こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

竹内まりや   「とどかぬ想い」'84年

2009-09-18 06:00:02 | 音楽帳


FMの音 流れる この部屋にいるのは
ふたり だけ
ときめくままに 夜を飛び越えて しまえたら
なんて 素敵

ことばにする 勇気がなくて
せつなくなる

ここに 私を呼んだこと どう思えばいいの?
何か 言って

私だけの 勘違いなら
あきらめるわ

許されない 愛にとまどいながら
胸に 秘める 想い
胸に 秘める 想い
胸に 秘める 想い


作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや


1984年 アルバム「ヴァラエティ」より

***

アルバム「ヴァラエティ」は、高校生の頃、よく聴いた。
1982年、山下達郎と結婚してから、家事に専念するため引退した彼女が、家事の合間を見て日ごろ創りためていた曲があったのを、達郎さんが、それぞれの曲の完成度が高いので、「アルバムにしたらどうだろうか」という提案で、実現したのが、この「ヴァラエティ」発売のきっかけだった。

当然、アルバムは、ほとんど山下達郎と竹内まりやの2人で創られているが、「本気でオンリー・ユー」では、丁度となりのスタジオで矢野顕子さんと坂本龍一が作っていた「峠の我が家」の録音に出向いて、昔は毎日2人でだらだら過ごしていたという旧友(山下達郎と坂本龍一)同士の縁があって、坂本龍一が、ピアノを弾いている。

***

「ヴァラエティ」は、その名の通り、様々なタイプの曲が、山下達郎曰く「幕の内弁当」のように、1枚の中に納まっている。

発売当時、2週間に渡って、「山下達郎のサウンドストリート」で、竹内まりやを招いて、特集が組まれた。
当時のラジオテープは、今でも大事に保存している。

その中でも、かたちんばが特に好きなのが、この「とどかぬ想い」という曲である。
自分の女神様=まりや様の声が、切ない1曲。

***

日々、仕事三昧で、疲れて磨り減るだけの中、竹内まりや様の曲は、その磨り減った自分を癒してくれる。

何十時間もかけて資料を作り、やっと昨夜、夜の12時までかけて創った資料が、今朝(17日)仕上がり、その資料を元に、またもや、その資料を元に、13:00から自ら会議進行を行い、何とか無事、会議は終了した。

少し、開放感があって、その後、机に座りながら、居眠りをしてしまった。

その安堵感からの眠りがひどいので、19:30に仕事を上がって、早々においとまして、20時過ぎ、東向島の駅前の中華屋で、一人きりでの祝杯を上げた。
ビンビール2本と、餃子・野菜炒め・ご飯を食べたら、もうふらふらで、21時過ぎに家に帰ると、灯を付けっ放しで寝てしまった。

***

起きると、4:30.
眠れなくなって、音楽を聴き、またビールを飲む。
夜が、白々と明けてくる。

明日、1日行けば、5連休だ。

***

【昨夜のノートより】
今日も、泣きながら23:50まで仕事。
明日、午後の会議資料終わらないが、仕方なく、駅に急ぎ、0:00発の電車に乗る。
心身共に沈没しそうな感じ。
今日、兄とお袋さんで、まみちゃんを医者に連れてったが………。
兄から、午前中どたばた仕事している中、電話あり。

「……まみちゃんの内臓の悪さは、肝臓まで転移している。
……残念だけど、保って、あと2ヶ月だそうだ。
再入院させてきた。

土曜日に、お袋さんと待ち合わせして、引き取りに行ってあげてくれ…。
先生から、薬の飲ませ方と、注意点をよく聞いて…。」

やはり、まみちゃんの元気さは、一時的なものだったようだ。
土曜日、竹ノ塚の駅で、お袋さん・お兄ちゃんと3人で待ち合わせして、まみちゃんを病院から引き取り、東向島の我が家まで3人で連れてくることになった。

この5連休は、まみちゃんと過ごす、最後のバカンスになるのかもしれない。
最後の添い寝をしながら、まみちゃんと色んな話をしようと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹内まりや   「駅」 '87年 

2009-09-18 05:14:08 | 音楽帳


以前に、ニコニコ動画から、この、私の女神の中の1人、まりや様の素晴らしい2000年の武道館ライブでの「駅」の動画をアップしたのだけれども、また聴きたくなってニコニコ動画に行くけれども、削除されていて、YOUTUBEにアップされていたので、再アップしました。

ニコニコ動画より、動画の画質が落ちてしまっているし、画面が左右反転してしまっているけれども、どうしても聴きたくなってしまったので、再アップしました。

***

DAVID SYLVIANの「9月」をアップした際に、

「やはり、今年も、9月がやってきて聴くのは、アース・ウィンド&ファイアの「セプテンバー」でもなく、竹内まりやの「セプテンバー」でもない。
 深遠なるデヴィッド・シルヴィアンの名曲「セプテンバー」である。」

と書いたが、それは、メディアの短絡さを言いたかったので、9月1日になった途端に急に「今日からは、9月、秋ですねえ~」という、FMのどうしようも無い、アホなDJに、女神様=まりや様の曲を、やたらとかける知能度の低さを言ったのであって、竹内まりやさんは、「不思議なピーチパイ」も含めて昔から、大好きである。
1982年に山下達郎さん(この人の音楽の素晴らしさにも、ただ感服するばかりである)という素晴らしい伴侶を見つけて以来、メディアに出る機会は少なくなったが、久々に、というか、ほとんど世間に顔を出すことの無くなったまりや様の2000年の武道館ライブでの歳を取ってさらに美しくなった彼女の美しさ、そして、心のこもった歌い方、胸が打たれます。

***

この「駅」のライブの素晴らしさ。
「駅」は、1987年の曲で、まりや様が、作詞・作曲した名曲だが、時代を越えて残る曲の中の1曲だと思う。

別れて2年という間の時間の経過、それによってそれぞれの道を歩きだした2人。
そんな中、彼のレインコート姿の寂しい背中にばったり駅で出会ってしまう。

しかし、このたった2年が、もう戻しようも無い、それぞれの線路の違いへと繋がってしまった事実は変わらない。
わずかな時間と共に、もう戻しようもなくなってしまった事実、時間の残酷さ、それが、見事に表現されたリアルな曲である。

バックで、リズム・ギターを山下達郎が刻んでいる。
キーボードの人が、泣きながら演奏をしている姿が印象的である。

***

このライブDVDが欲しくて探している。
去り際に、手を振るまりやさんの手の振り方が、昔と同じように、独特な、アメリカナイズされた、彼女の昔と同じ手の振り方であるのも印象に残る。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする