この2週間いろいろ楽しんできたウインブルドンテニスは、マレーの優勝で幕を閉じました。
錦織は前回書きましたように、4回戦で棄権してしまいましたが、前哨戦で痛めた部分が治っていなかったようで、本人もグランドスラムでなければ出場しなかっただろうと言っていました。多少の痛みがあっても3回戦まで勝てる技術が付いたのですから、完治させて次に臨んでほしいものです。
現在のビッグ4+ワウリンカの次の世代といわれる錦織世代からチリッチとラオニッチがベスト8に残りましたので、この二人を応援しながら観戦していました。
なおNo1ジョコビッチと第4シードのワウリンカを破った選手は、二人ともその後すぐ負けて姿を消しました。このあたりがテニスの面白いところかもしれませんが、大金星を挙げた選手がずっと勝ち進むということがほとんどありません。なぜこういう結果になるのかよくわかりませんが、金星を挙げるために疲れ果ててしまうのかもしれません。逆に言えばトップ選手であっても、相手が非常に調子よく自分の集中が悪かったりすると簡単に負けてしまうという恐ろしい点かもしれません。
さて錦織に勝ったチリッチは準々決勝でフェデラーと対戦しました。芝の王者として何回も優勝しているフェデラーですが、さすがに35歳となり少し陰りが見えてきたようところもあり、チリッチに期待しました。
始まってみると本当に互角の戦いとなりました。この試合は1セット目がカギであり、このセットを取ったほうが勝てる、というよりフェデラー相手では先行しない限り勝ち目はないと思っていました。
互いに譲らずこのセットはタイブレークに入りましたが、タイブレークは1つのミスで決まりますので、安定しているフェデラー有利かと思っていました。しかしこの接戦をチリッチがものにしたのです。
2セット目はこの流れが続いた感じでチリッチが優位に試合を進め、わずかなスキをついて6-4でチリッチがとりました。やはりフェデラーも最盛期の力がなくなり、ビッグフォーからの世代交代かと思ってみていました。
ところが3セット目に入るとフェデラーのミスが減り、明らかにギアを上げてきた感じでした。後がないフェデラーの最後の反撃と思っていましたが、なんと6-3でフェデラーが巻き返したのです。この辺りはビッグフォーの意地を見せた戦いと思っていましたが、まだチリッチ有利は変わらず、次で決まると思っていました。
ところが集中力を上げたチリッチとまた互角に試合になったのです。この4セットも6-6のタイブレークとなりましたが、チリッチがマッチポイントを握るところまで行ったのですが、フェデラーはこれをしのぎなんとフェデラーがとり2-2のタイとなりました。
ファイナルセットになってもフェデラーは疲れも見えず、なんと大逆転勝利したのです。次回はラオニッチの試合を書く予定です。
錦織は前回書きましたように、4回戦で棄権してしまいましたが、前哨戦で痛めた部分が治っていなかったようで、本人もグランドスラムでなければ出場しなかっただろうと言っていました。多少の痛みがあっても3回戦まで勝てる技術が付いたのですから、完治させて次に臨んでほしいものです。
現在のビッグ4+ワウリンカの次の世代といわれる錦織世代からチリッチとラオニッチがベスト8に残りましたので、この二人を応援しながら観戦していました。
なおNo1ジョコビッチと第4シードのワウリンカを破った選手は、二人ともその後すぐ負けて姿を消しました。このあたりがテニスの面白いところかもしれませんが、大金星を挙げた選手がずっと勝ち進むということがほとんどありません。なぜこういう結果になるのかよくわかりませんが、金星を挙げるために疲れ果ててしまうのかもしれません。逆に言えばトップ選手であっても、相手が非常に調子よく自分の集中が悪かったりすると簡単に負けてしまうという恐ろしい点かもしれません。
さて錦織に勝ったチリッチは準々決勝でフェデラーと対戦しました。芝の王者として何回も優勝しているフェデラーですが、さすがに35歳となり少し陰りが見えてきたようところもあり、チリッチに期待しました。
始まってみると本当に互角の戦いとなりました。この試合は1セット目がカギであり、このセットを取ったほうが勝てる、というよりフェデラー相手では先行しない限り勝ち目はないと思っていました。
互いに譲らずこのセットはタイブレークに入りましたが、タイブレークは1つのミスで決まりますので、安定しているフェデラー有利かと思っていました。しかしこの接戦をチリッチがものにしたのです。
2セット目はこの流れが続いた感じでチリッチが優位に試合を進め、わずかなスキをついて6-4でチリッチがとりました。やはりフェデラーも最盛期の力がなくなり、ビッグフォーからの世代交代かと思ってみていました。
ところが3セット目に入るとフェデラーのミスが減り、明らかにギアを上げてきた感じでした。後がないフェデラーの最後の反撃と思っていましたが、なんと6-3でフェデラーが巻き返したのです。この辺りはビッグフォーの意地を見せた戦いと思っていましたが、まだチリッチ有利は変わらず、次で決まると思っていました。
ところが集中力を上げたチリッチとまた互角に試合になったのです。この4セットも6-6のタイブレークとなりましたが、チリッチがマッチポイントを握るところまで行ったのですが、フェデラーはこれをしのぎなんとフェデラーがとり2-2のタイとなりました。
ファイナルセットになってもフェデラーは疲れも見えず、なんと大逆転勝利したのです。次回はラオニッチの試合を書く予定です。