ごっとさんのブログ

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参議院選 予想通りの結末

2016-07-12 10:40:02 | 時事
遅くなりましたが、参議院選挙が終わり新しい体制が決定しました。

今回の選挙は争点があるようなないような、あまり面白くない選挙でしたが、投票日の遅くに行ってきました。あと30分で終わるというような時間に行ったのですが、かなり人が多く日曜日でも仕事などが終わってから来る人も多いようです。

今回は出口調査を受けませんでしたが、何回か前にやったことがあります。私は開票速報が好きなのですが、争っている人が得票数は少ないのに、出口調査などをもとに当選確実が出ることがあり、やや違和感を持っていました。

そこでこの出口調査の時に(自分で記入するのではなく質問に答える形でした)、自分の投票行動とは全く逆のような回答をしました。そばで聞いていたかみさんが正直に答えろとか言っており、調査する人も困った感じがありました。

そういうことも含めて選挙の開票速報は好きなのですが、今回はやや問題がありました。この開票速報が面白くなりはじめる夜10時からウインブルドンの決勝のライブが始まったのです。やはりテニスのほうが面白そうで、ブログにも書きますが結局決勝の観戦を優先しました。それでもテニスの休憩時間は選挙速報に戻すというややあわただしくなってしまいました。

注目していたのは当然私も投票した神奈川選挙区でしたが、4人区ですので大勢立候補している割には、自民・公明・民新・無所属で決まりそうな感じでした。無所属といっても元みんなの党で、自民推薦ですので実質自民のようなものです(開票速報では自民になっていました)。私は当選しそうもない人に入れましたが、結局この4人で決まりました。

それ以上に一人区で野党が共闘した選挙区がどうなるのかに興味がありました。この野党共闘というのはある意味おかしなことです。主義主張が異なるから色々な政党があり、それぞれの活動をしているはずが、選挙という最も政策が問われる場で一緒になるというのは筋が通らないような気がします。

特に一応政権を取った民進党が、反政権というだけで他党の応援を受けるというのは、恥ずかしいような気がします。結果的には32選挙区のうち21が自公で、11が野党となりましたが、これは野党の勝利といえるでしょう。それだけ政権批判の意識が強いという表れのような気がします。

選挙全体では改憲政党が3分の2を超えたということで、自公の勝利となるのでしょうが、これでは改憲発議ができるのか怪しいような気がします。やはり与党勝利というのは、自民だけで過半数を得る必要があり、そこまで今の安倍政権は国民の支持を集めていないような気がします。

次はばかばかしい都知事選です。