内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ゆっくりとできるだけ長く走る

2021-09-11 17:32:45 | 雑感

 昨日、朝方雨だった。ジョギングに出かけるきっかけを失う。雨中、徒歩で教室に向う。35分かかった。10時から14時まで4時間続けて授業があり、その直後に学科の教員間の勉強会に2時間参加、そして、来週から私の授業をTAとして手伝ってもらう日本人交換留学生と面談1時間。この間、水分補給しただけで、休憩する時間も食事を取る時間もなかった。
 学科の教員室がある建物と授業を行う教室がある建物との間の移動は徒歩で十数分かかる。徒歩での帰宅には50分かかった。行きも帰りもかなり汗をかいた。行きは、授業開始時間に間に合うように急いだため、帰りは、雨上がりの蒸し暑さのなかを歩いたため。帰宅して体重を測ったら、朝測ったときより2,5キロ減っていた。さすがにかなり疲れた。
 昨晩はいつもより長く寝床の中にいた。よく眠れたわけではない。かなりリアルな夢で苦しめられた。大学の会議に出席中に同僚の一人がコロナ感染の症状を発症し、同席者の一人であった私は濃厚接触者ということになってしまう。そうなると一週間自宅待機しなくてはならない。授業が遅れてしまうと困惑するという内容。やれやれ。夢の中にまで現実にありえなくはない事態が入り込んできて苦しまされるのは御免被りたいものだ。
 気分を変えるためにジョギングに出ようとすると、雨が降り出す。出鼻を挫かれる。仕方なく、雨が止むのを待ちながら雑務処理。9時頃、雨止む。雨雲まだ上空に滞留しているが、晴れ間も少し見える。このチャンス逃すべからず。9時38分出発。体が軽い。これは端的に物理的に体重が減っていることに因る。天気が再度崩れないかぎり、ゆっくりとできるだけ長く走ろうと思い決める。主にロベルソーの森の中を走る。お気に入りの「オオカミ島の小道」など、昨日来の雨でしっとりと湿った土の道を選んで走る。走っている間にどんどん青空が広がる。樹々の緑を通して陽の暖かさを感じる。2時間13分で21キロ走る。ペースは遅かったが、時間と距離はこれまでの最高記録。
 走っている間に心拍数を測ってみたら最高で85bpm。安静時の心拍数は、水泳をずっと続けていたせいか、かねてから45~50bpmと低めなので、このあたりが私にとって無理なく有酸素運動を続けられるレベルなのだろう。2時間以上走っても、たいして疲れておらず、足取りもまだ軽く、まだまだ走れそうだった。だが、過ぎたるは及ばざるが如し、余力を残して上がることにした。