新聞は5回連載されてこのシリーズも終わりました。その基調としては、正社員という制度は高度経済成長や多数の労働人口がある過去のもので、これからは変わらないといけないという物でした。
私がこのブログに書いたのは、1回目がこの正社員という仕組みは、新卒の一括採用に始まる、社内教育システムに支えられているので、これに代わるものがなく続くであろうということで、2回目が企業にとっては優秀な人材を社内に囲い込むための制度で、無くならないであろうと書きました。
つまりこの正社員という働き方は、働く側にとっても企業側にも都合のよいところがある制度といえます。これが現代社会に合わなくなったといっても、どう変えるかの具体策など全くなく、単なる評論に過ぎないような気がします。
但し新聞でもたびたび取り上げているように、長時間労働というのが最大の問題であると思います。この原因は仕事の量に比べて、正社員の数が不足しているとよく言われます。確かにこれも一因ではあるのですが、もっと根本的な問題のような気がします。
企業が利益を追求し、さらなる発展を目指しているのはどこも変わらないと思われます。会社内に一定の仕事があり、それをこなせば終わりという体質であれば、色々な工夫によって残業などの必要がなくなります。またこういった形でも伸びていく企業はあるのかもしれません。しかし通常はいかに業績を伸ばすか、会社として発展していくかを経営者だけではなく、いわゆる正社員も考えながら仕事をしているはずです。
私の場合はかなり特殊な職種ですのであまり参考になりませんが、主任研究員(いわゆる管理職です)としての仕事は、必ずやらなければいけないものというのはそれほど多くありませんでした。しかしやった方が良い仕事というのが山のようにありました。これをどこまでやるかは自分で決めるもので、ある意味楽な環境でしたが、これは当然人によって異なっていました。
私は率先してなるべく早く帰るようにしていましたが、こういう行動の人は少数派でした。一応私としてはグループ内のメンバーが長時間労働にならないよう、最低限の配慮をしていたつもりです。それでもあまり残業は少なくならなかったような気がします。
このように長時間勤務という問題は、昔からの企業社会が抱える根本的なものと思われます。ですから一部の人の意識が変わったからといって解決することは難しく、かなりの長期間にわたり、少しずつ意識改革を進めていくといった課題のような気がします。
私がこのブログに書いたのは、1回目がこの正社員という仕組みは、新卒の一括採用に始まる、社内教育システムに支えられているので、これに代わるものがなく続くであろうということで、2回目が企業にとっては優秀な人材を社内に囲い込むための制度で、無くならないであろうと書きました。
つまりこの正社員という働き方は、働く側にとっても企業側にも都合のよいところがある制度といえます。これが現代社会に合わなくなったといっても、どう変えるかの具体策など全くなく、単なる評論に過ぎないような気がします。
但し新聞でもたびたび取り上げているように、長時間労働というのが最大の問題であると思います。この原因は仕事の量に比べて、正社員の数が不足しているとよく言われます。確かにこれも一因ではあるのですが、もっと根本的な問題のような気がします。
企業が利益を追求し、さらなる発展を目指しているのはどこも変わらないと思われます。会社内に一定の仕事があり、それをこなせば終わりという体質であれば、色々な工夫によって残業などの必要がなくなります。またこういった形でも伸びていく企業はあるのかもしれません。しかし通常はいかに業績を伸ばすか、会社として発展していくかを経営者だけではなく、いわゆる正社員も考えながら仕事をしているはずです。
私の場合はかなり特殊な職種ですのであまり参考になりませんが、主任研究員(いわゆる管理職です)としての仕事は、必ずやらなければいけないものというのはそれほど多くありませんでした。しかしやった方が良い仕事というのが山のようにありました。これをどこまでやるかは自分で決めるもので、ある意味楽な環境でしたが、これは当然人によって異なっていました。
私は率先してなるべく早く帰るようにしていましたが、こういう行動の人は少数派でした。一応私としてはグループ内のメンバーが長時間労働にならないよう、最低限の配慮をしていたつもりです。それでもあまり残業は少なくならなかったような気がします。
このように長時間勤務という問題は、昔からの企業社会が抱える根本的なものと思われます。ですから一部の人の意識が変わったからといって解決することは難しく、かなりの長期間にわたり、少しずつ意識改革を進めていくといった課題のような気がします。