.

.

お焦げ炒飯弁当/昔話。

2021年03月16日 | 田舎生活の衣食住
 お焦げ炒飯(生姜、薩摩揚げ、青紫蘇、白胡麻)
 鰯(いわし)のつみれ(蒲焼き缶詰)
 餡掛け煮〆(大根、ニンジン、焼き豆腐)
 フワトロ卵
 コールスロー・サラダ(キャベツ)








 「炒飯」をわざと焦がした「お焦げご飯」。生姜が効いていて美味しかった。滅多に缶詰は食べないのだが、久しく放置しておいた「鰯(いわし)蒲焼き缶詰」を思い出したので。わざわざ「つみれ」にしなくても良かったかもね。

 昔、釜でご飯を炊くと、底に必ず焦げが出来、それを誰が食べるかになった。何故って? もちろん、みんな食べたいからさ。我が家は電気炊飯器だったが、縁者のところでは、竃で炊いていた。このご飯が美味しいのか否かが分かるほどの年齢ではなかったのだが、焦げた部分は美味しかった記憶がある。
 竃でご飯を炊くのも、物珍しくて好きだった。火吹き竹で息を吹いて、火を強弱させる。朝早い、室外での作業。のどかだったなあ。
 その家では、数の少ない物、美味しい物は、子どもではなく両親が頂く。子どもにも手伝いの役割があるなど、色々教えて貰った。古き良き時代の話。