赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

ナツメヤシの芽が出た

2006年08月16日 09時29分55秒 | 美しい風景
●お見事!ナツメヤシの種から芽が出た!

モロッコ土産にいただいたナツメヤシの種を7月10日、蒔いておいたら
芽が出てきた。このところの天候は、
サハラ砂漠も顔負けするぐらいの暑さに、ナツメヤシも故郷を思い出して目覚めたのだろう。
どこまで成長してくれるか楽しみだなあ~<中>{img20060816.jpg}

アラビア半島で暮らす人々にとってなくてはならないナツメヤシは、50度を越える夏の気温や雨のほとんど降らない砂漠といった過酷な環境に耐える数少ない植物です。
その木陰はアラブ特有の強い日差しを遮り野菜などの作物を育て、砂漠に涼風をもたらしているそうです。
そのように重宝されているナツメヤシは童話の中でもこのように書かれています。


- ナツメヤシの木 -  

さあみんな、私の周りに来て、遊びなさい。ほら、ここでは、あなたたちも私の家族なのだから。

私の甘美な果実を味わって、私の日陰のほうでひと休みしなさい

さあ子供たちよ、来なさい、さあ英雄たちよ、やって来なさい

今すぐ、ほらここに。あなたたちは野原の装飾なのだから。

私はね、あなたたちの土地にあるナツメヤシの木。
実のなる、木陰をつくるナツメヤシの木。
そのすべての恵みを与えるナツメヤシの木。
あなたたちの土地には私のようなナツメヤシの木がありますか?

私は、一生を沙漠で送る。黄褐色のその沙漠の砂の間で。

雨と、沙漠に流れる水を待ちこがれ寒さと暑さを味わうの。 
その寒暖の間に忍耐をみせるから。

私より以前にあった、ナツメヤシの木の娘たちが人生を過ごしたように

私の枝たちは、アッラーに感謝をささげているの。
アッラーが恵んでくださったもの、お飾りになったもの、
ハチや鳥達の住まいにしてくださったことに対して。