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鯵(あじ)の押し寿司と鯵の紫蘇南蛮弁当/後悔先に立たず。

2021年03月15日 | 田舎生活の衣食住
 鯵の押し寿司
 鯵の紫蘇南蛮(鯵三枚下ろし、青紫蘇、タマネギ、ニンジン、ピーマン、ニンニク、赤唐辛子)
 タマネギとピーマンのかき揚げ
 シメジの天ぷら
 煮〆天ぷら(大根、ニンジン、コンニャク)
 出し巻き卵
 コールスロー・サラダ(キャベツ)







 「押し寿司」は、身をほぐした。なぜなら、型と鯵の大きさが合わなかったのと、三枚下ろしでは切り分ける時にさ、失敗が怖かったため。
 前日の「牛筋の辛味噌煮」の残った野菜とコンニャクも、片栗粉をまぶして、揚げ焼き。コンニャクが心配だったが、まあまあの出来。野菜の方は、正解。「かき揚げ」と、「シメジの天ぷら」も大正解。

 このところ、家の片ずけにはまっている。すると、徹底的に綺麗にしたくなる。そもそも物は、大きな、何ならひと部屋分をクローゼットにして、細々した物まで、何もかもそこに収納したいのだ。
 だが、次第に物は増える。そして貧乏性の自分には、捨てない習性がある。そりゃあ増える一方。そこで「えいっ!」と、捨てることにした。これ、何年か周期に突発的に発症するのだ。
 すると、思いっきり良く捨てる。のだが、思いっきりが良すぎて、後々後悔するなんてこともある。
 その如実な例が、浪人時代の知人が描いた自分の似顔絵。「ええい、他人の描いた物はいらないのだ」と、捨てた。そしたら、その人が、今日本を代表する芸術家となっていたことを、後に知ったのだ。それも、雑誌の表紙で知った。
 「…」。身体中から力が抜けた。脱力。ひと財産を短気がゆえに失ってしまったのだった。
 後悔しても始まらないのだが、悔やまれてならないってな話。