最初に言っておかなくてはなりませんが、今日の記事は、いったい何の話かわからないような、「奥歯に物が挟まったような」話し方になります。そうしないと、諸方に差し障りがあるかもしれないからです。それが取り越し苦労だったらいいのですが。
昨日、あるレセプションに日本学科長として招かれて出席しました。こういう機会が生じるのは立場上仕方がないことです。それが役割の一つですから。そういうわけで、他に予定がないかぎり、公的な招待には、原則、応じます。個人的にはまったく行きたくない(そんなことより私にはやりたいことがありますから)場合でも、立場上顔を見せておいたほうがその後の諸方の「円滑な」関係のために望ましいと思われる場合は出向きます(健気ざんしょ)。でも、正直に言うと、行くまでの数日間、何度となく、「行きたくないなぁ~」と呟きつつ溜息をついています。
昨日なんて、ぜんぜん知らない人の勲章授与式でした。ご本人にとっては感動的だったでしょうが、勲章授与なんて政治的意図なしにはありえませんから、それにまったく関与するつもりのない身としては、招待なんかしてくれなければよかったのにと恨みたくもなるのです。
最近、「日本文化の海外への普及に貢献した外国人」への勲章授与が現日本政府の強い意向で目に見えて増えています。ほんとうにその名に値するのならば、もちろん私も喜んで祝福させていただきます。ところが、昨日がそうだったというわけではないのですが、ふざけるんじゃねえよ、という場合も少なからずあるのです。
以下、酒量が限度を超えたために喚き散らしはじめた酔人の戯言としてお聞きのがしを(警察だけは呼ばないでね)。
他者なんてそう簡単にわかんねえんだよ。憎しみ合って当然なんだよ。殺し合いだってするんだよ。それが人間であり、動物より勝り且つ劣ったところなんだよ。文化交流なんて安易にするな。異文化理解とか気安く語るな。日本文化は商品じゃねーんだよ。
妄言多謝。もう寝ま~す。