国立精神・神経医療研究センターや国立長寿医療研究センターなどのグループが、認知症予防研究に一般参加してもらうための登録システム「アイループ(IROOP)」を開発したと発表しました。
この調査は、発症予防に役立てるのが目的で40歳以上の健康な人に登録してもらい生活習慣実態をアンケート形式で調べて分析するようです。同センターは2016年度8千人、5年間で4万人の登録を計画しており、初年度は7月5日から登録を受け付けているようです。患者でない健康な人を対象にした、長期間にわたる大規模調査はこれまで例がないようです。
研究グループは、厚生労働省の「認知症施策推進総合戦略」の一環としてこのインターネットを使用したシステムを開発しました。
具体的には、登録希望する40歳以上の健康な人に氏名、年齢、性別などの基本情報をインターネット登録してもらい、病歴や睡眠、食生活などに関する約160項目のアンケートに答えてもらうのですが、回答時間は25分程度で終わるようです。その上で自宅電話や携帯電話で簡単な記憶力のチェックを受け登録者は結果を翌日以降閲覧でき、アンケートとチェックは半年ごとに繰り返し行うとしています。
目的はデータの提供ですが、これによって自分が認知症になりそうかが判定できるようですので、私も登録してみるか考えています。この登録者には、最新の医療情報が提供され、希望者には開発中の治療薬や予防薬の治療試験への案内もくれるようです。
このような大規模調査実施の背景として、やはり日本の高齢化があるようです。2025年には日本人の4人に1人は75歳以上(私も入っていますが)となり、認知症患者数も増加の一途のようです。認知症になる人は、2012年の462万人から25年には700万人になると推定されています。
今後高齢化が確実に進む日本では、認知症の発症予防や早期発見、治療法の研究が医療上の重要な課題となるようです。今回の大規模調査でのアンケートの内容など分かりませんが、ここで調査するのは生活習慣や運動、疾病履歴などのようです。
こういったものと認知症との関連が本当にあるのかやや疑問ですが、認知症が老化によって自然発生するものか、あるいは何らかの予防法があるのかなど少しはわかりそうな気もします。
私の身の回りにも認知症になってから亡くなった人もおり、そろそろ自分自身がその危険性を感じる歳になってきましたので、こういったニュースには他人ごとではないような感じがします。
この調査は、発症予防に役立てるのが目的で40歳以上の健康な人に登録してもらい生活習慣実態をアンケート形式で調べて分析するようです。同センターは2016年度8千人、5年間で4万人の登録を計画しており、初年度は7月5日から登録を受け付けているようです。患者でない健康な人を対象にした、長期間にわたる大規模調査はこれまで例がないようです。
研究グループは、厚生労働省の「認知症施策推進総合戦略」の一環としてこのインターネットを使用したシステムを開発しました。
具体的には、登録希望する40歳以上の健康な人に氏名、年齢、性別などの基本情報をインターネット登録してもらい、病歴や睡眠、食生活などに関する約160項目のアンケートに答えてもらうのですが、回答時間は25分程度で終わるようです。その上で自宅電話や携帯電話で簡単な記憶力のチェックを受け登録者は結果を翌日以降閲覧でき、アンケートとチェックは半年ごとに繰り返し行うとしています。
目的はデータの提供ですが、これによって自分が認知症になりそうかが判定できるようですので、私も登録してみるか考えています。この登録者には、最新の医療情報が提供され、希望者には開発中の治療薬や予防薬の治療試験への案内もくれるようです。
このような大規模調査実施の背景として、やはり日本の高齢化があるようです。2025年には日本人の4人に1人は75歳以上(私も入っていますが)となり、認知症患者数も増加の一途のようです。認知症になる人は、2012年の462万人から25年には700万人になると推定されています。
今後高齢化が確実に進む日本では、認知症の発症予防や早期発見、治療法の研究が医療上の重要な課題となるようです。今回の大規模調査でのアンケートの内容など分かりませんが、ここで調査するのは生活習慣や運動、疾病履歴などのようです。
こういったものと認知症との関連が本当にあるのかやや疑問ですが、認知症が老化によって自然発生するものか、あるいは何らかの予防法があるのかなど少しはわかりそうな気もします。
私の身の回りにも認知症になってから亡くなった人もおり、そろそろ自分自身がその危険性を感じる歳になってきましたので、こういったニュースには他人ごとではないような感じがします。