内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

校正原稿送付。今後の原稿。明日から前期後半開始。なにはともあれ毎日走る

2021-11-01 19:23:13 | 雑感

 今年中に出版される雑誌に掲載される二つの原稿のゲラの校正を今朝方終え、それぞれ編集者と印刷所へ送った。これで今年中に印刷物として発表される原稿はいずれも手を離れた。校正のために再読していて、どちらも上出来とはどう贔屓目に見ても言えず、忸怩たるものがあるが、これ以上のものが書けたとも思えず、所詮この程度である自分を受け入れざるを得ない。
 今後の執筆原稿の予定は、今月二五日・二六日のパリ・ナンテール大学のシンポジウムと来年三月のストラスブール大学のシンポジウムでの発表原稿である。前者はフランス語、後者は日本語で書く。前者は、いただいたお題に答える形である。同じ問題を取り上げた論文を過去にいくつか書いているので、わりと気楽に構えている。後者は、はじめて取り上げるテーマで、構想はこの夏からすでに練り始めている。まだ時間があるから、年内は参考図書を読みながら、問題を絞り込んでいく。
 今日の万聖節の月曜日で休暇も終わり。明日から前期後半の授業が始まる。明日に予定されていた修士二年の演習は、学生たちの要望で開始を一週間遅らせた。それでも年内には予定の回数はこなせる。今月は、通常授業に加えて、修士一年向けの方法論演習が一コマ(三時間)、学部二年生向けの方法論入門一コマ(二時間)もあって、ちょっと忙しい。
 休暇中も日課のジョギングは休まず続けた。昨日は十五キロ、今日は十三キロ走った。ちょうど二週間前に痛みを覚え始めた右足裏の鶏眼も、塗布している薬のおかげで徐々に柔らかくなり、それに応じて痛みも軽くなっている。今日は二週間ぶりに足裏に何の手当もせずに走ってみたが痛みを感じることはなかった。それだけで嬉しく思った。これからも、悪天候の日を除いて、毎日走り続けよう。