雨にたたられたウインブルドンも2週目になり、いよいよ佳境に入ってきました。
雨で予定が消化できず、本来ミドルサンデーとして休みになるはずの日も、何試合かして何とか進んでいきました。
ここまでいろいろ波乱も出てきましたが、2回戦で優勝候補の一角の第4シードのワウリンカが破れてしまいました。相手のデルポトロは、トップテン選手だったのですが、ケガで1年以上出場できず今回は特別枠での参戦でした。ですから実力はあるのですが、ワウリンカを破るという大金星です。
さらに3回戦では絶対王者のジョコビッチがアメリカのクエリーという41位の選手にまさかの敗退でした。クエリーはビッグサーバーで230キロの高速サーブがさえわたり、2セットを先取しました。しかしジョコビッチはどんな状況になろうと最後は勝つということで、ここから挽回するかと見ていたのですが、そのままずるずる負けてしまいました。これが芝コートの怖さかもしれません。
錦織はこの2人とは準決勝決勝まで行かないと当たらない組み合わせですので、有利になったとは言えませんが、チャンスになったことは確かです。
その錦織の3回戦は、ロシアのクズネツォフという42位の選手でした。2回戦が雨で延期されましたので、次の日が3回戦の予定がこれも雨で延期となり、やや体調が不安な錦織にとっては恵みの雨となりました。
3回戦が始まるとやや錦織の動きは悪いものの、得意のバックショットも決まり、先にブレークされたりはしましたが、何とかストレートで勝つことができました。それでももともとサーブはよくないのですが、かなり精彩を欠いていました。それでも何とかベスト16に入りました。
ここまでは下位の選手ですので、何とか勝つことはできたのですが、問題は昨日の4回戦でした。相手は第9シードのチリッチで、一昨年の全米オープンでの決勝で敗れた相手です。その後の対戦では勝ってはいるのですが、全力でぶつかる必要のある相手です。
錦織も中一日休んでいますので、回復していることを祈っていたのですが、いざ始まってみると非常に動きが悪いのです。得意のバックの強打は全く打てず、スライスで返すのがやっとの状態でした。簡単に1セットを取られ、2セット目の途中で棄権となってしまいました。途中審判からドクターを呼んだほうが良いのではと尋ねられたほどですので、かなり悪かったようです。この体調管理も含めて実力ですが、本当に残念でした。
どうも日本人にはこの厳しいスケジュールで1年間戦うだけの体力がないのかもしれません。錦織はオリンピックにも意欲を見せているようですが、ゆっくり休んで次の全米オープンに備えたほうがが良いような気もします。
雨で予定が消化できず、本来ミドルサンデーとして休みになるはずの日も、何試合かして何とか進んでいきました。
ここまでいろいろ波乱も出てきましたが、2回戦で優勝候補の一角の第4シードのワウリンカが破れてしまいました。相手のデルポトロは、トップテン選手だったのですが、ケガで1年以上出場できず今回は特別枠での参戦でした。ですから実力はあるのですが、ワウリンカを破るという大金星です。
さらに3回戦では絶対王者のジョコビッチがアメリカのクエリーという41位の選手にまさかの敗退でした。クエリーはビッグサーバーで230キロの高速サーブがさえわたり、2セットを先取しました。しかしジョコビッチはどんな状況になろうと最後は勝つということで、ここから挽回するかと見ていたのですが、そのままずるずる負けてしまいました。これが芝コートの怖さかもしれません。
錦織はこの2人とは準決勝決勝まで行かないと当たらない組み合わせですので、有利になったとは言えませんが、チャンスになったことは確かです。
その錦織の3回戦は、ロシアのクズネツォフという42位の選手でした。2回戦が雨で延期されましたので、次の日が3回戦の予定がこれも雨で延期となり、やや体調が不安な錦織にとっては恵みの雨となりました。
3回戦が始まるとやや錦織の動きは悪いものの、得意のバックショットも決まり、先にブレークされたりはしましたが、何とかストレートで勝つことができました。それでももともとサーブはよくないのですが、かなり精彩を欠いていました。それでも何とかベスト16に入りました。
ここまでは下位の選手ですので、何とか勝つことはできたのですが、問題は昨日の4回戦でした。相手は第9シードのチリッチで、一昨年の全米オープンでの決勝で敗れた相手です。その後の対戦では勝ってはいるのですが、全力でぶつかる必要のある相手です。
錦織も中一日休んでいますので、回復していることを祈っていたのですが、いざ始まってみると非常に動きが悪いのです。得意のバックの強打は全く打てず、スライスで返すのがやっとの状態でした。簡単に1セットを取られ、2セット目の途中で棄権となってしまいました。途中審判からドクターを呼んだほうが良いのではと尋ねられたほどですので、かなり悪かったようです。この体調管理も含めて実力ですが、本当に残念でした。
どうも日本人にはこの厳しいスケジュールで1年間戦うだけの体力がないのかもしれません。錦織はオリンピックにも意欲を見せているようですが、ゆっくり休んで次の全米オープンに備えたほうがが良いような気もします。