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気ままにお城巡り8 会津若松城

2011年01月18日 | 国内の名所・旧跡
 言わずと知れた、保科正之(先の元高遠城城主)から続く松平家のお城。有名になったのは戊辰戦争ですね。
 戦国時代は伊達政宗、上杉景勝、蒲生氏郷など切れ者の殿様が収めたことからも、その重要性が解ろうと言うもの。かの有名な白虎隊もここでのお話。
 ただ、現在では、市民全員が白虎隊の子孫みたいな顔してますが、実際に戊辰戦争で戦ったのは士族のみで、町人や農民はむしろ、新政府軍に味方したらしいです。底辺の人間は新しい政治に期待を寄せるのは今も昔も同じというところでしょうね。
 しかし、会津の悲劇は、日本の近代化において避けては通れません。
 現在の天守閣は復元ですが、中に展示されている戊辰戦争や白虎隊関係の資料を前にすると目頭が熱くなります。
 多くの方が誤解しているのは白虎隊は全員自刃したと思っていること。白虎隊は身分に応じて何班もあり、自刃したのは士中二番隊です。ほかの隊で戦死した人も飯盛山に葬られています。
 そして、戦いに際し、入場した新撰組関係の展示品などもあります。次回機会があれば、会津の方が新撰組をどう思っているか知りたいところ。