内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

拙ブログのカテゴリーをめぐるグタグタなる尻切れトンボ、そして「深夜大学」

2018-11-08 20:07:50 | 雑感

 明日の記事でその理由を書きますが、目下、ちょっとですね、いわゆる「テンパっている」状態なのであります。その程度はかなり深刻で、来週の講義の一部を休講にし、オフィスアワーもキャンセルしたくらいなのであります。学生たちには今日の授業でその理由を正直に説明して、理解を求めました。彼ら、笑ってました(それって、「許す」ってことだよね?)。
 そこで、今日の記事は、ただの「グタグタ」です。だったら、書かなければいいじゃん?と思われる方もいらっしゃることでしょう。ご意見、ごもっともでございます。でもですね、これは性格というか、とにかく毎日書くということに、独りきばって、こだわっているのです。ということですので、以下の文字通りの駄文はお読みにならないことをお勧めいたします。

 さて、拙ブログを日頃から読んでくださっている方々のうち、どのくらいの方が気にされているかわからないのですが、拙ブログの記事は15のカテゴリーに分類されています。といっても、分類された記事数を見れば一目瞭然ですが、上位4カテゴリー「哲学」「読游摘録」「雑感」「講義の余白から」だけで全体の九割を占めています。「哲学」がトップなのは、自分の研究分野ですから当然といえば当然ですし、その他のカテゴリーに分類しにくい記事はすべて「雑感」としますから、これが多いのも無理はない。「講義の余白から」が比較的多いのも職業柄驚くに当たりません。
 分類記事数第二位の「読游摘録」は、私の造語ですが、要するに、研究のためにせよ愉楽のためにせよ、本を読んでの感想はすべてこのカテゴリーに分類しますので、まあ結局、これも職業柄多いのは当たり前ですね(なんだよぉ、だったら最初から話題にするなよ ― まあまあ、怒らない怒らない)。
 ただ、読む本のジャンルや内容、あるいはそれを読む理由からしたら、このカテゴリーに分類するのが少し躊躇われる場合もあります。先月末からの川口常孝の論文「“花”の流れ」についての記事など、その場合に該当します。
 最初は、興味をもった箇所をそれこそちょっと「摘録」するくらいのつもりで書き始めたのですが、途中から、講義の準備のためという目的も超えて、これはもっと大きなテーマだと気づいたのです。そうなると、書物の中を「游ぶ」という意味の「読游」の枠に必ずしも収まらなくなってきました。
 かといって、これは「哲学」には入れにくい。また一つ新しいカテゴリーを付け加えようか、例えば「研究ノート」とか、とも思うのですが、そうすると、過去の記事の中にも、この新カテゴリーのほうがふさわしい記事もありそうです。それらを探すのも、なにしろすでに二千件近い記事がありますから、ちょっと手間です。
 というわけでって、あれっ、何が言いたかったのかなぁ? まあ、いいや。これから明日の講義の準備があるし。ふぅ~、また「深夜営業」だぁ~。「営業時間」は、午前二時から朝の八時頃まで。人は「深夜大学」って言ってるよ。客が来るかって? それがけっこう来るわけ・・・ないじゃん。