永遠に同じです。この観点からも炭酸ガス問題は、本質的でないような気がします。この点は省略しますが、地球温暖化は太陽活動などの影響であり、炭酸ガスが原因ではないだろうと考えています。