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ようかい体操第一/青菜/日本語遣い

2014年10月29日 | 田舎生活の衣食住
 年甲斐もなく、上半身の筋が伸びるので、健康の為、毎日「ようかい体操第一」を踊っています(笑)。
 一応、室内で行っていますが、外から見たら不気味な光景でしょう(笑)。以前、関ジャニ∞の「浪花いろは節」に凝って踊っていた時期がありました。これもかなり不気味だったと思います(笑)。

 これから冬に掛けて青菜が美味しい季節になります。何よりも安価になるのが嬉しい。150円で山のように買えました。早速さっと茹でて、1回分づつ小分けにして、冷凍保存。火を通すとこんなに縮んでしまいます。





 そう言えば、もう大昔になりますが、毎晩一把食べていた時期がありました。焼き魚と青菜を飽きずに食べ続けたのです。まあ若かった事もありますが、元気でした。
 ちょっと前までは、餡子とバターのコッペパンに凝っていました。今はリンゴ。果物は滅多に食べないのですが、どうしてもリンゴが食べたくてたまらないのです。
 こういう時って身体に備わっている自然治癒力がそうさせているのだと思い、ケチらずに食べていますが、リンゴって確か庶民の食べ物だったような気がするのですが…。
 1個100円もするのですよ。それとも100円を高いと思うくらいに貧乏生活になってしまったのでしょうか(笑)。
 2年前(確か)に食べたリンゴの種を植えたのですが、未だにひょろひょろ。30センチくらいです。まあ、実が成る事はないでしょうが、万が一を期待しているのです(笑)。
 
 日本語遣いと言うのは、海外において、日本語を巧みに使いながら日本人観光客をカモにした詐欺を行う人の事です。どこかイントネーションがおかしかったり、優しい日本語を遣ったりする外国人には、こちらの警戒心も和らぎ勝ちかつ見知らぬ外国での日本語は心強く懐かしく感じがちですが、どっこい、かなりの悪も居るものです。
 実は、一度だけ、この日本語遣いに引っ掛かってしまった事があるのです。
 所は桂林。中国人の誰もが中国で一番良い所と言うので、訪った時の事でした。それまでも、日本語遣いに話し掛けられる事はあったのですが、そんな時は、韓国人か香港人の振りをして、日本語? 分かりませんといった顔をしてやり過ごしていました。
 ですが、その日本語遣いは、最初流暢な英語で話し掛けてきたのです。それも場所を尋ねられました。よくよく考えれば、中国人ならわざわざ英語を遣って観光客に聞かなくても、中国語で地元の人に聞けば良い話です。
 そして、英語で答えたところ、これまた流暢な日本語で「日本人ですか」ときました。それまでの韓国人や香港人の振りを忘れて「はい」と答えてしまったのは、その中国人がくちゃくちゃになった地図を持っていたからです。
 すわ、旅行者に違いないといった優しい心で、分かる限りの場所を教えてしまったのです。
 すると「一緒に食事をしよう」と誘われました。普通なら断るのですが、何せ、中国語は分からず、ホテル以外は中国語しか通用せず、名物料理のひとつも食べていなかった事もあり、承諾してしまったのが運のつき。
 行った店は、その中国人がホテルで聞いたという小さな店で決して高級店ではありません。ローカルが集う様な店です。
 そこで、名物のスッポンを食べようと言い出しました。食べたかねーよ。そのスッポンとほかに3菜程です。
 運ばれて来たスッポンは姿煮。見事に生前の姿で煮られていました。どこからどうやって食べるんだ。っていうか、料理というより、死骸です。
 その中国人は甲羅部分を齧っていました。甲羅が軟らかいのだと変な事に驚いていると、何と、何処からどう見てもバッタもんの翡翠の欠片(端が欠けている)。何かの装飾が取れた物(決してアクセサリーではない)と思われる、安っぽい物です。
 それを差し出して、「親しくなった人と物を交換するのが中国の風習」と言うではありませんか。当時自分は香港に住んでいましたが、そんな風習見た事も聞いた事もありません。
 増してやそんな物、欲しくもありません。半ば強引に渡された後、「日本の物をください」と言うではありませんか。「ありません」と答えると、何と何と、私の指輪に目を付け、「それをください」ときた。馬鹿言ってるんじゃねー。金とプラチナだ。
 「嫌です」と言い、缶バッチを「これならあげる」と言うと、嫌な顔をして受け取り拒否。日本の物が欲しいなら缶バッチで良いじゃん。
 しつこいのと、何だか断れずにシルバーのブレスレットを上げました。1000円くらいです。
 もうこの時点でうんざりと言うか、不信感は真実になり、これ以上カモにされないうちに帰りたいと思い始めました。
 そして支払い時、なんと、400元です。割り勘で200元。10元もあれば一汁一菜が食べられるのです。幾らスッポンを食べたからって(箸も付けていないけど)、400元は高過ぎます。
 しかし仕方なしに(店に確かめたり抗議する中国語能力が無い)200元を支払うと、その中国人は店を出た所で別れを告げて来ました。
 折角の旅行が嫌ーな気分になってしまいましたが、後々考えると、その中国人は店に戻り、自分の払った200元とバックマージンを受け取ったのではないでしょうか。第一、普通の中国人が200元も出して食べないでしょ。
 その時に貰った(押し付けられた)翡翠のバッタモンと電話番号が書かれた紙は、帰りしなに捨てました。
 大損です。物質的な損失も腹が立ちますが、自身の情けなさに苛立ちを隠せなく、悔しくてその後の旅行も沈み勝ちになってしまいました。
 やはり日本語遣いには要注意です。そいつは自称北京からの旅行者という事でしたが真実は定かではありません。
 ほかには、以前書いた上海での財布盗難事件。実はこれ、社内説が有力なのですが、証拠がありません。思うにコートのポケットから落ちたのを拾われたのでしょう。それ依頼、財布や鍵は紐でバッグに繋げるようになりました。その習慣は帰国した今でも続いています。
 帰国直後、東京でファストフード店に入り、うっかり財布をテーブルに置いたままなのを忘れ、何かを取りに寸の間席を離れたのですが、無事でした。さすが日本です。
 もうひとつだけ、海外で犯罪に巻き込まれたのは、忘れもしない12月24日。クリスマスに沸き返るニューヨークは五番街でした。デイパックを背負ってウロウロしており、喫茶店でデイパックを下ろすと、ファスナーが開いていたので不思議に思い中を確認したところ、ポーチが無くなっていたのです。大きさからいって財布と間違えたのでしょう。
 財布や貴重品は身に付けていました。そりゃあそうですよ。アメリカだもの。
 と、計3度。これだけです。この数は旅行回数からしたらラッキーな部類に入ると言えるでしょうが、悔しいねぇ。
 
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