赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

壁画を見る 9

2006年10月20日 15時20分03秒 | デジカメ旅日記
●白砂壁画を見る 9

雲杉坪リフトを降りたところ、白水河で昼食を取る。
ここは中国四川省の名勝地 「黄龍・九寨溝」に似せて、ミニチュア番が作られている。
九寨溝のあの滝、黄龍の棚池などそっくりだ。水の色も・・・・そしてヤクなども放たれていて
昨年訪れた感動を彷彿とさせたほどである。


山を下って白砂村へ向かう!
ナシ族が最初に集まって住み始めたところであり、麗江の木氏土司の発祥の地だそうだ。
小さな村にしては大きな楼閣や古い建物が目に付く、一時は学校として使用されていたが、
今は隣接地の瀟洒な小学校から子ども達の声が賑やかに聞こえていた。
この建物群にある麗江壁画は明時代のものであり中国第1級の文化財だと言う。
この麗江壁画は撮影禁止だった。
壁画は少々傷んでいるが判別・観賞には差し支えない。
やはり宗教絵だが、仏教の釈迦牟尼仏を中心に、道教の像やラマ教の像まで描かれている。
宗教の異なる像を混ぜ合わせて描かれている絵画は珍しいそうだ。
ナシ族が寛容性豊かな民族だったのだろうね。
因みに日本人のルーツだと言う説も、昨今論じられているそうですよ。
よく見ると顔も、体型も良く似ているし、
言葉も発音が良く似たものが結構あるらしい


悲しき恋 8

2006年10月20日 09時24分14秒 | デジカメ旅日記
●玉龍雪山へ向かう 8

ホテルから真っ直ぐに伸びる道路を走る。
沿道には牛馬が放牧されている。馬に乗って移動するチベット族に一団にも
出会うなど、これぞ雲南省という風情である

山の麓近くのゲートで入山料を払う。係員がバスの中まで人数確認に入ってくる。
1人80元(約1200円)なり・・・・少々高い気がするが・・・
曇天のなかでチラッと氷河?玉龍雪山が見えた。
皆で歓声を上げた。諦めていた天候に・・・・・
これで満足したと納得する者、モット期待を膨らませる者性格の差が出る。

ナシ族男女が第3国と呼んだ「 雲杉坪」へのリフト乗り場へ着いた。
スキー場にあるあの、2人乗りのリフトだ。スキー場と違って結構高いところを
運行しているから下を見ると怖くなってくる。

大きな杉木の枝にハート型のお守りのようなものが散見される。後で聞き
分ったことだが、これは昨晩見たナシ族の第三国への心中に因んでハートのお守りのような
ものに多分「二人が幸せになれますように」の祈ってこのリフトから投げたのであろう!
現代のナシ族(中国人)の遊び心だろう。

無事雲杉坪の入り口へ着いた。高度はどのぐらいだろう多分富士山の頂上ぐらいはあるだろう。
10分ほど傾斜地を登る。またまた心臓がダンスをしだしたようだ。
大きく深呼吸をしながらゆっくり登る。
整備された木道の両側には苔生した地肌が水滴で光って見える。
苔に覆われた倒木にはキノコが見える。
突然杉林がパッと開けて青い空、草原のような円形の平地が広がった。
ここが雲杉坪か?ナシ族の娘達が民族衣装で出迎えてくれた。

天候に恵まれたならここからの玉龍雪山も傑作らしいが今日は何も見えない。
残念 !残念だ! 残念だなあ~

ナシ族の民族衣装を借りて記念撮影をする。
衣装代は 5元(75円)だった。


彼等も勝手に写真を撮りに来て、写真?写真?買うように要求するが・・・・
ここでもデジカメですよ
デジカメで撮ったものをすぐさまパソコンのデスプレーして買うように見せるのです。
我々は買うことはありませんが、フイルム写真と違って直ぐに消去できるからダメージが少ないですよね。

登った時のリフトを同じ様に降りる。
やあ~下りは怖いよう~
下を見ずに、遠くを見ていよう!


玉龍第三国(心中)
昔昔ナシ族の男女は自由に恋愛をしていたが、親の反対などでその恋が
成就されないことが多々あった。恋人達は愛の昇華と永遠の幸福を求めて心中を選ぶ事になる
そして彼らはこの世とあの世の間にある第三国で幸せになろうと願った場所である。