ごっとさんのブログ

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芝のシーズン開幕

2016-06-14 16:39:56 | テニス
テニスは赤土から芝のシーズンに入り、昨日からゲーリーウエバーオープン(ATP-500)が開催されました。

この大会はウインブルドン(グランドスラム)の前哨戦として、錦織はフェデラーに次ぐ第2シードとして出場しています。そのオープニングマッチとして、昨日日本時間7時からセンターコートで、フランスのプイユ(29位)との1回戦が行われました。

この芝生の上でテニスをするというのは、どんな感じなのかやってみたいものですが、まだ芝のコートというものを見たことがありません。このオープニングマッチのような場合は一面本当にきれいな芝ですが、決勝戦あたりになると選手が動くあたりは芝が削られ土が見えてきます。つまり1年間に1大会しかできないような、ある意味非常に贅沢なコートですので、その辺にあるということはなさそうです。

芝のコートの特徴はいわゆる早いといいますが、ボールが落ちても跳ね上がらず、滑るような動きなるためスピードが落ちることがないようです。ですからクレーではスピンボールなどは、高く跳ね上がりあまり力の入らない肩よりも上が打点となりますが、芝ではそれが腰あたりとちょうどうちごろの球になってしまうなど、芝特有の攻略法が必要になるようです。また芝コートといってもどこも同じではなく、各コートが微妙に異なり、選手は対応が難しいようです。

さて1回戦ですが、相手のプイユはまだ22歳で、去年から今年にかけて一気にランクを上げてきた上り調子の若手です。始まってみると、錦織の動きは非常に悪く、芝コートの感触を確かめながら動いている感じでした。この動きではと思ってみていると、最初のサ-ビスゲームを落とし、0-3とリードされてしまいました。それでも徐々に動きが良くなり、何とか追いついたのですが、6-6となったタイブレークでまさかのミスが連発し、これを落として1セットを取られてしまいました。

また全仏のガスケ戦のような自滅する展開を心配したのですが、さすがにこのクラス相手だと、トップ10選手の安定感が出てきて、2セット目は6-1と完璧なテニスになり、1-1のタイに持ち込みました。しかしここでやや不安が出ました。ファイナルセットの前に錦織はメディカルタイムアウトを取り、左わき腹あたりを治療したのです。それでもこのセットをややもたつきましたが、6-4でとり今シーズン芝初勝利となりました。

錦織の後ろには新鋭ティエムが迫っており、この大会でも順調に勝つと準決勝で対戦しますので、それまでケガがないように頑張ってほしいものです。

今日はGooがメンテナスを行っており、それが終了してもなかなかログインができない状態でした。やっとつながりましたので投稿しておきます。